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ぶらり・・・山陰③神々のふるさと出雲の・・・八重垣神社 [2014・11月 鳥取・島根]

足立美術館を鑑賞し終えてから・・・
ドライブの順番は、時計回りでグルッと宍道湖の周囲を一周していくルートに決めました。

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こちらの神社は、松江市の中心部からは南方の山沿いに位置しています。

「早く出雲の八重垣様に、縁の結びが願いたい」・・・との出雲の古い民謡の一節からも伺えるように、八重垣神社は縁結びの大神として知られているところ。
出雲大社と並び、縁結びの聖地として人気を集めるのが八重垣神社だそうです。
などと・・・もう私は今さらと言う感じながら。。それでも身の回りにいる独身の皆さんに良縁がありますように願わずにはいられませんもの[揺れるハート]

     八重垣神社4.jpg
訪れた私達も古いけれど、元の姿がわからなくなってしまってる。より古さが感じられた・・どうしちゃったの?な狛犬さんの姿でした。

生け贄を食らい人々を困らせていた・・・8つの頭と8つの尾を持つ巨大な大蛇。
見るも恐ろしい怪物に襲われる人々。
絶体絶命の状況に登場したヒーロー、素盞鳴尊(すさのおのみこと)が知恵と力の限りに戦いぬいて退治する。
そして悪を倒した後は・・・美しい姫と結ばれる。
誰もが知る神話のひとつである「八岐大蛇(やまたのおろち)」・・・は、時代を超えて人々に愛され続けるエンターティメントストーリーかと思われます。

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八重垣神社は、神話の主人公である素盞鳴尊と稲田姫命の夫婦神を主祭神として・・・。
稲田姫命の両親に承諾を得て結ばれた二人は正式結婚をした初めての大神とされ、縁結び、夫婦和合、授児安産に・・・御利益のある神社として知られているのだそう。。
この日も、多くの参拝客。真新しい七五三の着物に袖を通した可愛い子供と、両親の姿が多く見られました。
観光地としてだけでなく、地元の皆さんがお参りに来ている様子は、微笑ましいものですね。

八重垣神社3.jpg
拝殿の脇の門をくぐって奥に進むと・・・高い木々に囲まれ、木の根が網の目のように地面をはう・・・「佐久佐女の森」にたどり着きます。
閑静な厳かなムードに包まれたこの森は、まさに「八岐大蛇」神話の現場。
素盞鳴尊が稲田姫を大蛇からかくまった場所で、八重垣を造った大杉の跡が残ります。

          八重垣神社5.jpg
「鏡の池」では、和紙を使った恋占いが盛んに行われている様子が見られました。
硬貨をのせた占い用紙を池に浮かべると、良縁占いができます。
和紙の沈む速さで・・・良縁の訪れが早いか遅いかがわかり、和紙が近くで沈んだら身近な人と、遠くなら遠方の人と結ばれるそうです。
和紙の行方にトキメクお年頃はとっくの昔に過ぎてしまっているのだから、やりませんでしたが。。
人気の恋占いで・・・ドキドキする経験。少し遠方ではありますが、如何でしょう!やってみませんか?
http://www.shinbutsu.jp/45.html

続く。。
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