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小浜島から離島めぐり・・・⑥西表から、由布島へ [ 2016・2月沖縄・八重山美ら海紀行]

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沖縄県内では、本島に次ぐ面積をもつ西表島。
亜熱帯の原生林で、島の9割が占められています。
移動中のバスからも、一面に広がるマングローブ林が眺められました。

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マングローブクルーズの後は島内の東部、美原まで北上します。
ここでもバスの運転手さんは、ガイドさんを兼ねているのでした。

                                      
西表と言えば、野生ネコの新種であり、西表島だけに生息をする「イリオモテヤマネコ」。
発見されたのは、1965年と言いますから…割りと最近なのですね。
20世紀後半になってこうした大きな哺乳類が見つかる事事態、世界的にみても珍しいから・・・「20世紀最大の発見」とまで言われたそうです。
「生きた化石!奇跡の山猫」・・・と呼ばれる貴重な動物だけに、多額の費用で専用道路を作っているものの…。
それでも夜行性の為、海辺への往復時車に引かれる被害がたえないと言います。
そこでイリオモテヤマネコを目撃したら、交通事故防止の為すぐに保護センターに連絡をする。

「せっかくここまで来てくれたのですから、イリオモテヤマネコの姿が見られたらいいんですけど。そう簡単には姿を見せてくれませんね・・・。」
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「はい、見ましたね。写真ですけど、これで一応みたと言う事にしてください。」ですって・・あれれ??
しかし、元々が夜行動物なんですもの[わーい(嬉しい顔)]

西表観光4.jpg
大原から島の外周を、美原までロングドライブ中。
西表島にある信号機は2機だけ。そのうちのひとつが、ここ大原にある信号機。日本最南端の信号機だそうです。

そして、こちらもお約束の・・・
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西表~隣り合った由布島(ゆぶじま)へと渡る、水牛車がスタンバイ中。

大人の膝に満たないぐらいの深さである西表島との海、満潮時でも1m ほどにしかならないのだ。
その為由布島と西表島間の移動手段として考えられたのが・・・水牛車。.そんな水牛車が現在では、重要な観光資源となっているのです。
潮位が低い時には、自動車や徒歩で渡ることも可能だと言います。

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乗りこんで落ち着いたら・・・途中から、三線の演奏に唄のサービスがあります。この方は夏川りみさんの「涙そうそう」、次は民謡に合わせて皆で合唱しました。
ベタな観光地そのものの、お約束のシュチュエーションでも・・・楽しんだものがちですから。。

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私達が乗ったのとは別の車ながら、どれも由布島へいきます。
客を乗せてゆっくり動き出しました・・・水牛さんは本当に大変ね。

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途中で立ち止まる一時もあり。それでもゆったり、ゆったり・・・と牛車に乗って海を渡って行くこと10分。牛さん達は大人しくて、そしてお利口さんでした[グッド(上向き矢印)]

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周囲約2キロの由布島は、島全体が亜熱帯植物の楽園。
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中のレストハウスで、お昼ご飯。沖縄風の衣がしっかり厚い天ぷらがメイン?味については見たまんま…と言う事で、よくあるツアーのお弁当そのものでした。

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以前、市内にある温室でも咲いているのを見た・・・赤いパフパフ、「カリアンドラ(おおべにごうかん)」でいいのかしらね。

到着後すぐに撮った、造花のレイを首にかけた・・・記念写真が出来て並べられていました。1枚お買い上げ[グッド(上向き矢印)]
写真を撮られるのは好きじゃないけど、この日は偶々結婚記念日でしたので。。

西表観光11.jpg
20種類以上のヤシ、色鮮やかな花が咲き乱れる・・・ブーゲンビレア・ガーデンも広がっています。木の上に生った青パパイヤ、ヤシとシーサーの光景は絵になる、まさに沖縄そのもの[グッド(上向き矢印)]

園内売店ではお土産類やフルーツの販売。
サトウキビを絞ったサトウキビジュースもあり、飲もうかなと思ったものの・・・一杯400円は割高に感じてやめちゃいました。

帰りの水牛車に乗る待ち時間、働いているおじいにお話を伺ったら・・・

沖縄への観光客が一番多い、それは冬だそう。冬が忙しいんですって。
島の住人は今は全くいないので、夜になるとここは無人島になってしまう。
一月に日本列島をおそった「寒波」の時、沖縄では海の魚たちが仮死状態になって上がってきた。←これはネットニュースで見ていましたが。。ここ八重山でも皆さん先を競い、魚を求めて浜へと向かったそう。
豊かな自然、海に囲まれた・・・この地で、自然と共存し、逞しく生きている様子が伺えました。
事前の知識がないまま訪れ・・・水牛車に乗るだけ・・・と思っていたのだけれど、それだけではありませんでした。

