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デッカイドウ北海道旅行・・・⑤「森のふくろう」Ⅰ [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

一度だけ温泉も入りました。自然を間近に感じる開放感いっぱいの露天風呂です[いい気分(温泉)]
          ぬかびら0.jpg          
「六花の森」の後は帯広市内をぬけて、二晩目の宿のあ「ぬかびら源泉郷」を目指します。
付近に見どころもあったのでしょうけど、何分にも雨降りでしたから。
ぬかびら1.jpg
帯広から北へ60kmほど、東大雪の麓山間の小さな温泉地である「ぬかびら源泉郷」、国道237号線沿いに数軒の宿が建ち並んでいました。
          ぬかびら2.jpg
泊まった「森のふくろう」は比較的新しめのペンションらしい外観、実際は(良い意味でもって)民宿そのものながら[あせあせ(飛び散る汗)]
「2015じゃらんアワード泊まって良かった宿 大賞1~50室部門一位!」に輝いたのが、決めてのひとつになったのでした。
15時過ぎに到着。荷物を持って玄関に向かうと、オーナーさんらしきオジちゃん「家に泊まるんか?」だって[あせあせ(飛び散る汗)]
すぐに女将さんらしき女性も迎えに出てくれました。そしてチェックイン手続きをしながら・・・「どーもねぇ」だって!あまりの客との距離の近さにハモってしまった私[わーい(嬉しい顔)]とーっても気さくなオーナー夫妻の出迎えにまずはビックリ!
女将さんが慌てて「こういう人なんですよ」って。
濃い~!オーナーのキャラには笑わされっぱなし、でもしっかりサッパリとした性格の女将さと、宿泊客を喜ばせたいとする・・・考えの上で営んでいる。そして自らもこの状況を楽しんでいる様子が伝わってくるのでした[グッド(上向き矢印)]
家族経営で結婚されたばかりという息子さんが調理、料理を運んでくれた時も説明してくれました。
翌朝は、帯広のホテルで働いていると言う若い奥さんもお手伝いされてましたし・・・。

客室は2階。カギは当然、ふくろうさん。
    森のふくろう0.jpg  ぬかびら3.jpg シングルベッドが二つ並ぶ洋室。反対側に椅子と小さなテーブル、テレビ、冷蔵庫、電気スタンドくらいで・・・本当にシンプル、小ざっぱりだけれど、想像していた以上にゆったりとした広さ、飾り気はないけどタオルに浴衣と必要なものは揃ってじゅうぶんです。 温泉宿の巾着袋や籠はない代わり、入浴時には100均のかしら?ビニールバッグを貸してくれます。 ペンション(民宿)なので部屋には付いていませんが、共用で使う洗面所、トイレは清潔で問題ありません。 一息ついて、他の宿のお風呂に入浴可の「 外湯めぐり」で、お隣の「中村屋」さんへ。 ぬかびら4.jpg 一人でお風呂に入れない私、この宿には混浴露天風呂があるのです。 平日であるし、まだ時間的にも早いから、お風呂に浸かっている人はたぶんいないと思い、せっかくだから思い切って行ってみる事にしました。 かつてはここも団体客で溢れていたであろう…昔ながらのお宿。館内の至るところに時代の感じられる・・・味のある雰囲気のお宿です。 一番奥まで行くと、タイル張りの内湯。露天まで向かう廊下も味があり、このアプローチは秘湯感を盛り上げてくれます。 奥に4~5人は入れそうな浴槽がありました。山の木々が迫る、緑濃い開放的な露天風呂。           ぬかびら6.jpg 幸い誰もいなくて、自分達だけの貸切で入浴出来ました[グッド(上向き矢印)] 風情たっぷりの源泉かけ流し温泉です。 このお湯が、かなり良い[るんるん] 含重曹-食塩泉。お肌に良い重曹分と、身体が温まる食塩分が含まれている、クセのない優しい肌触りの温泉なのでした。 真冬には温泉郷全体が雪に囲まれて、白一色の世界へ。この場所も雪に覆われて雪見風呂になるのか?それとも閉鎖してしまうのかしらね。 無料の日帰り入浴に関わらず、お風呂から戻って来たらラウンジに用意されてるお茶、フリーの?ポテトチップスを勧められました。この辺りも大らかだわ。 ぬかびら5.jpg ここでも「タウシュベツ川橋梁」を撮った写真が素敵[ぴかぴか(新しい)] 「無事入れました」と宿に戻ってきましたら、「それは良かった。エゾ鹿は出てこなかったかい?」 山菜取り名人のオーナーさん、熊にはこれまでも出会った事はないけれど、鹿はチョコチョコ遊びにやって来るとの事でした。 夫が同じ名前であるのを指摘しましたら・・・お隣の中村屋さんとは、従妹同士だそうです。 「森のふくろう」では小さな家族風呂がひとつだけ、以前は温泉だったものが、6年前の東北大震災を機に全く出なくなってしまったとか。これ程離れているのに、地底の奥の部分が余程大きく動いたのでしょうか。こちらは食後にゆっくり入りました。       森のふくろう10.jpg ウッドデッキにはハンモックもあり、夜星を眺めに外へ出たファミリーの奥さん「短時間ながら、星がとても綺麗に見えました」ですって。・・・そう言うのは早く教えてよ[あせあせ(飛び散る汗)] フロントのすぐ横には食事スペースがあり。夕食・朝食はこの場所で。               ぬかびら7.jpg これは食べ始めてから撮ったものながら。5泊中、こちらで食べたご飯が一番心に残るものでした。サービス精神にあふれたふくろうさんは面白い宿[るんるん] その様子については、次回になります。
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ma2ma2

