来たぜ、東北レールにのって。…また、いつか [2013・7月秋田・青森]
いよいよ、陸奥湾ともお別れ。
下北駅近くのレンタカー店へは、返却時刻の午後3時半に余裕でOKでした。
24時間レンタして、下北半島ほぼ一周完了!
以前から旅好きだったから…今回のような弾丸ツアーを決行している私達には、珍しくない行程なり
青函トンネルを通過し函館までの乗車は経験済みながら、竜飛岬側へも何時かは行ってみたいと思っています。
お隣にあるガソリンスタンドを見ていると、帰りの「リゾートあすなろ」の乗車時刻に合わせて車を返す、熟年カップルが多くて皆同じだなぁって思ってしまった。
下北駅では、「リゾートあすなろ乗車証明書」もプレゼントされ・・・
列車の名前の由来は・・・青森の県木「青森ヒバ」の別名で、明日への希望をイメージさせる言葉「あすなろ」から。
車体のカラーリングは、夏祭りの熱気を表す「赤」。下北半島に咲く菜の花畑の「黄」、豊かな森をイメージした「緑」の3色で・・・これまた青森らしさを表現しています。
↑は、新青森到着時に。見苦しいから、モザをかけておきましょう。
新青森行きの車両も、他のリゾート列車同様に全席指定。
今回は1号車で、座席番号は何んと1-Cと1-D。前回書き忘れたものの…「あすなろ」車両も途中の野辺地でスィッチバック=方向転換をするから、青森→下北はC、D。帰路の大湊→新青森もC、Dの座席が陸奥湾側であり…指定をとるとしたらベストに思えます。
ゆとりのある回転リクライニングシートが配置されて、途中で座席を回転して乗車するのでした。
展望席に陣取るおじ様達。それでも前方風景を放映する車内モニター装置があるから、運転席からの展望を望むことが出来ます。
陸奥横浜の菜の花の時期、周囲は菜の花で詰め尽くされて・・・花で作った迷路も出来るのだそうです。
駅で「下北ほっかむり行商隊」の皆さんが下車。これまた盛大に、見送ってくれました。
ご当地色に染まった車内イヴェントが楽しい、快適なリゾート列車の旅って良いな
次は八戸~久慈の三陸海岸を走る「リゾートうみねこ」にも乗ってみたいです。
この辺りはとても風が強いようで、数えきれない程の風力発電がおこなわれている様子。
青森県境~県内の東北本線は、途中から青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線になったりして、最終的にはまたJRに戻る。そのルートでの周遊は昨年秋に体験済み。
複雑って言いかえれば、飽きないという事ですもね。
1時間45分で、青森駅に到着。
向かいのホームに入線していた「485系」、これから新青森駅に向って行き「特急白鳥」になるのでしょうか。
時間が許せばこちらのカッコイイ車両にも乗車してみたい。でも、スゴク人気があるのですって。
1両編成の列車やスイッチバックのポイントも何か所もあって、鉄道好きにはたまらない路線が沢山ある・・・青森県は、訳もわからず乗っているだけの私でさえ「チョッとした鉄子」気分になれる・・・魅力あるところ。
「青森ねぶた」のお祭りも、間もなく。。
しかし、あとはもう帰るだけです。
18時24分発の、2011年に導入された新型新幹線「はやぶさ18号」はE-5系、だから他の新幹線と比べて内装も立派に感じます。
新青森駅をほぼ満席で発車しました。
青森まで新幹線が伸びたのって、地元の方にとっては大きな利便性、可能性が広がったと言う事なのでしょうね。
はやぶさ乗車では仙台駅で下車しなければならない私達、夫が「せっかく仙台を通るのだから、家に着くのが遅くなるけど、仙台駅で牛タンを食べて帰ろうか」と言ってくれたのだけれど・・・
でもそうしたら家に着くのが10時半過ぎてしまいます。。
結局は駅で名物駅弁の「八戸小唄寿司」を購入して、この日の夕ご飯も駅弁&ビール。
鉄道といえば駅弁ですものね。
八戸近海産の鯖と、紅鮭を丁寧に押し寿司にしたと言う、非常にシンプルな紅白2色の押し寿司。他は一切入らないシンプルさ、だからこそ素材が生きる
お寿司は、付属の白い撥で好みの大きさに切り分けて食べるのです。パッケージと撥(ばち)は、青森ならではの三味線をイメージしていると言われています。
発売が昭和33年との事で、50年以上販売している駅弁は歴史ある味わいだったような・・・。
今回も八戸屋さんの「水あめせんべい」…夏ヴァージョンはベトベトしてしまうから、中の麦芽水飴が別パッケージで。。。
乗り換えがスムーズであった為、新青森から乗って自宅に到着したのは夜の9時半過ぎ。
前回のリベンジとばかりに秋田駅ビルで買ってきた「稲庭うどん」や、青森の「いちご煮」「ニシンの田舎煮」「恐山せんべい」なども購入して・・・今回の旅も大いに満喫
最終日はよく晴れた一日。
日差しは強いが、吹く風は涼しい。
たった2泊3日の短いものながら…四季の移ろいに合わせて変わる東北の短い夏を堪能した。雄大な自然に触れ、ほんの少しながら人々の営みも垣間見られたように思う。
そしていよいよやって来た、本物の夏休み。
また新たな出会いを求めて旅立とう!・・・なんて事はサスガに予定しておりません
2013-07-24 00:00
thanks(73)
コメント(11)
こんばんは。
海沿いの真っ直ぐに伸びたレールが気持ち良さそう!!
