思いついてぶらり、北東北旅・・・⑤小袖海岸へ [2014・7月岩手・青森・秋田]
久慈駅―小袖海岸間は臨時の路線バスに乗って、チョッとした観光ツアー気分になれます
陸中海岸国立公園の北に位置する、久慈の海。
この辺りは、「つりがね洞」「かぶと岩」など・・・大小さまざまな岩や赤銅色の奇岩が連なる景勝地とか。
岩に張り付くようにして咲いていた・・・オレンジ色のノカンゾウの鮮やかさが印象的でした。
中でもこのつりがね洞は、久慈の海を代表する奇岩のひとつだそう。。
かつて天井部分から釣り鐘の形をした岩がぶら下っていたことから、この名前が付きました。
釣り鐘の岩は明治29年の津波で流されてしまい、現在は大きな洞穴だけが残っていますが、奇岩の迫力は今も変わりません。
他にも兜の角の様な造形の「かぶと岩」や、奇岩の立ち並ぶ海岸線の続く様子が・・・車窓から眺められました。
バスは終点である、小袖海岸に到着。
ここからは地元のガイドさんが先頭に立って、色々説明をしてくれます。ドラマの中で「袖が浜」となる場所が、この小袖海岸なのだそうです。
あ!種市先輩!って、どうして知っているんだろう?私年末のダイジェスト版を見ているから。。。
あまちゃんに登場した、種市先輩が通った・・・水産高校。
そのモデルとなった県立種市高等学校潜水土木科の生徒さんが、宇宙服のような潜水服に身を包んで出迎えてくれました。
明治時代から岩手県洋野町に伝わった高度なヘルメット潜水技術は、旧南部藩にちなんで「南部もぐり」と命名され伝承されてきた。
同町の県立種市高校「海洋開発科」は、土木の技術と知識を兼ね備えた「南部もぐり」のダイバーを育成する全国唯一の学科。
それにしても彼、足元まで全てが重装備です。手にしているのは、大きなスッポリ被るヘルメット?(この画像には写っていませんけど)まさに仕事人としての・・・ダイバーの、タマゴなんですね。
バスに乗車していた…一団。その様子は、ツアー客の姿そのものでした。
何の特徴もない、ごく普通の・・・漁船が並ぶ風景。
袖が浜の監視小屋や、漁業協同組合・・・と言われても、あまり頭に入ってこない私達。見ていないからなのね。。
「北限の海女 発祥の地」と記した碑。
海女の素潜り実演の見学は有料で500円。
この日は、若い綺麗な海女さんも一人。香港からやって来た観光客さんと記念写真を撮っていました。
岸壁のすぐ近くと言うのに…深く澄んだ海の色。
ウニのエサとなる昆布など、海藻が多く茂っている様子が見られます。・・・慣れない素人が入ると、足に海藻が絡まって危険だと言う。
臨時バスの運行に観光ガイド、それに地元の皆さん等、久慈市全体が協力し合っている様子が間近に感じられた…小袖海岸へのミニツアーでした。
日本地図に訪問者たちがシールを張るマップがあったのですが、全国すべての県からやって来ているのです。
私も勿論、シールを2枚ペッタン!