ここのご飯が一番おいしかったのですね!
僕は明日のお昼まで病院食です(笑)
by ma2ma2 (2017-09-14 22:21) 

hana2017

ma2ma2さんへ
一年近くも入院生活をおくった私、病院のご飯はもう結構です。
そう言うのと比べないでくださいね~~
by hana2017 (2017-09-14 22:38) 

末尾ルコ(アルベール)

「森のふくろう」という名前もいいですね。何でもフランス語の名前を付けたらおしゃれだと勘違いしている日本人が多いのですが、どんなことでもできるだけ日本語を使うべきです。お食事も楽しまれたようで、リポートに期待しております。
テレビの時代劇は優れた映画のハイクオリティとはまた違ったよさがありましたね。そんなに多く観ていたわけではありませんが、気楽に楽しめるのがテレビ時代劇のいいところですし、やはり古い歴史の雰囲気を日常的に味わえるのはとても大事なことだったと思います。子どもから楽しめるテレビ時代劇が多かったですものね。
石川さゆりのデビュー時の様子は知らないんですが、「津軽海峡 冬景色」の頃を最近あらためて見返して、(こんなに綺麗で、こんなにダイナミックな人だったのか・・・)と吃驚しています。子どもの頃には分からなかったことが見えてくるので、「過去」と言っても「新しい」んですよね。とてもおもしろいです。それにしても見事な歌い手です。  RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-09-15 02:15) 

hana2017

末尾ルコ(アルベール)さんへ
オシャレな雰囲気を出すためか、こう言ったペンション名は訳のわからないネーミングがほとんどですから。センスを疑ってしまいます。
制作予算、人材の確保など難しい面も多かったでしょうけれど・・・。現在は更に困難な状況となっているのでしょう。歴史の面白さに目覚めたきっかけは大河でしたし、居ながらにして楽しめる時代物は娯楽のひとつとして果たした役割は大きなものがあったと思います。
RUKOさんはまだまだずっと先になる事でしょうが。。こうして歳を重ねていく、イコール出来ないものも増えていくけれど、見えてくるものも多い。最近は開き直りもあるものの、悪くないなぁと感じているのです。
by hana2017 (2017-09-15 08:01) 

サンダーソニア

ほっこりできそうなペンションですね。
お風呂が貸し切りでよかったです。
by サンダーソニア (2017-09-15 08:44) 

いっぷく

お風呂の屋号が中村屋さんというのはめずらしいですね。
私は露天風呂は苦手なのですが、周りが緑で落ち着けそうですね。
by いっぷく (2017-09-15 09:11) 

まつき

可愛らしい外観のペンションですね~!
カギもむちゃんこ可愛い♪  でもふくろうと名乗ってる割には、
他にはふくろう要素が薄いような??(^^;
緑たっぷりの露天風呂、気持ちよさそうですね~!(^^)!
by まつき (2017-09-15 12:51) 

hana2017

サンダーソニアさんへ
せっかく温泉郷まで行きながら、温泉に浸かれないなんて寂しい。
思い切ってのチャレンジの成功!ホントにラッキーでした。無料の日帰り入浴なのに感じも良かったですしね♪

