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春はやっぱり筍、山菜三昧の日々 [食]

春を感じさせてくれるたけの料理、出回る時期になったら一度は食べたい…と思っていたら、先週末の朝、夫が買って来てくれました。
初ものだからまずは写真を撮ってと思ったものを、目を離した隙にむいてある!その上、雑ですね。
ま、いいんですけど、一言聞いてよ[あせあせ(飛び散る汗)]
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たけのこは「ぬか」を入れた熱湯で1時間弱湯がき、穂先と根元の固さが違うから分けて切り分けます。柔らかい穂先の部分はくし切りにして筍ご飯、それ以外の根元近くまでは煮物で食べています。
たけのこ3.jpg   筍4.jpg
筍ご飯も、写真を撮る間もなく食べ終えてしまいました。
右にあるのは、代わりの山ウドです。田舎育ちのくせに山菜には馴染みがなくて、食すようになったのは夫と結婚してから。
筍は食べていましたけど、それ以外の山菜には縁がなかった、母が東京の人だからかなぁ。
山ウドはキンピラにするのが夫は好き、私は素材そのものをそのままの食べるのが良いと思ってます。
市販のウドと比べて、山ウドはやはり緑が濃く野趣溢れる香りの強さも特徴です。

      筍5.jpg
そしてこちらは・・・お茶の葉じゃないわよ[あせあせ(飛び散る汗)]
「コシアブラ」の別名をもつ「シラキノメ」。
発泡スチロールの箱の包みを開いてみたら!スゴーーーーク、良い香り[ぴかぴか(新しい)]那珂川町に住む夫の友人が採ってきてくれました。
あまりにも大量でゴシャゴシャしてますが、こうしてみたら、わかります?
                         筍6.jpg

山菜の天ぷらといえば、たらの芽とシラキノメ。どちらも同じウコギ科の山菜で、独特のコクがあり、揚げたての天ぷらは絶品の旨さです。シラキノメの奥の茶色は筍の天ぷら、煮たたけのこを一緒に揚げてしまったのだ。
筍7.jpg
見た目はほぼ草みたいながら・・・シラキノメの独特な香りが口いっぱいに広がってなんとも大人の味。
上品な香りとコクのある風味が特徴であるのは同様、メジャーな山菜=タラの芽も揚げたてはサクッと!美味しい[グッド(上向き矢印)]
問題は、これ一個しかなかったと言う事[たらーっ(汗)] 天ぷら用に探したものの、近くにあるものは採られてしまった後だったと言う。
だから私が丁重に頂きました。ホントはパクッとだけど。この苦味、この香り!

こんなに沢山のシラキノメ、どうしましょう?
ゴマ和えも美味しいと聞いて、サッと茹でて・・・シラキノメのゴマ和え。
香りを大切に、茹ですぎに注意しました。ゴマの香ばしさと、春の香り、そして食感の違いも楽しめます。

もういっこ新メニューで、油や卵との相性が良さから・・・炒飯にもチャレンジ[ダッシュ(走り出すさま)]
夫も「シラキノメで炒飯??」と怪訝な表情ながら・・・・。
          たけのこ2.jpg
一口食べたら、「炒飯も、ありかも」って!?
とにかく茹で過ぎは香りがなくなるので注意。二人分でもビックリするくらい大量に入れてあります。
卵の黄色と山菜の緑。
見た目は質素ながら、その実、贅沢なんです。最後のお醤油はホンの少し隠し味程度にすることで、より香りが引き出せる感じです。山菜独特の苦みがほぼないから山菜苦手な子供も気づかないかもしれません。

ある意味貧乏で、ある意味贅沢な・・・夕ご飯メニューたち[あせあせ(飛び散る汗)]
呑むのは当然、日本酒で。
                       筍1.jpg
息子プレゼンツの「特別純米酒 繁桝(しげます)」[ぴかぴか(新しい)]福岡県八女市「高橋商店」さんが、 酒造好適米「山田錦」を使い酒造りの技を極めて醸した逸品との事。
秋から春までの間、土の中で蓄積されたエネルギー!山の恵みと、九州の酒と…山菜づくし、山菜三昧な日々なのでございまする。
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thanks 83

コメント 18

がり

筍の時期ですね。
我が家もあちこちからいただいて、食卓に筍の乗ってない日が最近はありません。大好きだからいいけど。^^
by がり (2017-04-30 21:49) 

hana2017

がりさんへ
家も先週末から一週間ずっと筍尽くしの日々、今夜もたけのこご飯を食べました(笑)
by hana2017 (2017-04-30 22:17) 

ワンモア

いやあ、どれも美味しそうですね。春って感じ(^^)
特に天ぷらが綺麗に揚がっていて・・・うぅ夜中に見るんじゃなかった(笑)
by ワンモア (2017-05-01 02:45) 

まつき

シラキノメ?? 初めて聞いたような(´・ω・`)?
お子ちゃま舌の私は山菜類が苦手なので、聞いてもすぐに
忘れそうですが・・・(^^;
タケノコ、昨日スーパーで1200円と言う値段を見て、
すごすご帰ってきました(^◇^;)
by まつき (2017-05-01 11:00) 

hana2017

ワンモアさんへ
筍も、山菜も、この季節に一年分を食べ尽くすって感じでしょうか。

まつきさんへ
シラキノメ、コシアブラ…聞いたこともないですか?
かく言う私にしても、ここ十数年かも。。どちらも夫が好きな事で、私も食べるようになったのでした^^;
タケノコはこちらでは3~4本入って300円台です。恐るべし、東京価格!
息子達が来たら、いっぱい食べさせましょうっと!
by hana2017 (2017-05-01 13:27) 