昨年に続いて「あまちゃん」効果が続く・・・久慈の街。
ここは震災の津波の被害もそれ程ではなかったと言う。
しかしこの地から長くつながる三陸の海は、沢山の尊い人命を。
これまで人々の築き上げた財産や土地と・・・多くの犠牲が強いられたのは事実です。
豊かな海の幸をもたらしてくれる・・・豊穣な海。
しかしそれが時には牙をむき・・・残酷な海へと変わる。その海での人間の力の弱さを見せつけられたのが・・・先の東北大震災でした。
私達の祖先達はそんな自然と時には戦い、共存し続けて、現在の日本を作り上げてきたのですね。
あれからまた、4度目の夏がやってきました。
久慈の人々に生きるパワーを分けて頂いた、今回の私達。でもこうしている今でさえ、復興から取り残されている人々の現状を忘れてはならないと思った。
・・・などと言いつつ、まだ続きます。
タグ:久慈 小袖海岸
綺麗な海ですねぇ。お天気がよければもっと素敵な青色だったでしょうね。
昔の潜水服ですか。う〜ん。なんだか重たそうですね。
ルバーブ。入手できてなによりでした^^
赤いのも加熱するとモスグリーンになりますから。
ミネラルが豊富で食物繊維があって。体によいらしいですよ。
砂糖煮やシロップにしてもよいようです。
by orange (2014-08-05 01:32)
今日の記事を拝見して、あらためて自然の美しさを実感しまた怖さも感じました。
こうして見られる美しい海は、やはり私たちの祖先の努力の賜物なのですね。
海女の素潜り実演は見学されましたか。
最近は、TVでもよく若くて綺麗な海女さんが取り上げられるようになりましたね。
by hirochiki (2014-08-05 06:40)
あの潜水服、かえって潜るのが大変になりそうな気が…(・_・;)
by 下総弾正くま (2014-08-05 07:15)
TVでみたのと同じ格好 潜水服
海女のもぐりもその風景 あまちゃんで見たのと同じ場所のような風景 有料なんですね
自然相手の怖さもあるよね 海には。
震災後 実家には帰ってないのですが
あのひどい野蒜(のびる)付近 電車が横転してた
仙石線の復旧が来年とか聞きます
秋には実家に行こうと思っています
by ミーミー (2014-08-05 07:21)
おはようございます。こちらも毎年水害があります。本当に自然の力にはかなわないのですが、今年は何とか被害が少なくなってほしいです。^^;汗
by ソニックマイヅル (2014-08-05 09:05)
久慈の海岸の風景が、こちらでは見れない風景です。
素敵な風景が見れて良かったです。
by ryuyokaonhachioj (2014-08-05 09:16)
☆岩や奇岩が なんだか不思議な世界へと導いてくれる感じがしますね!
じぇじぇじぇ!これって日本?
と 思ってしまいました (照)
by まき (2014-08-05 10:04)
着ぐるみのような潜水服ですねぇ(@_@;)
全国唯一の学科の海洋開発科は貴重な勉強が出来そうです♪
つりがね洞、今でも十分大迫力ですけど、釣鐘部分が存在してたら、
さぞかし面白い形だったんでしょうね♪
それしても綺麗な海の色! こう暑いと飛び込みたくなります^^;
by まつき (2014-08-05 10:38)
hanaさまへ
見るだけで500円ですか?
ドラマ中の、ウニを獲ってもらって
一個500円じゃないんですね。
食べられないんじゃつまらないなー。
南部ダイバーは、建築物の
海中部分の基礎を造ったりするので、
引く手あまたなんですよね。
専門技術者はいいな!
by ゲンさんおかさん (2014-08-05 11:28)
orangeさんへ
昔から伝わる潜水技術ながら・・・潜水服は、今のものと思われます。
今月初めからドイツ入りしている甥。
弟一家も、彼を追いかいかけるように今週末から、二週間のドイツ旅行だそうです。
もう、羨ましくて仕方がない。なんでもなかったら、叔母ちゃんも一緒に行ってしまうところなのに~♬
hirochikiさんへ
海女ちゃんのす潜りは見ませんでした。
だって見るだけで、二人で1000円なんて~~(°Д°;
見た方いたのかしら?
一年で最も良い季節に行ったから、これだけの風景が楽しめたのですけど。。。
先の竜飛崎といい、ここ久慈の海も、厳しい自然環境である事にかわりありません。
豊かな海の幸は、そんなところに住む人々へのご褒美なんじゃないかしら!?
下総弾正くま さんへ
私は友人がダイビングを趣味とするので・・・
それでもあのダイビングスーツ着用を考えただけで、遠慮をしたくなってしまう。
潜水服は着るのも、着て動くのも、どちらも大変そうです~~
ミーミーさんへ
どこもドラマの中のシーンそのままで、ガイドさんが色々説明をしてくださいましたが・・・
歩くのが遅い私は、ついていくのがやっとの有様でした(´・ω・`)
ソニックマイヅル さんへ
こんばんは。
海のないところに普段暮らしている私は、こうして目の前にするだけで幸せな気持ちになるものながら。。
また豊かな水産資源からなる、贅沢な食卓にも強く憧れてしまうもの・・・
しかし時には、それこそ命がけとなってしまう事態もありえるのですもの。自然の力を甘く見てはなりませんね。
ryuyokaonhachioj さんへ
子供の頃、学校の教科書で習ったリアス式海岸。その一部を見てまいりました。。
まきさんへ
広大な太平洋に面した土地、長い歴史の間の浸食もありますし・・・
穏やかでユッタリとした瀬戸内の海とは、全く趣が違って見えますでしょう!
