北東北ポカポカ隊・・・奥羽の懐で、心安らぐ・・ [2012・8月宮城・山形・秋田・岩手]
また、しつこくも旅日記に戻ります。
この日の宿は横手市三内。田舎の長閑な景色を眺めながら、市内から山間部へ。
秋田県の南東端に位置する横手市三内地区は、奥羽山脈に囲まれた山村です。
これまで泊まった事のない、変わった、面白そうな宿という理由で決めました。
この宿にも仲居さんはいません。一泊目と同じパターンですね。
山の奥へ、奥へと進んでいきます。ガードレールがクネクネなのは、積雪の多さからなのでしょうか。
こんなところにホントにあるのと思ってしまう、昔ながらの・・・山間の一軒宿です。
ボロボロの外観から、また夫が「これで大丈夫?!」「もしかしてトイレが水洗じゃないとか、何か嫌だなぁ~」ですって。
失礼しちゃう、いくら激安宿好きと言っても、そこまでは致しません
横長の建物。
ほぼ真ん中辺りに、宿の歴史を物語る共同の炊事場が残っていました。反対側には懐かしささえ感じる、学校の合宿所のような洗面スペースも。
よく言えば、風情を感じる空間なのでしょうね。
創業53年の老舗温泉旅館です。
いつのころからか山仕事の人々が疲れを癒すようになったのが、三ッ又温泉の始まり。
古くから湧く温泉へは、湯治客達が馬を連ね訪れていたのだそうです。
2006年に一旦閉めるも、温泉再開を望む地元住民や常連客の熱い声に後押しされ再開を決意したと。。。
「木漏れ日の湯 三ッ又温泉」http://www.cs-mitsumata.co.jp/onsen/index.php
1階の廊下の最奥。
貸切風呂への入り口手前が、私達のお部屋「すずらん」。二間続きの和洋室です。
ドアを開けて右には、シッカリと広いおトイレ。左の洗面台周りも綺麗。
襖を開けると8畳の和室。和室の奥にはツインベッドの置かれたフローリングの洋室の間どりです。
清潔感の感じられる、明るいお部屋でした。
窓の外の源流のせせらぎが、自然からのBGM
お部屋、水回り共に新しめで、清潔そのもの。
何しろ今回の3泊中、こちらが一番高いお部屋なんですから
案内してくれたスタッフさんも「この宿の中で、最も良いお部屋ですよ」って。
嫌ですわ。おトイレのドアを開けたまま、写真を撮ってしまった。
アメニティには、女性用化粧品セットのサービスも。
洗面所の棚にコットンやリングケース、ポプリや炭を使った消臭剤が置いてありました。
館内の貸切風呂は二か所あり、どちらにも内風呂と露天風呂があります。
宿泊客でしたら貸切風呂は二十四時間何時でも使えるものと思っていましたら・・・無料なのは一度だけとか。
これは繁忙期であり、満室だったからかもしれませんが。。私が大浴場へ入れないものだから、交渉して特別に翌朝にも入れるようにして頂きました。
到着後すぐに入ったのは、露天付貸切風呂「三ッ森の湯」です。
木製の大き目の浴槽は、家族連れでも一緒に入れる十分な広さ。そして渓流沿いにある露天風呂は、まさにプライベート空間そのもの
ヒノキの香る内湯と、山間の森林浴を同時に堪能できました。
外の石造りの露天風呂。全体が虫よけの為の白いネットでスッポリと覆われてしまっているのは、何だか???って感じながら、その理由は翌朝実感しました。
ここで避けられないのが、カメムシ=「あねっこ」の飛来。
その為に部屋にはガムテープの準備も。
そしてこの地の短い夏に付きものなのがアブです。水のきれいな所に住む生き物であるアブ、それは仕方のない事ながら、刺されるのは嫌ですものね。
とにかく周囲にあるのは杉林と渓流のみ。これなら初夏には、蛍も楽しめるのではないかしら。…と言っても秋田は遠いですけどね。
翌朝、「両方ともお湯を入れておきましたから、どちらでもお好きな方をお使い下さい」と、言われて・・・
小さい方の「甲の湯」は三ツ森の湯より少し小さめの内風呂と露天風呂です。でも二人で使用するにはピッタリな広さに思いました。
単純アルカリ泉の、ちょど良い湯加減です。
前日のガツンとくる硫黄泉も好きな泉質ながら、透明でサラリとしているこちらの温泉も、肌に優しい感じで気持ちよく入れました。
次は、「谷の精霊」、「渓流の王者」とまで呼ばれる岩魚尽くしの夕ご飯です。
この日の宿は横手市三内。田舎の長閑な景色を眺めながら、市内から山間部へ。
秋田県の南東端に位置する横手市三内地区は、奥羽山脈に囲まれた山村です。
これまで泊まった事のない、変わった、面白そうな宿という理由で決めました。
この宿にも仲居さんはいません。一泊目と同じパターンですね。
山の奥へ、奥へと進んでいきます。ガードレールがクネクネなのは、積雪の多さからなのでしょうか。
こんなところにホントにあるのと思ってしまう、昔ながらの・・・山間の一軒宿です。
ボロボロの外観から、また夫が「これで大丈夫?!」「もしかしてトイレが水洗じゃないとか、何か嫌だなぁ~」ですって。