サンダーソニア

コシアブラは聞いたことがあります。
天ぷらにすると絶品とか?って チガウカナ?
胡麻和えもいいのですね。
筍ご飯はようやく2回目をしました。
いつもなら うんざりするんですが^^;



by サンダーソニア (2017-05-01 14:16) 

みーる

春の味をいただくのは 今ですもんね^^ 美味しそうに天ぷらが揚がっています 日本酒で あーいいなー^^

by みーる (2017-05-01 17:09) 

れもん

たくさんの山菜、嬉しいですね~。筍は私も初物頂いたばかりです。
旬のものをいただくのは楽しいです。
by れもん (2017-05-01 17:59) 

kick_drive

こんばんは。タケノコ旬ですよね。幼いころタケノコ堀に行ったような記憶はありますがはっきりとは覚えてないので行きたくなってました。先日我が家では青椒肉絲でタケノコ食べました。あの触感があるか無いかでかなり違うと思います。

by kick_drive (2017-05-01 21:06) 

hana2017

サンダーソニアさんへ
>天ぷらにすると絶品とか?
はい、そのまんま・・・書いておりますです^^
ゴマ和えは量をなんとか減らさんとしてやってはみたものの・・・やはり天ぷらですね!
今年は不作でしょうか?それともイノシシさんに食べられちゃった?

みーるさんへ
今日、新たに山椒の芽を採って来てもらいましたら、大きく固くなりはじめていました。
タケノコ、山菜共にまさに今!一日一日と味も食感も違ったものとなっていきます~~
千葉なら、道の駅で売っているのではありませんか?

れもんさんへ
今日の夕ご飯・・・まだ残っていた筍を煮て、そして残りのコシアブラの天ぷらも。
天ぷらの食べ過ぎで、今胃が重たい^^;
しかし、それも旬なればこそですね♪

kick_drive さんへ
こんばんは。
独身男性がこの時期にタケノコを食べる機会ってありそうで、そうないのかも。実家へ行くとか、夜チョッと良いお店まで食べに行かない限り、筍も山菜も食べられないものです。
そう言う私だって若かりし頃は、どちらにも関心もなく食べたいとは思いませんでしたものね~~


by hana2017 (2017-05-01 21:48) 

yoriko

山菜は私も結婚してから食べました
あの何とも言えない苦さは若い頃だったら食べられないと思うのにこの年齢になると好んで食べたくなります。コシアブラと言うのも山菜なのでしょうか,まだ知らない山菜が沢山ありそうです。

by yoriko (2017-05-01 21:49) 

hana2017

yorikoさんへ
年齢と共に食べものの好みが変わるだけでなく、結婚相手に合わせた食生活、習慣は大いにあるものに思えます。
家の夫、普通に車を走らせてのドライブ中だって、「あ!タラの芽があった!」って、自然と目に入るんだそう(笑) 変な特技!
シラキノメ、コシアブラと呼び名はふたつながら・・・なんでもシラキと言う木があって、そこにつく新芽ががシラキノメなのだそう。私もこうして採取したものを頂くか、または道の駅かスーパーで買うばかり。ほんのチョッピリでも結構なお値段がします。
以前は県の北の山の方へ毎年、ワラビや山ふきを採りに出かけていたのですけれど。。震災の原発事故以来やめてしまっております。
私も知らない山菜は沢山!山菜王国の山形や新潟へ行くと珍しいものに出会えますね。
by hana2017 (2017-05-01 22:17) 

末尾ルコ(アルベール)

豪華ですね~。山菜を食べると、日本人としての根源的な部分を刺激されます。
金子修介監督は一時忘れ気味でしたが、最近また興味が復活しています。成宮寛貴はいろんな役ができそうな人でしたが、惜しかったですね。   RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-05-02 01:41) 

えーちゃん

粗めの大根卸し器?と思ったらタケノコだった(^^;
シラキノメは、知りませんでした。
by えーちゃん (2017-05-02 12:41) 

hana2017

末尾ルコ(アルベール)さんへ
金子修介監督作品「ばかもの」は一冊のエッセイがきっかけとなって知ったもの。
地味でも一定のレベルをもった作品も毎年生まれているに関わらず・・・それはコアなファンだけにしか知られずに忘れ去られていく。それが今の日本の映画の現状です。
マスコミで流す情報は、どこを見ても皆同じ。安易過ぎるコミックを元に同じような俳優が同じような役柄を演じて・・・最後はお約束のお涙ちょうだいドラマ。そんな繰り返しばかりで、映画ファンが育つ訳ありませんもの。
またキネ旬や日本アカデミー賞といったメジャーな賞で選ばれるのも、左翼系の監督。または在日監督。
「そこのみに光り輝く」は原作にそってそれを映像化しただけ、 呉美保監督が映画化をした意味が私には見あたりませんでした。
by hana2017 (2017-05-02 12:47) 

hana2017

えーちゃんさんへ
大根おろし器・・・とは、また意表をつくご感想で^^;
山菜は、田舎でしか食べられない。田舎の味ですからね♪」
by hana2017 (2017-05-02 13:12) 

caveruna

繁桝、おいしいですよね♪
つい・・・お酒にロックオン(笑)
by caveruna (2017-05-02 16:22) 

hana2017

caverunaさんへ
沖縄旅行以来、夫はスッカリ泡盛一筋ながら・・・
私はやはり日本酒の方が好き♪
…とは言え、呑みすぎないようにはしています^^
by hana2017 (2017-05-02 17:28) 

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