デッカイドウ北海道旅行･･･⑭「宿坊 樺のん」さん

森を切り開いて建てたのだろうと思わせる･･･広い敷地にある山小屋風の施設に到着。こういうのって価値があるんでしょうね。
平日のせいか訪れる人も少なくてのんびり･･･と思いましたが、すでに一組はチェックインして、近くの温泉施設へ出かけてしまったとか。
　　　　　　　　　　
いかにもペンションと言った装飾物は少なめ。ベトナムか台湾か、どちらも未訪なので定かでないが、陶器のお茶碗や小物が目につきました。
建物の周囲の植栽、お花の少なさが寂しかったかな


一階の入ってすぐがフロントを兼ねたカウンター、奥が厨房。ワンフロア―の半分近くを占めるダイニングと簡素な造りです。
利用してる人は見かけませんでしたが、お茶、インスタントコーヒー、紅茶？等のフリードリンクのコーナーもあり。。
客室は二階に3室のみ。2階の客室は屋根裏部屋風の造り、むき出しの丸太の太くて立派な事！

予想していたより広めの部屋は本当にシンプルながら、綺麗に掃除されていて･･･何ら問題ありません。ファンヒーターに、枕元の照明スポット、メイク用ミラー、旅のノート、アメニティーは歯ブラシ。ベッド周りも清潔感がありました。
部屋の手前にはカーペットの敷かれた畳風スペースがあり、テーブルと座布団が置かれていますが･･･。冷蔵庫、テレビ、お茶セットの類はありません。

食事前に入浴を済ませる事に、想像以上に狭い脱衣所にまずビックリ、浴室も小さいものでした(・ω・;)
浴衣はないものの、タオル、バスタオルは用意してくれます。
民家であった建物を宿として営業されているのだから仕方ありません。ただトイレが私には合いませんでした、そしてこちらも狭かった。設備面での変更は無理なのだから仕の方ない事でしょう。

さて夕食です。食事の時間、座るテーブルも事前に決めてあり、それに合わせてダイニングへ下りていきました。
お品書きはなく、説明も全くなかったような・・・。まずはサッポロクラシックの生で乾杯
秋刀魚の焼き加減が絶妙で美味しかった夕ご飯チョッと席を外している間に運ばれたから、泡が消えてしまってます。

　　　
山菜にきゅうりの漬物と言った前菜らしきひと皿、ボタン海老・鯖・ホタテのお刺身は市販のものを盛り合わせたって感じ？
昆布巻きの添えられた焼き物プレートは、秋刀魚が上手に焼いてありました、きっと相当新鮮なのだろうホイル焼きの中身は鮭とトウモロコシ。


ドリンクメニューはあります。小松菜なのかしら?青菜とニンニクの炒めもの、これ美味しかった！
手前にあるのは花咲ガニ、枝豆のかき揚げだったような。　

　　
そして、出ました！花咲ガニがでーんと一人一杯
それではと、北海道知床沖の海深く眠る「知床らうす深層水」で仕上げ た焼酎「グランブルー」の小ボトルを追加。

　　
この後は、食事のカニ飯とアサリのお汁が出まして…。ポツンと置いてあったのだけど、柿とラ・フランスはきっとデザートよね。


一夜明けて翌朝。

各テーブル毎にトースターが置いてあり、パンはそれぞれ自分で焼くようになっています。←チョッと面白いアイディアですね

野菜サラダ&オムレツのワンプレートに、コンソメスープ、牛乳…とシンプルながら確かに手作り感満載の朝食です。
朝はｲﾝｽﾀﾝﾄのフリードリンク以外に、淹れたてのコーヒーがプラスされてました。その横にお替り用のパンの用意もあり。

うーーん、、、全体的に頑張ってるのはわかるけど･･･。
お部屋はリフォームもしてあるけれど、全体の古さはやはり否めないしかしアルコール代は別として･･･@8700円なのだから文句は言えない。
どう今回は、見事なまでに安いところばかり、我ながらよく探したものね
それでも昨年泊まった富良野の宿のふんわりとした穏やかさが懐かしく思い出されてしまったのでした。安価な宿泊料金に関わらず、一生懸命頑張っているのは同じであったのだけれど。。
こうした状況での価値をどうとらえるかは、それぞれに思える。
アルコール代を別にして、@8700円の宿泊、我が採点は･･･。
　　　　　部屋　☆☆☆
　　　　　設備　☆☆　　
　　　　　風呂　☆☆
　　　　　料理　☆☆☆　
　　　　　接客　☆☆☆　
　　　　　総合　☆☆☆　　
以上、またも辛口になってしまいました。
食事については地元の食材を活かして、限られた予算内で工夫し調理されているご様子。頑張っていると思います。
ﾁｪｯｸｱｳﾄの時にお勧めもなかったし･･･霧多布まで来た！見た！・・・でいいかな。
間もなく終わりますよ。

コメント 12

ファンヒーター、これは自分で操作するのでしょうか。
何かの間違いで事故が起こらなければいいけれど、と
余計な心配をしてしまいました。
朝のトースターといい、子どもが指でもつっこんで
やけどしないのだろうかとか。
やんちゃなお子さんのいるファミリーには
あまりおすすめできないかもしれませんね。
by いっぷく (2017-10-02 21:06) 