失礼しちゃう、いくら激安宿好きと言っても、そこまでは致しません
横長の建物。
ほぼ真ん中辺りに、宿の歴史を物語る共同の炊事場が残っていました。反対側には懐かしささえ感じる、学校の合宿所のような洗面スペースも。
よく言えば、風情を感じる空間なのでしょうね。
創業53年の老舗温泉旅館です。
いつのころからか山仕事の人々が疲れを癒すようになったのが、三ッ又温泉の始まり。
古くから湧く温泉へは、湯治客達が馬を連ね訪れていたのだそうです。
2006年に一旦閉めるも、温泉再開を望む地元住民や常連客の熱い声に後押しされ再開を決意したと。。。
「木漏れ日の湯 三ッ又温泉」http://www.cs-mitsumata.co.jp/onsen/index.php
1階の廊下の最奥。
貸切風呂への入り口手前が、私達のお部屋「すずらん」。二間続きの和洋室です。
ドアを開けて右には、シッカリと広いおトイレ。左の洗面台周りも綺麗。
襖を開けると8畳の和室。和室の奥にはツインベッドの置かれたフローリングの洋室の間どりです。
清潔感の感じられる、明るいお部屋でした。
窓の外の源流のせせらぎが、自然からのBGM
お部屋、水回り共に新しめで、清潔そのもの。
何しろ今回の3泊中、こちらが一番高いお部屋なんですから
案内してくれたスタッフさんも「この宿の中で、最も良いお部屋ですよ」って。
嫌ですわ。おトイレのドアを開けたまま、写真を撮ってしまった。
アメニティには、女性用化粧品セットのサービスも。
洗面所の棚にコットンやリングケース、ポプリや炭を使った消臭剤が置いてありました。
館内の貸切風呂は二か所あり、どちらにも内風呂と露天風呂があります。
宿泊客でしたら貸切風呂は二十四時間何時でも使えるものと思っていましたら・・・無料なのは一度だけとか。
これは繁忙期であり、満室だったからかもしれませんが。。私が大浴場へ入れないものだから、交渉して特別に翌朝にも入れるようにして頂きました。
到着後すぐに入ったのは、露天付貸切風呂「三ッ森の湯」です。
木製の大き目の浴槽は、家族連れでも一緒に入れる十分な広さ。そして渓流沿いにある露天風呂は、まさにプライベート空間そのもの
ヒノキの香る内湯と、山間の森林浴を同時に堪能できました。
外の石造りの露天風呂。全体が虫よけの為の白いネットでスッポリと覆われてしまっているのは、何だか???って感じながら、その理由は翌朝実感しました。
ここで避けられないのが、カメムシ=「あねっこ」の飛来。
その為に部屋にはガムテープの準備も。
そしてこの地の短い夏に付きものなのがアブです。水のきれいな所に住む生き物であるアブ、それは仕方のない事ながら、刺されるのは嫌ですものね。
とにかく周囲にあるのは杉林と渓流のみ。これなら初夏には、蛍も楽しめるのではないかしら。…と言っても秋田は遠いですけどね。
翌朝、「両方ともお湯を入れておきましたから、どちらでもお好きな方をお使い下さい」と、言われて・・・
小さい方の「甲の湯」は三ツ森の湯より少し小さめの内風呂と露天風呂です。でも二人で使用するにはピッタリな広さに思いました。
単純アルカリ泉の、ちょど良い湯加減です。
前日のガツンとくる硫黄泉も好きな泉質ながら、透明でサラリとしているこちらの温泉も、肌に優しい感じで気持ちよく入れました。
次は、「谷の精霊」、「渓流の王者」とまで呼ばれる岩魚尽くしの夕ご飯です。
53年、なかなか歴史ありますねヾ(∇'〃)
by nano (2012-08-24 04:57)
外観を見たときはちょっとドキッとしましたが
中はとてもきれいにしてあり気持ちのいいお部屋ですね。
ヒノキの香りは大好きです。
森林浴を楽しみながら浸かるお風呂は最高ですね。
by hirochiki (2012-08-24 05:47)
今年は2回温泉行きました~
秋には~又行くつもり~
天然に~拘ってますので~
シンプル過ぎるお風呂ですねぇ
歴史は~ある~うさこと・・変わらないくらい~(^^)v
by みうさぎ (2012-08-24 05:56)
和室でゆっくりくつろげそうですね〜
by pandan (2012-08-24 06:25)
素朴で素敵なお宿ですね☆☆
by rtfk (2012-08-24 06:50)
練習試合の応援に行きます。
by サンダーソニア (2012-08-24 08:14)
nanoさんへ
建物全体からも、古い歴史の香りがプンプンしています!ププッ
hirochikiさんへ
宿泊客があるのは年に半分くらいなのかな。日帰りのお客様は多そうですけれれど。。
だから外回りまでは手が行き届かないのは仕方がないのでしょう。
建設会社さんの経営だけに、中のリフォームはバッチリです。
みうさぎさんへ
7月、8月と私も行ってます。
来月はどうかなぁ~!?
