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北の大地を走る、眺める・・・⑥「四季の宿  KI・ZU・NA」さん [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

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せっかくの富良野、普通のホテルよりも富良野らしさが感じられるところに泊まってみたい[パンチ]・・・って思いから、決めたのがこちらでした。

宿までの道中、こうした光景に・・・あちこちで会いました。
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刈り倒された牧草を一列に集める作業。集めた牧草は機械でくるくる丸められ、牧草ロールになります。
そしてそこに、カメラマンのおじ様達の姿があるのもお約束。


これまででも最少とも言える小規模施設ながら・・・旅行サイト、トリップアドバイザー共に高評価であったのが決めて!一泊@8500円のリーズナブルさも魅力[るんるん]
美しい山並みが望める長閑な環境にあるペンション「四季の宿 KIZUNA」さん、手描きの看板「KIZUNA」を目印に、幹線から少し入った林の中へ。
細い坂道を登って行く・・・期待が少し高まります。

ルピナスをはじめとする花々に囲まれた建物。駐車場脇にはオーナーさんご一家が暮らすログハウスも建っているのです。
本来なら8月頃に咲く花も一斉に咲き始めてるとのこと。それは今年の、寒さの関係だそう。
アイドル犬・ ベリーさんの派手なお出迎えを受けて・・・
チェックインの為、とにかく入りましょう。
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ピンクのミニバラに覆われた玄関周りは、若いオーナーさんの好みが伺える感じ。この2階にも客室は2室あるのです。
開口部の多いセンター棟は、その分だけ熱が逃げやすいから・・・確か3重サッシと伺ったような。
http://shikinoyado-kizuna.com/

そして指定されたコテージタイプの、今宵の部屋へ・・・。
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ミントをはじめとしたハーヴが香る小路、その先にあるちっちゃな小屋です。途中に咲くアジサイだってまだ蕾の状態。

ここまではなんか良い感じだったのですけど[あせあせ(飛び散る汗)] テラスにはガーデンチェアが二脚。ドアをオープンして入りますと・・・
「うわっ!」
予想通り…と言うか、予想よりも狭い。
あまりにも小ぢんまりし過ぎていて、わかっていたものの・・・気分はダウン[バッド(下向き矢印)]
しかしここに決めたのは私、宿泊料金からして期待はなかったが、この空間ってハッキリ好みが別れると思う[たらーっ(汗)]

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その上テーブルとか椅子もないから、荷物が広げられない。
可愛い赤ずきんちゃんプリントの枕&布団カバーは可愛らしいものの・・・一晩寝るだけと割り切りが必要な部屋でした。
コテージはオーナーの手作りだそう、那珂川町で何度か通った「多田便利軒」さんと同じフィンランドハウスのよう。
ホテルに限らず、宿泊先で問題なのは隣室や廊下から聞えてくる騒音。ここではそうした問題はないからね。
ベッドには温かい毛布、冬用のお布団、それでも夜は寒くて震えてしまった。
テレビなないけど、エアコンはついているので一晩中暖房は点けっぱなしでした。
「夏でもこれ程涼しいなんて、冬に来てもここで眠れるのかな?」と言ったら、夫:「真冬にこんなところ、誰が来るんだ!?」だって[がく~(落胆した顔)]確かに、限られた少数の人しかやって来ないかも。
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部屋の窓子からは…ご覧の景色。これは良い。
テレビ(旅先で見ることはないけれど)、時計のない場所で過ごす。ここは俗世間とはさよならしたところなのだ。
入り口のドから入って右手には洗面スペースのあるおトイレ、おトイレは自動水洗の最新式のものでした。
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KIZUNAポストカードにムササビちゃん♪ NHKでお馴染み・・・英国女性ベニシアさんの写真集に、KIZUNAノート・・・と、なんにでもKIZUNAを付けてしまいたくなる[わーい(嬉しい顔)]
人と人をつなぐ、心のKIZUNAって大事ですから。
ベッドの脇に置かれたノートを手にしたら、これま宿泊された様々な人達、また日本以外の国々の方達へ思いを馳せて、心ならずもしんみり・・・旅情ってヤツですね。
勿論、私もその時の気持ちを書かせて頂いた訳ながら。。
夜間の寒さからずっとエアコンを使い暖房し続けていた…夜でした。