いっぷくさんへ
鋭いご指摘の数々･･･私など全く考えもしませんでした。
あの辺りではファンヒーターも、もう朝晩は使用しているかもしれません。
オーナーの説明があるのではと思いますが･･･。
思えば、子供が小さい頃はとにかく退屈しないよう、遊び場やゲーム室のある大きなホテルばかり泊まっていました。
それが歳をとったら、こういった小さいところを好んで泊まるようになっているのです。
by hana2017 (2017-10-02 22:03) 

このお値段でこの内容ならば、わたしだと「大満足！」というところです（笑）。なにせ東京へバレエ鑑賞へ行くときは、世界最高級のステージを観た後に、極めてショボい全国チェーンのホテルに戻り、道すがら買ったコンビニの食べ物を食して平気というわたしですので。我ながら、パリ・オペラ座バレエやボリショイ・バレエを観た後にコンビニ飯を食べているアウトローな自分（笑）に惚れ惚れしております（笑）（笑）。　RUKO

by 末尾ルコ（アルベール） (2017-10-03 02:22) 

ログハウスは中の造りは
色々制約が出そうですよね。

お友達の家に遊びに行った時の
お料理みたいですが、
あまり拘らないオーナーさんのようです。
値段からいったら十分に思えますが、
hanaさんは同じくらいの料金で、
もっと頑張っている宿を色々ご存じなので、
物足りないかもしれませんね。
by ゲンさんおかさん (2017-10-03 09:22) 

おはようございます。朝食のオムレツが美味しそうですね、また今年なんですが、良いサンマがないと聞いています。ですのでまだ今年は一度も食べることが出来ていません。すだちをたくさん頂いたのに・・・。カニ飯も美味しそうですね。^^;
by ソニックマイヅル (2017-10-03 09:45) 

カニまで付いてこのお値段は、良心的な感じがします～!(^^)!
旅慣れていない私なら、きっと大満足しそうです(^^;
室内も清潔そうで好感度大！　斜めになったカーテンが可愛いですね♪
でもこんなに薄いカーテン、真冬は寒くないのかしら・・・(^^;
by まつき (2017-10-03 10:56) 

こんにちわ～
コメントありがとうございました～
因みに私の方は姪っ子でしたので・・(笑)
昭和39年(1964年)7月24日から8月5日まで
「北海道一周ひとり旅」をした私ですので
hanaさんの豪勢な北海道の旅シリーズは
懐かしさのオンパレードです。
私はリュックにテント・飯盒・米を詰め込んでの
12日間のひとり旅でした(笑)
by makkun (2017-10-03 11:17) 

末尾ルコ（アルベール）さんへ
バレエのチケットはそれだけで高額ですもの、そこに往復の交通費も含めたら、それはチェーン展開のﾋﾞｼﾞﾎ、当然の選択だと思います。
それでなくとも23区内、チョッと便の良いところは狭くて高いのは存じています。
この価格に惚れて決めた宿ながら･･･なんかチョッと違っていたかなぁの気持ちが強くて、これ以上は･･･。

ゲンさんおかさん様へ
仰る通り、他所のお家に泊まりに行った感覚でした。
こちらの宿の努力は十分感じられたものの、まさしく仰る通り！同価格帯の宿と比べてしまうのがいけないんだと思います。

ソニックマイヅルさんへ
こんにちは。
釧路に続いての、初・秋刀魚。そしてカニ飯は美味しくいただきました♪
花咲カニは夫に剥いてもらったのを食べたのですけど、味は全く覚えていないのです。
花咲ガニは道東でしか食べられないと言う貴重なカニなのに（^^;

まつきさんへ
花咲ガニ一杯に、この値段に惚れて決めた宿。
しかしこうした小規模宿はその日の宿泊客に寄ってもムードが全く違ってしまう事に、今回気づかされました。
訳ありなカップル、朝晩の挨拶もろくにしない若いカップル･･･と、全然楽しくなかった。これは宿側のせいではないし、むしろ浮いていたのは私達の方だったかもしれません。
北海道で窓は皆、二重サッシ。寒さを経験した訳ではないけれど大丈夫なんじゃないかしら？

makkunさんへ
こんにちは。
1964年と言ったら、今から50年以上前ですね^^
こうした安宿ばかりで豪勢だなんて、しかし北海道って沖縄と違ってこういった宿を旅していても自然なのが不思議な感じがします。
約2週間では、本当に端から端まで周れましたね♪

by hana2017 (2017-10-03 13:10) 

花咲ガニ良いですね！
実がしっかり入っていて美味しいですね(^^)
朝食のオムレツも美味しそう。
by ma2ma2 (2017-10-03 19:51) 

ma2ma2さんへ
釧路出身の方に曰く、道東でしか食せない貴重なカニとか。
なのに私、その味をほとんど覚えていないと言う^^;
朝も、手作り感いっぱいの朝ごはんでした♪
by hana2017 (2017-10-03 21:53) 

コメントを有難うございます。
北海道は、３０年前に仕事で一度行ったきりで、例年のように夏が到来すると北海道で過ごしたいなと憧れています。
ナント言っても、美味しそうな料理が魅力ですね。ソロソロ雪が降る頃なんでしょうか。
by ipanemaoyaji (2017-10-04 20:01) 

ipanemaoyajiさんへ
こんばんは。
30年前でしたら、私達も家族で。その前の40年前は二人で行きました。
今年は短い夏でしたが、猛暑が続くとﾎﾝﾄにウンザリ！
いざ行くとそうは食べられないものの、北の大地は食の宝庫！それは間違いないものと思います~~
by hana2017 (2017-10-04 21:13)