ずーっと車窓を眺めていたくなりそうです。
写真みたいにキラキラ輝く海を。
by DEBDYLAN (2013-07-24 00:17)
駅弁&ビール♪ いいですね~ヾ(∇'〃)
by nano (2013-07-24 03:35)
この手のリゾート列車、乗ったことないんですよね…(・_・;)
1個ぐらい乗っておきたい…(´σ`)
by 下総弾正くま (2013-07-24 07:12)
最後の晩餐は牛タンだ!!って決めているw私にとって、
仙台で牛タン案、と~っても魅力的に思えますが、時間的な事を
抜きにしても、車内で駅弁&ビールも大正解だったと思います♪
車内で駅弁って、ウキウキしちゃいますよね~!(^^)!
稲庭うどん、無事にリベンジですねw 良かった良かった(*^^)v
by まつき (2013-07-24 08:49)
お土産たくさんいいなぁ~^^
いちご煮が食べたい♪♪
by まゆみっふぃ (2013-07-24 10:20)
DEBDYLAN さん、おはようございます。
下北は気候が厳しい本州の最果て…これ、何回言っているのだろう?
それだけに住む人も少なく、開発が遅れていたのでしょうね。
静岡の海も良いけど、青森も良かったですよ~~
nanoさんへ
牛タンも魅力ながら、早く帰りたくなってしまったものですから・・・。
下総弾正くまさんへ
この手のリゾート列車は、乗ろうと思えば…もういくらでも!
何も知らない私でさえ、気分はスッカリ鉄っちゃんですからね♬
元気な頃はさほど興味もなかった国内旅行だけれど…でも行ってみたいところは沢山あるものです。
まつき さんへ
最後の晩餐が牛タン!…そこまでお好きとは!
帰宅時間がもう少し早ければ、それもありだったのですけれど。。それにそう遠くない内に、食べる機会はまたありそうですから。。
それにしてもいろいろ欲張った今回は、車内でのお弁当率が高かったです。
夫が丸二日間持って歩いた稲庭うどん、大切に食べないといけません(笑)
まゆみっふぃ さんへ
一番高かったいちご煮は、まだ大切にとってありますの。プッ!
by hana2012 (2013-07-24 10:32)
最終日はお天気に恵まれたようで良かったですね。
ほっかむり行商隊の皆さんのお見送りも楽しそうです。
晩ご飯のビールは、しっかりとスーパードライを召し上がりましたね。
次回は、仙台の牛タンをリベンジでしょうか。
by hirochiki (2013-07-24 18:10)
押し寿司美味しそうですね。これで一杯良いです~。
by ryuyokaonhachioj (2013-07-24 18:32)
「リゾートあすなろ」も楽しんでこれてよかったと思います!
私達の山形新幹線は4日も不通になっています、ヘビが絡んだ電気の事故だそうです。
by j-yoshi (2013-07-24 20:50)
hirochiki さんへ
頭にただ手拭いを巻いただけなのに、行商隊だなんて・・・nice!なアイディアだと思います。
ビール、これは二人分です。
私達から見たら、仙台など近いもの!その気になれば何時だって。。それに3月の帰りにも食べてきたばかりでしたし・・・
ryuyokaonhachioj さんへ
美味しそうに見えるだけでなく・・・鯖も鮭も新鮮なものを使っているせいか、実際美味しかったです。
yoshiさんへ
山形新幹線の蛇絡みの事故については、新聞で読みました。私も、何時の日か乗ってみたいな~~
by hana2012 (2013-07-24 22:16)
nice!を下さった皆様へ
ありがとうございます。
by hana2012 (2013-07-30 11:57)