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お花見と、残雪と・・・③清里「夢ペンションファニーポケット」 [2024・4月清里~松代~津南]

夕ご飯の開始時刻6時半となって、ダイニングへ向かいました。
壁を飾る絵画、インテリア小物たちのの中で、まじまじ眺めてしまったのが、下の手書きのイラスト数点、他にもあり。
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常連さんが描いたとの…ファニーポケットさんのメニューたち。福島表磐梯のペンションでも同様のものを見ていました。こちらの食事が気に入って描いたのでしょうね^^

初めに飲みものを決めます。夫はピルスナータイプの生「ハートランド」、私は白ワインで「ここまでお疲れさまでした」[ビール]
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鴨肉、フルーツトマト以外は、ボイルやマリネしたお野菜色々。地の素材を活かした前菜となります。
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マグロとホタテ、アボガドのカルパッチョ風は、海苔の上にのせて頂くスタイル。
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それぞれお寿司のネタとしても美味しいだけに、アルコールのつまみにもピッタリな感じを受けました。
この結果・・・アボカドから実生した観葉植物の鉢が屋内にはいく鉢もあった!(^O^)

蕪を裏ごしたスープと伺った気がします。丁寧に作った様子の伝わる、優しい味のなめらかスープ。
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魚料理はサーモンとエビを温熱調理、ソースが美味しくて添えてあるパンで綺麗に食べてしまいました[るんるん]
湯気をたてたプレートの向こうに作った人の顔が見えるような、味わい深いメニューはどれも美味しかった。
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お口直しのグラニテもありますよ、これでさっぱり♪ 次への切り替えOK!
最後のひと皿は、粒マスタードのせポークソテーに温野菜。
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お肉と一緒に提供されたご飯は、新潟・村上出身のご実家からのものと。ぬか漬けが出るのも嬉しい。
洋風に和のテイストも盛り込んだ創作コースは、奇をてらわない内容、味付けで、本格フレンチまではいかないが、じゅうぶん満足のいく食事です。
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デザート3点盛りも手間かかってます。当然美味しくて、手作りジェラートはもう少し食べたいくらい(^Д^) 「コーヒー、紅茶のどちらにしましょうか」と聞かれ、「コーヒーで願います」・・・オーナーが目の前で丁寧に淹れてくれます。

立ち入ってお聞きする事ではありませんが、某一流企業を脱サラした先のオーナーが1985年に始めたペンション「ファニーポケット」。
これだけの建物、設備投資等考えたら・・・ふたりして「スゴイ資金力ですね!」と言ってしまった程。そのご主人が突然亡くなられて、残された奥様の心中を想像しただけで複雑な気持ちになりました。
同じ状況に関わらず生きて、旅をしている私の姿、どのような思いで見ていらしたのでしょう。・・・しばらくの休館の後「僕はこのペンションで育ちましたから。同じように脱サラで戻ってきて、2018年に引き継いで再開しました」と息子さん。
現オーナーの息子さんも、いかにもペンションオーナータイプ♪ 可愛らしい奥さんは島根の方だそう。
私達も島根は一応訪問済みゆえ、「コナン空港や、砂丘はわかるんですけど、大山は?」「大山も、境港港も、どちらも鳥取です」「でも一畑電車は島根よね」なんて、これも他のお客さんがいないゆえの会話でした。
「宍道湖七珍まではいきませんでしたが、出雲蕎麦、しじみ汁は飲んできましたよ」と言って笑いあいました(≧▽≦)
我々と同年代のママさんに、息子さんご夫婦と3人で再開された宿。家族経営の小さな宿ならではの和やかさにあふれた夜。開始から2時間近く、思いもかけず楽しいひと時を過ごしてしまいました。

温泉ではないけど、ハイテク温泉[いい気分(温泉)] 翌朝に浸かったのは覚えているのですが、夜も入ったのだっけ??
中二階から借りてきたDVDを2本観てから眠くなって、気持ち良く寝てしまったみたいでした[眠い(睡眠)]
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充分な広さの、何時でも好きな時に入れるお風呂がありながら、結局そう入るでもなく終わる。