お部屋を見たら次はお風呂、センター棟にある家族風呂はいっこ、一番に入ってしまおうと言う訳なのさ[いい気分(温泉)]
一般家庭のお風呂よりは大きいけど、だからと言って温泉でもないし・・・しかしこのシンプルな飾り気のないムードに親しむしかない。
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そうそう、こちらにはハンド&バスタオル、歯ブラシ、アメニティは一切ありません。どうしてもって場合は、有料で求めることになるのでした。エコですよね。

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十勝岳連峰から大雪山、富良野盆地を見渡せる高台にあり、目の前に広がる麦畑。景色は最高です。

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翌朝チェックアウト後、丘を下って見上げて撮った一枚。
下の方の立ち並んだ白い支柱は、ぶどう苗を支えるもの。ぶどう棚と言ってもワイン用のぶどうなんですって。

富良野の地に憧れ、この土地での暮らしを選んだ。
しかし希望を実現していくのは、容易ではなかった。地域に根ざした家族の暮らし…その為には地道で、根気のいる努力の連続。。
素晴らしいけど厳しい大自然中での毎日。それを支える季節の味わい、生きがい・・・。
私には決して真似の出来ないものがいっぱい詰まっている…と感じられました。

入浴がすんでも外はまだ明るいし・・・これからチョッとだけ、お出かけをしてきましょう[ダッシュ(走り出すさま)]
富良野と言えば・・・で、即思い出す・・・超有名スポット「ファーム富田」は、ここからすぐなんです。
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北海道を代表する景観のひとつとされる・・・一面に広がる、ラベンダー畑。

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富良野イコール、ラベンダー畑を連想される方は多いのではありませんか?
ファーム富田へは、翌朝もまた出かけて行っていますので…また、別記事で紹介させて頂きますね。

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コメント 17

ソニックマイヅル

おはようございます。北の大地はやはり素晴しいですね!牧草ロールも芸術だと思います。どうやって作るんだろうなぁと思っています。アイドル犬のワンちゃんともふれあいたいです。^^;
by ソニックマイヅル (2016-08-01 09:41) 

hana2016

ソニックマイヅルさんへ
おはようございます。
牧草ロールには他でも出会ったものの、車内から撮ったこんな画像しかなくて・・・アセアセ
県内の那須高原でも目にするけど、これ程広くはないから・・・いかにも北海道!絵になる光景ですよね。
泊まったお部屋は狭くて、なにもなかった・・・でも一晩寝るだけならじゅうぶん!
こんな光景を眺められるだけで、文句など言ってはイケマセン。
ベリーさん、この後はスッカリ大人しくなって、小屋の中にひきこもってしまっていました。お客様のお出迎えで張り切り過ぎたのかな?
by hana2016 (2016-08-01 11:01) 

まつき

牧草ロール、間近で見たらデカイんでしょうねぇ(@_@)
これは撮りたくなる景色ですね♪
カメラマンのオジサマ達の気持ちが分かります~。
四季の宿? う~ん、冬はあんまり行きたくないような・・・(^◇^;)
by まつき (2016-08-01 11:26) 

hana2016

まつきさんへ
来年までの毎日、牛さん達が食べる訳だから・・・当然、大きいと思いますよ。
だって車から下りていないから、よくわからないんです。
もうチョッとマシな写真を撮ったら、良かったかも^^

真冬はマイナス20度以下まで下がるとの事だから・・・コテージは閉鎖、センターの2階部分だけになるのかな?そこまでは伺いませんでした。。
by hana2016 (2016-08-01 13:34) 

