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ひとあしお先に春・・・⑬東海岸をドライブする [2015・2月沖縄本島]

一度中断してしまったら、もうどうでも良いような気もしますが・・・それでも一応は終わらせませんとね。
チャンと思い出して書くんだぞ!の気持ちを込めて。沖縄旅行記の続きです。

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方言で「やんばる」と呼ばれる、本島の北部エリア。
…その名の通り自然が色濃く残っている、亜熱帯の深い森の広がる・・・本部半島をあとにしたら・・・島の中北部を南下するのみ。
数日前に通った、リゾートホテル群と人気の観光スポットが連なる島の西部とは反対側、東側の海岸線をドライブします。

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米軍のキャンプシュワブの近くも通過しました。
戦後70年を経る今でさえ、狭い島内に沢山の米軍基地が置かれている沖縄・・・それによって働く場が提供され、様々な需要があるのは勿論なのだけれど・・・。
この島の財産とも言える、美しい海。地元の民意を無視したところで、この付近の海底では新たな建設が始まっている。強行を続ける政府とアメリカのやり方。
政治的な難しい事はわからないけれど・・・様々な矛盾を抱え続けている現在の状況。
ホテルのテラスで海を眺めている最中にも、轟音を立てながら軍用機が飛ぶ姿が見えた。目を凝らしてみれば、それはオスプレイなのでした。
それを年がら年中体感しているって、どんな気持ちかと想像してしまう。

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多分観光客など立ち寄らないであろう宜野座の漁村は、漁師さん以外に人影もなく静かでした。

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沖縄本島のほぼ中央部に位置するのは、金武町(きんちょう)。
泡盛、特産の田芋料理で有名なところだそうながら、ここは米軍基地キャンプハンセンの街であり・・・日本とは思えない街並みが続いていた。
ゲート前に広がる飲食店街には、タコライス発祥の店。。タコスよりもボリュームがあり、CPのよい新メニューとして考え出された、タコスの具を乗せたご飯がタコライスなのです。

米軍基地キャンプハンセンと、隣り合ってすぐ側には航空自衛隊もあります。沖縄は今も基地の町であって、絶え間なく起きる事件、事故の被害者でありながら、共存し続けているのだとの感慨をもちました。

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うるま市を過ぎたら海沿いを更に東へ、東へと進んで行きます。
どこまでも続く遠浅の海を眺めながらのドライブコースは快適です。

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東洋一の海中道路をドライブして行く・・・離島の平安座島、宮城島。本島中部、東海岸に突出する・・・伊計島へは真っ赤な伊計大橋を通って・・・。
伊計島はマリンスポーツのメッカであるだけに、穏やかな砂浜が広がるビーチ、海の透明度も一際高く思えました。

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これが夏場であったら、海水浴やキャンプを目的に訪れる観光客で賑わい。。
夜は邪魔をする明かりのない中、満天の星空を眺める等・・・ユッタリとした「島時間」が過ごせるであろう。

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幹の下の方から気根と呼ばれる根が幹を囲むような感じでタコ足状に伸びる事から・・・タコノキ。同じように見えるアダンもタコの木と同じタコノキ科の木。初めて見る人は私と同じ様に、どっちがどっちかわからないと思う。
一見すると、どちらもパイナップルに似ている。見るからにエキゾチックなのは間違いなくて・・・。
黄色く熟れたタコノキの実。熟しきったらこうして、外側の種の部分が自然にこぼれていくのですね。

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宮城島と伊計島とを結ぶ伊計島大橋近く。曇り空に関わらず、広がっていたのは…透明度の高い、碧い海でした。

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強烈な香りとピリッとした辛味が特徴である、お土産としても人気の野菜「島らっきょう」の直売所を見っけ。
畑の脇に設置された棚の上に、二パック500円の表示がありました。こういった光景は、萌え~~の私達。
見過ごすわけにはいかないと、自宅土産として購入。空港で買ったら、この倍くらいします。
あとで調べたら、3月~5月が島らっきょうの収獲時期とか。
家で食べると、特有の良い香りがしました。
強い香りとシャキシャキした食感を楽しむため、半分は浅漬けに。また同じく買い求めてきたアーサーと共に島らっきょうも天ぷらに、こちらも美味しく頂きました。

後、二回ほど続きます。
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