SSブログ

「つがの里」へ八重桜を見にⅠ [ドライブ・栃木県西]

          つがの里1.jpg
東北自動車道の側道沿いにある「つがの里」。里の春は、3月下旬のカタクリの花から始まります。
園内には、開花時期の異なるしだれ桜、ソメイヨシノ、山桜…そして、八重桜へと、開花時期の異なる約1000本もの花が次々と咲き誇り、長い期間楽しむことができるのです。

つがの里2.jpg
これまでも何度か訪問済みながら、今年はソメイヨシノのお花見が間に合わなかった為、八重桜ならまだと考え、実家への途中立ち寄りしてみました。
これ以上はないと思える雲ひとつない青空、この後夕方は雷雨になってしまったのでしたけど。(4月29日でした)

つがの里3.jpg
おお!まだ大丈夫[グッド(上向き矢印)]ちょうど満開の盛りです。
午前中ということもあり、ゆっくり静かにお花見を楽しみました。

          つがの里4.jpg
広い園内至るところに八重桜が咲いて、青空と、新緑と・・・別世界のような華やかさ。桜だけに「歴史絵巻」なんて言葉が思い浮かんで来てしまったりして…。

つがの里5.jpg
八重桜はバラ科サクラ属の落葉広葉樹で、花びらがたくさんある桜の総称です。
通常の桜の花びらは5枚なのに対し、八重桜は何枚もの花びらを重ねてつけることが出来。1輪の花に平均10~130枚ほどの花びらが・・・また花と同時に葉をつけるものが多いのも、通常の桜との違いだそう。

つがの里6.jpg
濃いピンク色の花弁、鈴なりの花を重たいくらい付けて咲く様子はとにかく可憐、見ているだけで気持ちが華やいできます[グッド(上向き矢印)]

つがの里9.jpg
花と同時に枝に付く葉、ピンクの花に隠れた新緑の葉っぱの色合いが優しく感じられます。
つがの里10.jpg
満開と書きましたけど、すでにかなり散り始めていて、周囲には散った花弁だらけ。その様子もまた綺麗でした。

              つがの里11.jpg
無数の花びらを散らせる姿は、春の終わりと、夏の訪れを告げているがごとく。。

   つがの里12.jpg
場所を移して、野外ステージや芝生広場の方へ行ってみました。

八重桜とひとまとめにしてしまってしておりますが・・・
関山(かんざん)、一葉(いちよう)、普賢象(ふげんぞう)。唯一黄色の花をつけるの品種で、花色がウコンと似ていることにちなんで名付けられた鬱金(うこん)、御衣黄(ぎょいこう)…と言った種類がよく知られていて。。
あんぱんの飾りつけになっているのは、関山の花弁だそうです。

つがの里13.jpg
どれも同じようながら、これ程見事、綺麗だと…欲張って何枚でも撮りたくなってしまうのでした。
続きますね。

thanks(64)  コメント(13)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

thanks 64

コメント 13

えーちゃん

八重桜、綺麗だね~

by えーちゃん (2017-05-05 01:16) 

taekozue

八重桜って、バラ科なのですね。
花びらが何層にも重なると、本当に見事な美しさですね。
by taekozue (2017-05-05 09:12) 

ソニックマイヅル

おはようございます。正に鈴なりの状況が素晴らしいと思います。金沢から帰ってきまして昨日と今日は出勤でございます。何枚でも撮影したくなるお気持ち、解ります。天気も良いですね。^^;
by ソニックマイヅル (2017-05-05 09:52) 

まつき

ソメイヨシノとは違った美しさがありますよね~!(^^)!
どうして桜って何枚も撮りたくなるんでしょうねぇ。
私も毎年同じなのに、ついつい撮ってしまいます(笑)
>1輪の花に平均10~130枚ほど
随分と幅があるんですねぇ(@_@) 全然知らなかったです(^^;
by まつき (2017-05-05 11:20) 

末尾ルコ(アルベール)

豪奢な咲き方ですね~。まるでヴィスコンティ作品のように・・・。
ヴィスコンティ監督は単に貴族であるとか大富豪であるとかを超えた、精神の豪奢を持っていた人なのでしょうね。それにしてもかつて世界の頂点に位置していたかのようなイタリア映画界の現状は残念です。   RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-05-05 11:47) 

ワンモア

八重桜はバラ科に属するのですね。そういえば、見慣れている通常の桜とちょっと違いますものね。勉強になりました。
まとまって植えられているソメイヨシノも良いけど、ぽつんと桜の木がある光景も良いですよね(^^)
あと、ベトナム料理屋さんの情報、ありがとうございます。
友人の会社の社員さんを日光か鬼怒川に案内しようと思うのですが、ベトナムの女の子もいるのでいいかも(^^)
by ワンモア (2017-05-05 11:51) 

hana2017

えーちゃんさんへ
青空の下だったから、鮮やかさが余計に感じられたのでしょう♪

taekozueさんへ
説明不足で申し訳ないです。
一般的なサクラからはじまって、ウメ、モモなど日本で古くから親しまれている花木、またイチゴ、リンゴ、ナシ、ビワ、カリンなど果実、アーモンドやハマナスといったものまで皆バラ科に分類されるのだそうです。

