安曇野市穂高「碌山美術館」 [2011・8月山梨・長野・夏休み]
もうすでに9月に入っているというのに・・・今週は、先月の長野旅行の続きを書いていきたいと思います。
長峰山から全体を眺めた後は、安曇野の地に点在する美術館。せっかくですもの、一館くらいは見ていく事に致しましょう。
訪れたのは、日本の近代彫刻の扉を開いた…荻原守衛(碌山)1879-1910の作品と資料の展示、公開がされている「碌山美術館」。
東穂高村=のちの穂高町=現在は安曇野市出身の、彫刻家・荻原碌山の個人美術館です。
入り口のところにつながれて、ご主人様の帰りをじっと待つわんこの姿。
心なしか寂しげで、元気がないように見えました。
教会を思わせる、シンボリックな建物「碌山館」。こちらには、碌山の彫刻・絵画・書簡等が展示されています。
「東洋のロダン」とも言われるだけに、ロダンの作品には大いに影響され、また親交もあった様子が伺えました。
代表的な作品「女」や、絵画の収蔵された館内。
アメリカ、フランスに留学をした後、キリスト教精神に生き30歳で夭折した碌山の生涯が忍ばれました。
また碌山と関係の深い芸術家達。
交友のあった高村光太郎、戸張孤雁「とばりごがん」、中原悌二郎の作品も展示されています。(どちらも名前くらいは聞いた事がある。よく知らない人でした)。
それでも、碌山につながる日本近代彫刻の流れを実感する事は出来ました。
右は、入り口近くに野外展示をされている「労働者」の像です。
安曇野の象徴的風景として知られる、敷地内に建つ洋館のたたずまい。
ミュージアムショップも素敵。全体的にとてもムードの良い。私もそうでしたが・・・特に美術や彫刻に興味がなくても、一度は訪れておきたいお薦めの場所なのでした。
http://www.rokuzan.jp/
明日は、松本城の予定です。
長峰山から全体を眺めた後は、安曇野の地に点在する美術館。せっかくですもの、一館くらいは見ていく事に致しましょう。
訪れたのは、日本の近代彫刻の扉を開いた…荻原守衛(碌山)1879-1910の作品と資料の展示、公開がされている「碌山美術館」。
東穂高村=のちの穂高町=現在は安曇野市出身の、彫刻家・荻原碌山の個人美術館です。
入り口のところにつながれて、ご主人様の帰りをじっと待つわんこの姿。
心なしか寂しげで、元気がないように見えました。
教会を思わせる、シンボリックな建物「碌山館」。こちらには、碌山の彫刻・絵画・書簡等が展示されています。
「東洋のロダン」とも言われるだけに、ロダンの作品には大いに影響され、また親交もあった様子が伺えました。
代表的な作品「女」や、絵画の収蔵された館内。
アメリカ、フランスに留学をした後、キリスト教精神に生き30歳で夭折した碌山の生涯が忍ばれました。
また碌山と関係の深い芸術家達。
交友のあった高村光太郎、戸張孤雁「とばりごがん」、中原悌二郎の作品も展示されています。(どちらも名前くらいは聞いた事がある。よく知らない人でした)。
それでも、碌山につながる日本近代彫刻の流れを実感する事は出来ました。
右は、入り口近くに野外展示をされている「労働者」の像です。
安曇野の象徴的風景として知られる、敷地内に建つ洋館のたたずまい。
ミュージアムショップも素敵。全体的にとてもムードの良い。私もそうでしたが・・・特に美術や彫刻に興味がなくても、一度は訪れておきたいお薦めの場所なのでした。
http://www.rokuzan.jp/
明日は、松本城の予定です。
2011-09-05 07:28
thanks(58)
コメント(16)
日本の彫刻や美術の黎明期の息吹を感じますね。
碌山館の建物、風格ありますね。
それにしても、つながれていたわんこ気になります
by ameya (2011-09-05 10:01)
長野県には美術館がいっぱいありますね。
ゆっくり見すぎてバスに乗り遅れたことがあります。次のバスまで2時間ww
by サンダーソニア (2011-09-05 10:41)
あまり大きい美術館ではないですが、趣のあって蔦の絡まる建物が
いいですね。
彫刻というか美術的な感覚がまったくない私ですが、力強い作品や
癒される作品など、色々あって楽しめる美術館ですね。
by Live (2011-09-05 10:43)
本当に彫刻に興味がなくても行って見たくなる素敵な建物ですね。
分からないながらも、あっ、労働者の腕の加減がロダンかな?(^^ゞ
by まゆまき工房 (2011-09-05 11:09)
ameyaさんへ
日々の生活の中では絵画よりも彫刻は、もっとも遠いものに思えます。
だって見ても、どこがどうなっているのか、どこが良いのかもわからないし・・・
わからないながら…どの作品からも迫力を、力強さが感じられました。
サンダーソニアさんへ
長野市以外へは、電車やバスで移動するのは難しいものですね。
長野ではありませんが、私も那須高原でやっちゃいました。
Liveさんへ
この蔦の絡まる建物は、これからの季節はきっと美しいでしょうね!