まつきさんへ
美しい沖縄の海に勝るとも劣らない・・・綺麗な色の海でした。
でもだからこそ、魚介のエサとなる海藻も育つのでしょうけれど。。
今日も一日暑かった!
こんな海が目の前だったら、何も考えずにホント飛び込みますよねο('・'〃)ο″
ゲンさんおかさん 様へ
見るだけで@500円なのか、それとも獲ったものが頂けて・・・500円なのか、どうなんでしょう?
有料のスペース内に入っていないのでわかりませんけど、そう言われてみたら、もしかして獲ったウニは頂けるのかも?
東京湾アクアラインやレインボーブリッジの建造、水深300メートルでの調査など、巨大プロジェクトの最前線で活躍を。東日本大震災の発生後も、潜水会社勤務のOBがいち早く三陸の海に潜ったのだそうです。
by hana2014 (2014-08-05 20:30)
こんばんは。見るだけで500円です。乱獲を防ぐために土日祝日だけなんです。
http://www.iwatetabi.jp/spot/detail/03207/54.html
前記事の駐車場の問題もそうですが有名になりすぎるのも困りものですね。
by kick_drive (2014-08-05 22:40)
>奇岩が連なる景勝地
こういう景色大好きです!
東尋坊とか、能登半島とか、恋人時代にはよく行きました、
もう決してあの頃には帰れないし、二人で旅をする事も
もう有り得ない様な気がします!
そういう意味も含めて先が見えて仕舞ったなと書いた次第です!
今の病気が治らない限り、二人で外食も行く事は有りません。
まあそれでも、友達と旅をしたり、外食すれば良いんですけど、ネ!
介護が必要になるまでにしっかり遊び倒そうと思っています!
この夏、唯一旦那と行動を共にする機会は:
彼の本家のお盆に義姉妹を車に載せて、【冷房のない立派なお家】へ
【豪勢な料理】をご馳走になりに行くだけです・・・
あまちゃんは見ていたけど、クドカンが好きじゃないので、
皆が云う程面白くなかったです!
今の『花子とアン』は時代背景が好きだし、主役はともかく
脇の俳優が良くて面白いです!
by 薔薇少女 (2014-08-05 23:52)
kick_driveさんへ
こんにちは。
調べて下さったのですね。恐れ入ります。
3日の「北限の海女フェスティバル」当日だけは、バス料金、500円共に無料だったとか。
私達の様に出かけて行く、ミーハーがいるから(°Д°; いけないのかもしれませんね。
薔薇少女さんへ
私もドラマは何となく合わない感じがして見ていませんでした。
それなのに、なぜノコノコと出かけて行ってしまったのでしょうね(〃ω〃)
昨日は私、一日病院と、通所で終わってしまっていました。それでも通院も誰かの手を煩わせる事無く、一人で行けた。
また入院中お世話になった優しい看護婦さんが10年も経つのに、未だに私や家族の事をまだ覚えていてくれたのです。
あれから1000人以上は入れ替わっていると思うのにです。
また同年代の美女が同じ病気なのに身綺麗にして来ているなど、嬉しく思える事もあって、エネルギーにつながりました。
そう、前を向いて生きるしかないのですもの。姉さんはまだお友達と一緒に出掛けられるのだから・・・
明るく、楽しくって、結構難しいものだけど・・・それでも、他所の人の生き方なんて誰も助けてくれませんもの。
by hana2014 (2014-08-06 12:22)
わーー!いいなー!
あまちゃんにハマってたので
是非とも一度は訪れてみたいです♥
ねね
by 今造ROWINGTEAM (2014-08-06 15:08)
今造ROWINGTEAMさんへ
ねねさんのようなヤングでも、ハマったのですね♪
そう、若いお姉さんもいっぱい見に来ていましたよ~♬
by hana2014 (2014-08-06 22:16)