ゲンさんおかさん

荷物が解けない狭さのホテル。
私と姪が使う格安ツアーでは
お約束な感じです。
でもこちらは、
周囲の環境が素敵なので、
許せちゃいますね。

・・・うちは、TVがないと
おとさんと間が持てないので困ります。


by ゲンさんおかさん (2016-08-01 13:46) 

ryuyokaonhachioj

ありがとうございます。
北海道の春からは気温も適当だし、ラベンダーが
素敵ですね。
by ryuyokaonhachioj (2016-08-01 14:47) 

hana2016

ゲンさんおかさん様へ
狭い部屋のホテルはこの翌日もでしたが・・・周囲が広すぎるくらい広かったから、余計にそう感じてしまったのかも。
「テレビがない」ご一緒した福岡からのご夫婦の旦那さんも開口一番にそう仰ったんですって!
部屋に戻ってからは寒さもあり、そう起きてはいなかったものの・・・なんにもないって、やはり変に感じました。
by hana2016 (2016-08-01 14:51) 

hana2016

ryuyokaonhachioj さんへ
ありがとうございます。
昨日までの北海道、特に美瑛、富良野の周辺では不安定なお天気。豪雨だった模様です。
そう思うと、良い時に行って来られました♪
ラベンダーは、また次の次くらいに紹介いたしますね。
by hana2016 (2016-08-01 14:58) 

まゆみっふぃ

ラベンダーの香りがしてきそうです。
牧草ロールも芸術ですね^^
by まゆみっふぃ (2016-08-01 17:49) 

hana2016

まゆみっふぃさんへ
それが・・・本格的なラベンダー畑の紹介は、順番ですので次のその次です。
牧草ロールの転がる光景、夏の間にはもっと沢山なのでしょうね~~
by hana2016 (2016-08-01 17:58) 

kick_drive

こんばんは。テレビが無いのは許せるとして、センター棟へお風呂に入りに行くと、コテージに戻ったころには湯冷めして風邪ひいちゃうんじゃないですか?
季節を選べば何とか楽しめそうですが、ホントただ寝るだけですね。
by kick_drive (2016-08-01 21:23) 

yoriko

素敵なペンションに泊まりましたね
一枚目のバラに囲まれた玄関を見て感動してしまいました
オーナーさんのご趣味の良さが解りますね。
北海道ならではの森に囲まれた素敵な佇まいですね^^
by yoriko (2016-08-01 21:27) 

hana2016

kick_driveさんへ
こんばんは。
湯冷めするどころか、その後の私達。夕ご飯前にチョコッだけ、近くではありますが有名な観光スポットへ足を伸ばしてしまったという。。
それも旅先ならでは…非日常と言う訳です^^

yorikoさんへ
こんばんは。
平日だから・・・って、7月の美瑛、富良野を甘く見ておりました。
泊まりたい!と思うところはどこも皆満室でした。。。
玄関周りを彩るミニバラ、実際にはもっと濃い色合いで、ホントに可愛らしかったです♪
ペンションの奥さんはどうやら、イギリスのB&Bが憧れらしくて…現地でホームスティの経験もした様子です。
森と麦畑、花々に囲まれて建つ立地は、よくぞ、ここに建てたと褒めてあげたい気分でしたv(><)v
ただ泊まったコテージについてはチョッと寂しかったかなぁ~~


by hana2016 (2016-08-01 22:07) 

サンダーソニア

7月ってラベンダー畑を見たい人たちで
あふれるんですね。
by サンダーソニア (2016-08-02 06:21) 

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ぼんぼちぼちぼち

玄関の薔薇 素敵でやすなぁ!
年々伸びてロマンティックな薔薇の館になりやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2016-08-02 15:25) 

hana2016

サンダーソニアさんへ
富良野イコールラベンダーですから、それに綺麗な時期は短いもの。
休日の渋滞はスゴイらしいです。
しかしファーム富田は道路沿いだから、見ようと思えば何時でも見られるのです。二こ先になりますが、詳しくレポしますね^^

ぼんぼちぼちさんへ
薔薇の館と言うのは結構オーバーのような。
宿のオーナーさん、奥さん共に素朴を絵にしたような・・・感じの良い方達。可愛らしいミニバラはこの建物にピッタリでした♪
by hana2016 (2016-08-02 15:54) 

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