自慢にもなりませんが、彫刻は私も全く理解出来ずにいる領域です。
まゆまき工房さんへ
ちひろや、絵本美術館は何年か前に行ってしまったものですから、最も近かったこちらにしました。
「労働者」の像からは、人間の身体のもつ力が感じられました。
よろしければ…香蘭はこちらですhttp://r.tabelog.com/tochigi/A0901/A090101/9000053/
by hana2011 (2011-09-05 15:07)
こんにちは
安曇野は、いわさきちひろ美術館には行きますが、
このような素敵な美術館もあるのですね。
今度、ぜひとも行って見たいと思いました~
素敵な美術館のご紹介をありがとうございます^^:
by スマイル (2011-09-05 16:55)
こんばんは。
最後の荻原碌山の作品、東洋のロダンと言われることだけあって、
ものすごくロダンの彫刻に似ていますよね。
美術館って1つ1つをじっくりと見ていくと、時間が経つのも忘れて
しまうくらい集中してしまうのですよ^^素敵な美術館ですね^^b
by perseus (2011-09-05 17:46)
昔、読んでいた漫画の中に出てきた美術館なんで、
行った事がないくせに妙に親近感が・・・(^◇^;)
いつか機会があったら絶対に行ってみたいです~!(^^)!
by まつき (2011-09-05 17:51)
雰囲気のある場所に建ってるんですね~ヾ(∇'〃)
by nano (2011-09-05 18:19)
長野・・・以前仕事でよく行ったので
足があまり向かないです^^;
by くまら (2011-09-05 18:41)
スマイルさん、こんばんは。
いわさきちひろ美術館の方が周りにも数多く美術館がありますね。一昨年には、いせひでこさんの原画展も見ました。
こちらは、もっと駅の近くです。
安曇野の美術館は、どれもこじんまりしているけれど、どれもそれぞれにムードがあるから…好きです。
いいえ、そのような・・・お役に立てて良かったです。
perseusさん、こんばんは。
オーギュスト・ロダンと言えば、ロダンと彼の教え子カミーユ・クローデルとの関係を描いた映画がありました。
見たいと思いながら、今だ未見のままです・・・
日本にまだ彫刻と言う概念のなかった頃、遠い外国で働きながら学ぶ苦労も伺うことが出来たのでした。
まつきさんへ
このように地味な一部の人にしか受けないような美術館なのに、そうして登場した事があったのですね。
でも思い出していただけて、良かったです。
nanoさんへ
お、黒さんでいらしてる!安曇野にあるだけで・・・もうムード満点ですから。。。
くまらさんへ
長野は、どこでももうご存知なのですね。
by hana2011 (2011-09-05 20:32)
よくご旅行されているんですね、長野特に安曇野はいい所ですが最近はおひさまの影響で混んでますね、ロケ地を見る為だそうですがドラマで見て夢を膨らませた方がいいと思うのですが?
by 馬爺 (2011-09-05 21:10)
腕を後ろ手に組んだ、丸みを持った≪女≫の造形は、
魅力的ですね。
入口に繋がれたワンちゃんも、彫刻かと思ってしまいました(^^)。
by はなちゃん104M (2011-09-05 21:32)
馬爺さんへ
ミーハー根性で、安曇野と松本のはしごをしてしまった私達。どちらも激混みでございました。
しかし、現在やっているドラマを見て…夢って膨らむものなのでしょうか。
はなちゃん104Mさんへ
実際のモデルさんは、皆さんスマートな方が多いのに…どうしてここまで立派な肉付けが出来るのか、私にはそこが彫刻の不思議さでもあるのです。
そう言われてみたら・・・本当に!nice!フォローをありがとうございます。
by hana2011 (2011-09-06 10:41)
nice!を下さいました、皆様へ
いつもありがとうございます。
by hana2011 (2011-09-06 10:43)
碌山館の建物。。。雰囲気があって素敵ですね♪(*^_^*)
私もワンちゃんは彫刻かと思ったので
ん?と・・。
だから心なしか元気がなく・・・見えたのですね。
by じゅりあん (2011-09-07 21:58)