このペンションへかけたオーナーご夫婦の思い、受け継がれたのが伝わってくる。ご家族の人柄のにじみ出た丁寧な食事は、朝食も同様でした。朝のダイニングではBGMも流れていた[るんるん]
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ふわふわの丸パンと、パリっとしたクロワッサン。八ヶ岳の麓で育まれた牛乳はピッチャーに溢れんばあり、カウンターからセルフで。
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お野菜が沢山摂れるサラダ、ドレッシングがからみ易くカットされたキュウリと、オリーブが目を惹きました。ハム・ソーセージ、オムレツのメインプレート。
オレンジジュースもあります、野菜スープと合わせた、リゾット風メニューも食べて、もうこれ以上は入らない[グッド(上向き矢印)]
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ヨーグルトと、美しくカットされたフルーツ達。朝の淹れたてコーヒーは、ノリタケのカップで♪
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朝食時間も静かで気持ちが良かった[グッド(上向き矢印)]
ペンションの建物は修復工事中であったけれど、そうして今日まで大切に守り続けてきたオーナーご家族にとっては、日々の仕事の場。館内も本当に驚くほど綺麗にされていました。
4月1日(月)より一泊で、27600円。そこにアルコール代2000円は別で。ペンションの宿泊料としては高めかなと感じますが、部屋ごとにトイレ、バス付なので。
しかし三泊中で、ここの宿泊料が一番高かったのでした。なんで?…と思ったあなた。後でわかります( ̄∀ ̄)
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翌朝も良いお天気でした。ファニーポケットさんから出てすぐのT字路からはウッスラながら、大きな富士山の姿が見えたものの、畑の柵があって写真には撮れません。残念なり[たらーっ(汗)]
続きますね。

※曙産業のスライサー きゅうりを3種類のカット(ウエーブスライス ワッフルスライス 細切り)可能なきゅうりウェーブスライサーとわかりました。
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お花見と、残雪と・・・②清里「夢ペンションファニーポケット」 [2024・4月清里~松代~津南]

夢ペンションファニーポケットさん、シートを被っていて…残念!と言われてしまいましたが、好きなんですよ[るんるん] こうした小ぢんまりとした、オーナー家族の顔が見えるペンション♪
ほとんどのところで一所懸命の接客と、美味しい料理を提供しています(数ある中には、そうでないところもあったけど)お風呂もほぼ貸切で入れるし、一番は泊まっている間の和む雰囲気[るんるん]
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ママさんの出迎えを受けて中へ。
全室5部屋 4部屋は内風呂付きで、朝まで解放している貸切風呂が一か所(温泉ではない)人口温泉との記載がありました。
そして、なんと!!確か二組予約があったはずが、私達ひと組の貸切なんですって!これまでも貸切の経験は数回ありますが、私が予約さえ入れなければ、ご家族でお休み出来たろうにって申し訳ない気持ちになってしまうのです。
案内されたダイニングのテーブルに座り、記帳。カウンターの向こうには、立派なカップボードあり。
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天井の高い吹き抜けのダイニング、普段であったら5部屋満室であってもいいはずですのに。この場所の標高は792mですって、そんなに上ってきていたのか?実感わかず。
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夕食時のドリンク以外に、自己申告のソフトドリンク、お勧めのワイン&アルコール類の案内ボード。フリーのコーヒー、紅茶のコーナーとあります。
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吹き抜けの中二階には、部屋に持参して鑑賞可能なDVD、本、おもちゃにゲーム。小さなお子さんの好む可愛らしいスペースとなっていました[るんるん]
小さなお座布団、♡マークのクッションと椅子など置いてある様子は、まさに80年代の「清里ブーム」を思わせます。
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館内各所に観葉植物、可愛らしい小物も飾られています。一階角の「ベコニア」のお部屋だったかな。
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40年経つとはとても思えない綺麗なお部屋で、ママに私「綺麗にされてますね~~」と思わず言ってしまいました。
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ドアを開けて右に、洗面、トイレ、タイル張りバスと配置されていて。ひと組だけであったからか、また大きさ、内装と全く同じであったからか、貸切風呂の案内はありませんでした。意外にもツルツルして気持ちの良いお湯です。

クチコミがとっても好評な夕ご飯、待ち遠しくてふたりしてお昼寝[眠い(睡眠)]
さて、時間がきたので(お電話で連絡がきたのでしたっけ?)