ソニックマイヅルさんへ
こんにちは。
散り始めてはいたものの、八重桜の魅力は堪能できました。
金沢ではお写真も沢山撮ってきましたか?レポを楽しみにしていますね(^o^)v

まつきさんへ
花の中でも、桜の季節の到来時に感じる特別の感情!これも日本人のDNAゆえでしょうか?
・・・それなのに、桜までウリが、ウリが・・・の紀元説を唱えるどこかのおバカさんがいる事実(笑)ホント、笑っちゃいますね。

末尾ルコ(アルベール)さんへ
イタリアはツアーでしか訪問した経験がないものの・・・どこを訪ねても、どんな街も街並み、建物、ムードどれらも素晴らしかったです。これはドイツでも同様に感じた事ながら、精神と芸術性の昇華、それは豊かさと長い歴史あってこそのもの。
文学も同じことが言えるかと思えますが、文章となるとどうしても要素的に、自己否定の方向へ。
その点、ヴィスコンティ監督をはじめとして映像的に完成した場合。監督本人の思考と感性が与える大きさは比べようもなく大きなものに思えます。
最近の、イタリア映画…チョッと具体的に思い浮かびません^^;

ワンモアさんへ
説明不足で申し訳ありません。つがの里は家からの距離も近く、壬生のわんぱく公園同様、一年中楽しめる便利なとこと。それにどちらも無料ですものね^^
ソメイヨシノも、枝垂れ桜も、いちごも皆、バラ科なんですよ。
大沢駅前にある「ベトナム料理あおざい」です。
入るのに勇気がいる、怪しげな外観。
ママが一人で作って、接客もするから忙しくて・・・メニューが少ないのが難点ながら。。そこがまたアットホームさにつながっているかと。
私達がいる間にも、ベトナム人の男の子が3人食べに来ていました。
http://www.tochinavi.net/spot/home/?id=15864
by hana2017 (2017-05-05 15:14) 

yoriko

ソメイヨシノなど一重の桜にたいして
八重桜は豪華ですね
生まれ故郷の熊本では叔母がちょうちんザクラと言っていましたがまさに提灯のようでもありますね。
この花を見ると私の結婚が決まった時
お祝いだとからと父が桜漬けを買って来て家族3人で桜湯を飲んだのを毎年懐かしく思い出します。年を重ねると思い出が多くなります^ - ^
by yoriko (2017-05-05 16:24) 

がり

花や景色
といくら撮っても変わらないと分かっていても
美しいたくさNシャッター押してしまいますね。
by がり (2017-05-05 18:37) 

ゲンさんおかさん

ソメイヨシノが楚々とした美人なら、
八重桜はゴージャス系の美女という感じですね。

伊豆も朝晩は小寒くて、
大きい姉ちゃんにパーカーを取られ、
あちらに置いてあるおとさんのフリースを
着ていましたが、さすがに八重桜は
枝に少し残っているだけでした。
でも日中は暑くなり、
犬連れのドライブは辛い時期になってきました。
もう立夏ですね。
by ゲンさんおかさん (2017-05-06 09:48) 

hana2017

yorikoさんへ
熊本では叔母様がそのように呼んだ・・・ちょうちんザクラの呼び名もおありなのですね^^←花の形状、付き方からと想像できました。
>年を重ねると思い出が多くなります^ - ^
本当に!懐かしさから嬉しくもあり、寂しくもある。同じですから、よーくわかります♪

がりさんへ
花そのものの美しさは当然ながら・・・咲く時期の短さ、儚さがより愛おしくて・・・などとロマンチックな気分になれる一時でもありますね^^

ゲンさんおかさん様へ
これを撮ってからちょうど一週間、こちらでもほぼ終わり。残りも茶色になって可愛そうな状態でした。
今日も日中は暑いくらいで・・・ここにきて一気に春~初夏の様相が感じられるよう。
ぼんやりの加速で、日にちどころか一か月間の感覚まで薄れてきて・・・我ながら、もう嫌になっちゃいます~~

by hana2017 (2017-05-06 23:03) 

れもん

良い所ですね。蓮の頃に行ってみたいと思っています。
by れもん (2017-05-07 14:12) 

hana2017

れもんさんへ
蓮池が満開時期にも何度か出かけていますが、カメラマンさんで賑わいます。どちらにしても、早朝が勝負ですね^^
by hana2017 (2017-05-07 22:07) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0