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太平洋を見ながらドライブ、これで最後 [2010・3月宮城・鎌先温泉]

翌日、私達が向かった亘理町は宮城県の南東部。仙台市から名取市へ更にその先へと、南下したところにある海沿いの町です。
私は今回が三度目の訪問です。
夫は仙台へお墓参りした後、実弟夫婦を同伴しての訪問がプラスされて四回目となりました。
亘理の荒浜.jpg
亘理町の荒浜漁港の風景。
はるか遠くには蔵王を初めとする、山形県の山々が雪をかぶった真っ白な姿で見えていました。

亘理町での目的は、新鮮な魚介類の数々です。
こちらでは春は「あさりめし」、夏は「しゃこめし」、秋は「はらこめし」、冬は「ほっきめし」と、一年を通して何かしらの飯が食べられるのですから[手(チョキ)]
また東北一の生産量を誇ると言う亘理のいちごは、1月~6月の期間中は観光いちご園でのイチゴ狩りが楽しめるという。
どうして私が、このようなことを知っているかと言いますと・・・もう10年位前だったかしら・・・
一時「バリ島へ行きたい」熱[揺れるハート]が強かった時期がありまして、その関係で行きつけのサイトのリンク先まで飛んでいったことがあったのです。
それは仙台出身の女性のところでした。日本で知り合われたインドネシア人の方と結婚後はインドネシア在住ながら、里帰りをした時に必ずと言うくらいに亘理町の「田園」で食事をされたり、子供達といちご狩りをするなどの日記を彼女が書かれていたからなのです。
そこで早速に、あれは鬼頭温泉郷へ行く途中だったか「和風レストラン 田園」でほっき飯を食べてみたと言う・・・ホントに素直な私なのだ[あせあせ(飛び散る汗)]
その後に再訪もしているものの・・・その時は大晦日とあって配達の忙しさからかお店が閉まっていたのです。
そこで、そのすぐ近くの「和風レストラン かに座 うお座」にて。でもその店では私、ほっき飯というより海鮮ものを食べた記憶があります。

地元・荒浜漁港で連日水揚げされる、5月までが「旬」のホッキ貝。
刺身や鮨ネタ(これと前後して北海道では、ホッキ貝をお刺身で頂きました)などの食べ方がありますが、ここでは郷土料理「ほっきめし」が一押しとのこと。
「ほっきめし」とは貝の内臓や身を醤油などでさっと煮込んだだし汁でご飯を炊き、薄く切ったほっきをご飯に盛り付けたものだそうです。
貝の旨味を含んだご飯、身のシコシコとした食感、口の中には独特の風味が広がるのです。
「田園」は私達が亘理町へ向かうと言ったから、宿泊した宿の従業員さんにもその朝お勧めされたところでした。

一応私にも「今回は、ここ」ってめぼしをつけてきた、お店もあったのです。
ところで、ここで困ったことが[バッド(下向き矢印)]
朝ご飯をしっかりととってしまっていたから、ふたりとも全くお腹が空いていないのだ。
市場もやっていなさそうなムードが漂っています。仕方がないのでプレハブのような簡単な建物のお店で、ほっきのお弁当を買って帰りました。それと、カレイの浜焼きです。
お店の前に行くとすかさずサンマのつみれ汁のサービスがあります(これは両店とも同じ模様)、そしてお店の裏側に身をむいた後に捨てた貝殻がこれでもかってくらいにあったのは嬉しかったなぁ[わーい(嬉しい顔)]
漁港の周りを車で走った時に見かけた、大きな薄茶色の建物は「わたり温泉 鳥の海」。
もう温泉にはいっぱい入ってしまっていたから行きませんでしたけど、ここの1階にも亘理町の名産品が沢山あったらしい・・・

次に向かったのは、宮城県と福島県との県境・相馬市でした。
そう、遠くに太平洋を臨みながらのドライブって訳なのさ[グッド(上向き矢印)]
BGMは勿論、サザンよ[るんるん]
福島県の途中まで開通している常磐道でもって、私達は家まで帰るつもりなのです。

相馬市には、子供が小学生~中学生(もうその頃には、無理やり付き合わせていたって感じでしたけど・・・)毎年のように潮干狩りに出かけていた松川浦があります。
       松川浦1.jpg
松川浦(まつかわうら)は福島県相馬市にある潟です。
訪れた時、この海では海苔の養殖をしているらしく・・・・潮干狩りは、もう少し後だそうです。

潮干狩りに限らず、何にでも性格って出るものですね。
一生懸命に貝を採るのは夫と母。
その頃すでに病気で身体が大変な状態であった父は仕方がないにしても、私と息子はあっちへフラフラ、こっちへフラフラって遊んでばかりいて、何時になっても網に貝が溜まらないのだった[がく~(落胆した顔)]
確かに、砂にもぐったアサリを無理やりに砂の中からムギュッと引っ張り出すのは面白い、でもすぐに飽きてしまうの[あせあせ(飛び散る汗)]
それでも潮干狩りの後に食べる、潮風にふかれてのお昼ご飯の味は格別でした。
特に亡くなった父は、近くで売っている浜焼きをとても楽しみにしていたのです。

そんな思い出のある松川浦を訪れたのは、10年ぶりぐらいの事でしょうか。
松川浦2.jpg
そこでは、ちょうど不定期に開催されていると言う「海の幸まつり」の最中でした。
入り口の脇で振舞われていた「カニ汁」を、私達も頂きました。美味しいけれど私には塩分が強すぎたから、ほんの一口だけ頂きました。
もち米を炊いたところに、カニの身をほぐして混ぜたカニ飯を買いましょう。
それにカレイの干物に、やはりここではアサリは買わないとね。小さいけど高級魚「のど黒」の下ろしたものも安かったのです。
とっても気さくで商売上手な地元のおばちゃんたちは、威勢が良くて元気そのもの[ダッシュ(走り出すさま)]
小女子と干し桜海老をおまけしてもらいました。
この後「道の駅 相馬」でお野菜のお買い物をして、常磐自動車道にのって無事夜の7時過ぎに帰ってまいりました[グッド(上向き矢印)]
               松川浦3.jpg

それでほっき飯やカニ飯、カレイの浜焼きはって?夕ご飯に食べたのですけれど・・・どれも画像はありません。
翌日からの家の夕ご飯は、カレイの干物やのど黒、それにあさり尽くしとなってしまいました。
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デルフィニウム

充電するんですね。
メモリーステックが使えればいいのに。

うちにはボーズもいますので^^;
by デルフィニウム (2010-03-23 16:24) 

hana2009

デルフィニウムさんへ

ボーズって???
スピーカーのBOSE?それとも海ボーズ?やんちゃボーズ?

上に書いた日記に対するコメントだったら、もっと嬉しいな♪
by hana2009 (2010-03-24 14:25) 

hana2009

よーちゃんさん、j-yoshiさん、ほりけんさんへ

nice!を、ありがとうございます。

by hana2009 (2010-03-24 14:26) 

hana2009

うしさんへ

nice!を、ありがとうございます。
by hana2009 (2010-03-25 16:26) 

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