いっぷくさんへ
どちらも姓が中村さんなのです。
倒れる前は各地の温泉に入りまくっていた私、山奥の秘湯と呼ばれるところへ行けばいくほど、湧き出る源泉を大切に守り続けて今に至っているのです。
混浴風呂もそれを思えば道理ながら・・・だから温泉について知れば知る程、露天風呂も部屋付きのお風呂もいらない。私もそう思っています。ただこの時はこちらの露天風呂へ入るしか選択肢がなかったものですから・・・^^

まつきさんへ
この旅は安宿隊に徹した私、だからどこもリーズナブルなところばかりなんです。それにここ最近、ペンションが大好きに♪
ふくろうの置物は飾られていましたけれど、かなりお喋り好きなオーナーさんでしたけれど、宿名の由来については?以前は土産物店を営んでいたとか仰っていましたね。
by hana2017 (2017-09-15 14:01) 

みうさぎ

露天風呂自然豊かなとこにあるねぇ
お湯にゆっくり浸かれたようで良かったねっ
極楽極楽~~♪~
より一層肌別嬪さんになっちゃって~ニクイなぁ~(^◇^)

by みうさぎ (2017-09-15 15:13) 

hana2017

みうさぎさんへ
病気になる前に東日本の温泉はほぼ周遊したものの…北海道は一湯だけ。
それだけにチョッと冒険ながら、入れて良かったわぁ~♪
より一層肌別嬪さん??そんな、姉さんには到底及びませんわ^^

by hana2017 (2017-09-15 15:51) 

がり

でっかい北海道の自然の中を無理のないペースで旅をされてますね。観光地観光地してない場所を選んでまわる旅っていいです。
こういう旅はやはり気心の知れたパートナーと行ってこそですね。
今の私にはしたくてもできない旅のスタイルなので
うらやましいです。

by がり (2017-09-15 21:59) 

hana2017

がりさんへ
今回は、今回もですけど、時間と予算の限られた中・・・東北海道の一部を周ってきました。
どこへ行っても、綺麗な景色さえ見られたらいいので、それ程観光地色の強いところは行っていないかしら?
>今の私にはしたくてもできない旅のスタイルなので
うらやましいです。
病気で倒れてから10年、ここまで回復するまで私にも大変な時期が続いて・・・それに今だって、海外へバンバン出かけて行く友人の事を羨ましいと思っているのですよ。

by hana2017 (2017-09-15 23:25) 

ソニックマイヅル

おはようございます。やはり温泉は源泉かけ流しが良いですね。貸し切り状態は気分もいいですよね。^^;
by ソニックマイヅル (2017-09-16 07:08) 

えーちゃん

誰も居ない露天風呂、森の中から熊が覗いてたりして?(^^;
by えーちゃん (2017-09-16 08:49) 

hana2017

ソニックマイヅルさんへ
温泉は源泉かけ流し風呂しか入りませんので、間違っても町のスーパー銭湯など(^^;
奥様と貸切風呂の経験はおありかしら?

えーちゃんさんへ
ある~日、クマさんに出会った、クマさんの いうことにゃ・・・おにげなさい・・・って、この場所で会ったら、私達イチコロでしょう!
by hana2017 (2017-09-16 11:57) 

ma2ma2

何ででしょう?
何も変えていませんが???
by ma2ma2 (2017-09-16 14:24) 

kick_drive

こんにちは。なかなか面白いキャラのオーナーさんですね。
このお出迎えにはびっくり。お隣の露天風呂も囲いがないのでドッキドキ(笑)。
最後のお写真、御釜の中はどうなっているんでしょう?

by kick_drive (2017-09-16 16:41) 

hana2017

kick_driveさんへ
こんにちは。
滞在中ずっと笑わされっぱなしでいた私達、大らかでフレンドリーなオーナーのキャラには和まされ続けでした。
囲いのないお風呂くらい・・・こう見えても、倒れる前は東日本の温泉を100湯近く入りまくった私達ですから・・・混浴風呂も何か所も経験済みです。勿論バスタオルデッガリチでしたけど。
お釜の中身は、次記事で詳細な説明がしてありますです^^
by hana2017 (2017-09-17 17:14) 

hana2017

ma2ma2さんへ
ご自身のブログに対するスタンスが、ほぼ同じ、共感する内容のコメントをしたはずなのに…。
あちこちでお見かけしますが、あ、またやっている~~と。
様々な方のところで、適当なコメントを書いて、または自分の事ばかりの方っていますよね。
ロクに読まずにただ自分のところにコメントが欲しいだけの人、自分の言葉にあまりにも無責任過ぎる。空しくないのかなぁと、他人事ながら思えてなりません。

今夜、またお伺いしてみますね。
by hana2017 (2017-09-19 21:38) 

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