宿の歴史=うさこさんの歴史と同じくらいですか?
pandanさんへ
私の場合、和室は必要ないのですけれど。。
rtfkさんへ
ここのウリは、素朴以外にない事でしょう!
サンダーソニアさんへ
いってらっしゃーい!気をつけて~~
by hana2012 (2012-08-24 08:51)
露天付き貸切風呂、両方とも素敵ですね~!
こんな素敵なお風呂があるのに、外観と休憩所の中途半端ぶりが
逆に新鮮に感じてしまいましたw
休憩所は共同炊事場の名残だったんですねーー。
そういう理由を知ると、見方も変わりますね^^;
by まつき (2012-08-24 09:07)
わー、山深い場所ですね。
こんな温泉行ってみたいです!!
by ameya (2012-08-24 10:46)
両方お湯入れてくれてたら
両方はいりたいなぁ。
でもどちらか選べといわれたら、
木のお風呂が珍しいので、木のお風呂がいいかな。
何も考えず、ぼぉっと湯ぶねにつかりたい。
今日またひとつトシをとりました。^^;
by がり (2012-08-24 12:02)
湯布院で娘とこんな内風呂温泉に泊まりました洋室はなかったです
by ミッチー (2012-08-24 12:39)
まつきさんへ
中途半端と言うより、もうボロボロ!
ここってググっても宿泊記のヒットがなくて、ある意味、カケで行ったしまったのですけれど。。。
ベッドと貸切風呂さえあれば、そしてご飯がウマウマだったら問題なし!結構楽しかったです。
ameyaさんへ
色々なところに泊まってはいるものの、ここまで何にもないところも初めての経験でした。
がりさんへ
私の入浴の為に、おじさんが早朝6時前からお仕事をしてくれたみたいです。
木の浴槽は肌触りが優しいから、いいですよね。
今日、お誕生日ですか!!
これはおめでとうございます~☆記事にアップはされないのかしら・・・
…ところで、お幾つに?なんて(笑)
ミッチーさんへ
お風呂の造りそのものは、別段変わったものではありませんでした。
by hana2012 (2012-08-24 13:19)
一番上の写真のグニャリと曲がったガードレールが気になる(^^;;
by OWD48 (2012-08-24 17:11)
温泉行きたいな~。^.^
by macky (2012-08-24 21:02)
昔ながらの温泉宿の趣ですね。
こんなところでゆっくり湯治と
洒落込みたいです。
by 哲 (2012-08-24 22:04)
OWD48さんへ
何しろかまくらが出来てしまうほど、沢山の雪が降るのです。
mackyさんへ
温泉は良いですね。私もまた入りたいなぁ~
哲さんへ
雪で覆われてしまう農閑期には湯治客で賑わった事でしょう。
私達はたった一泊、慌ただしいものです(笑)
by hana2012 (2012-08-24 22:15)
湯治場ならではなのかなぁ?
湯治場って行った事無いですが、TVで観るのは・・・な感じなので
良い所のような気がします^^;
by くまら (2012-08-24 23:40)
こんな温泉、サイコーですね!
色んなお風呂と魚尽くし料理とは(・∀・)
時間と財布の厚み(笑)がなくて行けませんが(≧∀≦)
by kiyo (2012-08-25 18:54)
こんばんは。
雰囲気のあるイイ宿じゃないですか^^。
温泉に浸かって、畳でごろ~んとしてたいかも。
by DEBDYLAN (2012-08-25 23:07)
くまらさんへ
お近くにあるのは、山代・山中と言った大型ゴージャス温泉街。石川では和倉温泉に宿泊した経験がありましたが・・・やはりゴージャス感プンプンでした。
湯治宿は、栃木県内にも数多くあります。
kiyoさんへ
ここまで秘境の一軒宿、宿泊したのは初めてながら・・・
こんなにまで何もない、何もなさを楽しみました。
ここはじゅうぶんリーズナブルなのです。
DEBDYLANさん、こんばんは。
本当にすることもなくて、夜も早寝してしまいましたが…それでも楽しかったです。
何でも楽しんだもの勝ちですものね。
by hana2012 (2012-08-26 21:59)
もう数十年も仮面夫婦の様な私達、
二人っきりでこんなひなびた、わびさびの有るお宿に泊まったら、
何をしてイイやら解らなくなってしまいそう・・・
万一間違いでも遭ったらどないしよう川≧∇≦川 おーほっほっほほ♪
by 薔薇少女 (2012-08-27 16:52)
薔薇少女さんへ
>もう数十年も仮面夫婦の様な私達、
って、多少の違いはあっても、私達くらいになったらそれはどこの夫婦も同じ。
仲良く見える夫婦に限っても、一度や二度の危機があるのは普通の事。
普段の私達だって、夕ご飯、お風呂が終われば完全別居なのですもの。
でもそんな夫婦でも、シチュエーションが変わるのって良いものですよ。
by hana2012 (2012-08-27 18:14)
nice!を下さった皆様へ
ありがとうございました。
by hana2012 (2012-08-30 17:55)