この続きがあったのに、焦って消してしまいました[たらーっ(汗)] 仕方がないのでこのままアップします。
残しておきたいのは日々の記録も・・・でも書く時間が!追いつかない(笑)
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お花見と、残雪と・・・①一泊目の清里まで [2024・4月清里~松代~津南]

暑くなく、寒くもない、心地良く過ごしやすい季節がやって参りました。季節を楽しみ、次々に咲いて変わりゆく花々を目にする度、その時だけの光景を目的に外出したくなる…この時季。
春休みだから、どこかへ泊まりに行こう!となり行ってきた・・・今月初めの旅日記に、今回からしばらくお付合いを下さいませ。

我が町ではまだ固い蕾であった桜でしたけれど…。
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これ以上望めない程見事に咲き誇る北斗市の「神代桜」です。福島県の「三春滝桜」、岐阜県の「根尾谷淡墨桜」と並ぶ 「日本三大桜のひとつ」とか。とても平日とは思えない人の多さでした。  4月2日撮影。

この日泊まるのは清里なので、ゆっくり目の出発。ルートも佐久平までは北関東道に合わせて一般道の利用です。
通りがかった足利の町にて。足利と言ったら「ぱんじゅう」[るんるん] 「久しぶりにぱんじゅう食べたいな~~♪」、平日だったから並んで買う人もいなくてラッキー♪
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看板に手書きのカタカナで「パンヂュウ」と書かれていますね[目]このレトロな屋台で販売しています。
パンでもお饅頭でもない、B級オヤツのぱんじゅう。知ってますか~~?
試しにグーグルでくぐってみたら、北は北海道小樽から南は三重県まで、同じ名前で日本中に似ているものがある様子。 私は夕張の町で、北海道・ぱんじゅうを食べました。
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※ぱんじゅうとは・・・UFO型のホットケーキ状の生地・小麦粉を溶いた皮の中に、塩味のついたこしあんがギュッとつまっている。一口サイズの素朴なお饅頭のこと。
5個で200円になっていました。確かずっと以前は同じ5個で100円くらいだったような、でも焼き立てならではのカリッ、ふわの皮、中の甘じょっぱい餡子の味も変わらない。
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中央にジャスト、店の真ん前に標識・信号機の写った一枚!通過途中に撮ったから仕方ないかな[あせあせ(飛び散る汗)]
すぐ脇の道路一本を隔て日本最古の大学である「足利学校」、「足利氏宅跡」として国の史跡に指定された「鑁阿寺(ばんなじ)」が建っています。
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また足利と言えばの「渡良瀬橋」。これは定かではないので、もしも違っていたらゴメンね~~。

宿泊先でのおビール&夕ご飯に備えて、通過中の早めのお昼。
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私も、夫も、なんと!初「王将」でした。王将と言ったら、王将餃子。
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お野菜多めで肉感なしの王道の味かな? 私オーダーのエビチリ&ライス、夫の王将ラーメンと、可もなく、不可もなし。安くて、早いのが魅力に感じました。

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真っ白な雪を頂く山梨側から眺める富士山は、カメラを出すのが遅いばかりにシャッターチャンスを逃してしまい・・・。その前には浅間山の綺麗なシルエットも同様に撮り逃しています。調査係兼カメラ係として失格です( ̄∀ ̄)
そうする内に目の前に広がる、南アルプスの山々が綺麗。
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清里地区内でも「萌木の村」、点在する清里のペンションたちとは少々離れた、別荘地のような場所です。
これからの季節はエントランスからはじまって、豊かな緑に囲まれ、The・ペンションのムードで佇んでいると思われます。(上の画像は旅行サイトからの拝借!)

「夢ペンションファニーポケット」さんは1985年オープン。2018年に長男である現オーナーさんが引き継いでいます。ご長男夫婦と、ママさんと3人で営んでいる、全5室のペンション。
実は外壁がペンキ塗りの最中で、3月末終了のはずが伸びてしまい、全体がシートに覆われている最中です。
数日前にママさんから、その旨のお話で「それでも大丈夫でしょうか」と確認連絡がありわかってましたけれど。  それでも人気のペンションだけに、意外でした・・・
続きますね。
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