牛さん、帰りもよろしくね。私達を乗せて、無事に海を渡ってくださいね[るんるん]
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特注の牛車の重みだけでも相当あるのに、10人もの人間を乗せて歩くのですもの、大変な仕事です。
それでも頑張ってくれてありがとう。由布島も、楽しかったなモー[るんるん]

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写真の向こうが西表島。手前が由布島になります。
往路とは別の若い男性は「島唄」と、「海の声」( 浦島太郎=桐谷健太)の二曲を披露してくれました。
働いた水牛さん達、引退後は「はいむるぶし」の池で余生を過ごすのだそう。行くところがあって、モー良かった。
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コメント 11

ゲンさんおかさん

結婚記念日、おめでとうございます!
旅行中だといい思い出になりますね。

先日北海道に行ったので、
沖縄の風景・植生を見るにつけ、
日本は広いな~と思います。
by ゲンさんおかさん (2016-03-02 08:35) 

hana2016

ゲンさんおかさん様へ
ありがとうございます。
ひと月前のネタを、未だに引きずっています^^
海外のツアーなんかだと気をきかせてツアコンさんがチョッとしたプレゼントを下さったり、皆さんに祝って頂いたりするものですが。。
南北に長い日本列島、本当に様々ですね♪
by hana2016 (2016-03-02 09:44) 

サンダーソニア

結婚記念日 おめでとうございます。

水牛さんは穏やかなお顔ですね。

by サンダーソニア (2016-03-02 10:17) 

えーちゃん

結婚記念日おめでとう。
イリオモテヤマネコは夜行性だから夜じゃないと見れないかも?
水牛は角が立派だね。
by えーちゃん (2016-03-02 10:41) 

hana2016

えーちゃんさんへ
ありがとうございます。
そうなんです。マングローブ林に住むヤシガニと同じで、イリオモテヤマネコも夜しか出歩かないみたいです。

サンダーソニアさんへ
ひと月前なんですけど…ありがとうございます。
・・・それを今も引きつづっている私です。
近くで見ると大きな水牛さん、怖くて離れたところを選びました。
by hana2016 (2016-03-02 10:50) 

まつき

まったりしている水牛さん、とぼけた感じの表情と、
前足の感じが超可愛いですね!(^^)!
でも可愛いけど、流石に近寄っては撮れませんよね(^^;
サトウキビジュース、どんな味なんだろう~。
400円は確かに手が止まりそうですね(>_<) あと一声、
お安い価格て提供してくれてたら良かったのに~!
by まつき (2016-03-02 11:39) 

hana2016

まつきさんへ
これだけの重量を引いて歩く訳だから、当然大きいです。その上、この大きくて立派な角が!
宮古島で飲んだサトウキビジュースは、150円だったのです。だからハッキリは覚えていないものの、何となく高いなぁ~!って。
ホンノリ甘くて、青くさい風味でした。
by hana2016 (2016-03-02 12:24) 

ぼんぼちぼちぼち

日本最南端の信号でやすか!
沖縄には日本最南端のもの多そうでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2016-03-02 13:08) 

hana2016

ぼんぼちぼちぼちさんへ
>沖縄には日本最南端のもの多そうでやすね。
それは位置的にも、必然と思います。
by hana2016 (2016-03-02 22:01) 

薔薇少女

私の生まれたYATOMIではサトウキビ畑が結構何処の家にも有りました!
我家には無かったです、サトの木と呼んでいました。
男の子は、その場で折って歯で皮を剥き、しがんで(噛んで)
噛みシャリをペッと出しその辺に捨てていました。
私は母親に切って貰い、皮も向いて貰ってしがんで居ましたが
あんまり美味しいとは思いませんでした。
by 薔薇少女 (2016-03-07 19:36) 

hana2016

薔薇少女さんへ
同じようにして私も、サトウキビをかじった事がありますけど・・・。
繊維ばかりで、青くさくて・・・サトウキビと言い、ヤシの実と言い、こうした野趣あふれるものは珍しいだけと感じてしまう。
これだけものが溢れている時代だけに、余計にその思いは強いです。
by hana2016 (2016-03-07 22:48) 

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