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ふらり上州路・・・③ぴのん&松本楼・・・温泉 [2018・2月おばあちゃんバースディ・伊香保温泉]

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浴室は地下一階にあるので、ランドリールームの横を通り、一旦建物の外へ出る。
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さすがに2月の風は冷たくて、寒~い!春~秋は風情も感じられるものの・・・冬場は厳しいと思いました。お風呂棟へ到着。
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男女別浴室の前には待合室があった模様、暖房にウォーターサーバーの用意もあったようながら、内部は覗いておりません。
貸し切り風呂は二つ、手前の「藤うさぎ」の方を利用。小ぢんまりとした脱衣場は中々オシャレで清潔そのもの、洗面周りには椅子、男女別の化粧品類やら必要なものは全て揃っていました。

入ってすぐのシャワースペース、最新式シャワーは頭だけでなく、身体専用シャワーも。シャンプー・コンデショナー・ボディソープと置かれていたのは全て馬油です。
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ドアを開けて浴室へ、半分は寝湯なのでしょうか?寝転がると上半分くらいお湯から出てしまう。中途半端な感じながら・・・ それでも、冬の温泉は格別ですね。
ひぁ~気持ち良い[グッド(上向き矢印)]

温泉は人が入っているところを見たら、良いなぁ~~入りたーい!スゴーク入りたくなるだけど、いざとなると温まり過ぎてしまうから、入ったり、出たりと忙しい[あせあせ(飛び散る汗)]
それでも、じゅうぶん温まりました。

陽が落ちたら、粉雪が少し舞い始めてきました。明日の朝は、雪景色かも?

ぴのんの貸切風呂が夜のみの為、翌朝は本館の方へ。
ぴのんから徒歩2分程、坂の上の本館「ホテル松本楼」の大浴場へ入れるのがこの宿の大きな魅力です。
目覚めて外を眺めたら・・・数センチの積雪で雪景色。宿のスタッフさんが早朝から駐車場の雪かきをしている姿が見えました。
この雪で坂道を上がって行くのは無理と・・・夫が車を出してくれることに。他の二部屋へも声をかけたものの、「まだ眠いから後で」だそう。
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松本楼は老舗旅館らしく大きな旅館です。ぴのんの籠バックを持参したらOK!
浴衣の上に羽織、袖なしのちゃんちゃんこ、ボワボワのロングコートみたいのも用意されているからお好みのスタイルで・・・。
車から下りたら、年配の着物姿の女性がにこやかな表情で丁寧に出迎えてくれました。
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本館の貸切風呂は二階、その側の2階大浴場は朝が男性用、廊下の前を通っただけでも大きさが想像出来ます。
・・・とその前に、ここが噂のなめこ汁コーナー?
「どうぞ、お飲みになっていってください」と大女将。エレベーターの中で「女将さんですか?」と伺ってみたのです。
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肝心の味の方ですが、ごく普通のお味噌汁・・・だから、普通に美味しかったです。

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こちらのお風呂は前回も浸かりました。広い脱衣所に化粧品、アメニティと全て揃っています。
ベビーバス、ベビー用のアメニティまで置いてあったりと至れり尽くせり。
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貸切風呂とはいえ、庭園付きの大きな浴室、置かれているのはここでも馬油のシャンプーやボディソープ類。残念な事に貸切風呂は両館共に、特徴のない「しろがねの湯」なのです。

朝は8階の大浴場が女湯となり、源泉掛け流しの「こがねの湯」、「しろがねの湯」と両方浸かれて泉質の違いが楽しめるのだ。露天風呂からはきっと眺めも良く、濃いこがねの湯に浸かれるのは良いなぁ。
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明治の文豪、徳冨蘆花。晩年身体を患った蘆花は養生の為伊香保を訪れ、この地で生涯を閉じました。その別荘を移築し、多数の遺品とともに後世に残すため開設されたのが「徳冨蘆花文学館」。
他に小説「浮雲」の中にも登場、主人公達が宿泊し、著者である林芙美子自身も伊香保温泉には泊まったと言う。林芙美子がロンドンより書いた父への手紙の展示。
他に竹下夢二ゆかりの地でもあるようでした。

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山々は勿論、屋根もうっすらと雪化粧した早朝の光景。真ん中辺りに見えるベージュ色の建物がぴのんなのかな?

翌朝せっかくだからと「ぴのん」の男湯にも入ってきた夫。同じく露天風呂のない内湯、こじんまりした湯船に こがねの湯が掛け流しになっていたそうです。
そうする内に母と、弟夫婦も、本館の大浴場で入浴をしてきたと言う。皆、上気した表情ながら、サッパリ感が漂っていました。

まだ続きます。
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末尾ルコ(アルベール)

徳冨蘆花、『浮雲』、竹久夢二・・・いいですね~。成瀬巳喜男監督による『浮雲』も歴史的傑作です。高峰秀子や森雅之のような本物の映画俳優も、今はいないですからね~。
ところでエミリー・ワトソンの『奇跡の海』なのですが、英Total Film誌が選んだ「映画史に残る演技ベスト200(The 200 Greatest Movie Performances of All Time)」で、何と5位なのですね。凄い評価です。  RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-03-05 02:12) 

yoko-minato

おはようございます。
弟さんご夫婦とお母様を招待して
泊まられたビノン&松本楼
前回の記事の弟さんご夫婦のお部屋は
さすがに素敵ですね。
思い出に残る旅行になったことでしょう。
by yoko-minato (2018-03-05 07:57) 

ゲンさんおかさん

温泉、入りた~い!
半月板損傷に、効果がありそう。

こんなにオシャレな宿じゃなくてもいいから、
数日、湯治に行けたら、
グッと回復が早まる気がします。

両館、共通で入れるのがいいですね!

by ゲンさんおかさん (2018-03-05 09:13) 

hana2018

末尾ルコ(アルベール)さんへ
おはようございます。
>徳冨蘆花、『浮雲』、竹久夢二・・・
わかった風な書き方をしておりますが、実はちゃんと読んだ事もなくて知っているのは人名、題名だけ^^;
映画「浮雲」はRUKOさんもブログで取り上げられ、褒めていらしたのを覚えております。
「奇跡の海」のエミリー・ワトソン、無名とは言えあの狂気の役柄を演じきった。スカルスゲールド共々、よく演じたと思いました。
過激なシーンと言えば、つい最近ケイト・ウィンスレットの「リトル・チルドレン」を観たばかり、全身ヌードをさらしてたシーンも彼女くらいの存在感、全身でなり切っている様子には、エロスなど意識させな迫力がありました。
貴族の娘から、小間使い、ヒッピーの母親、そして満たされない思いを抱える中流階級の閉塞感を描いた「レボリューショナリー・ロード」同様の役柄・・・幅広く演じられる、彼女も好きだわぁ~~
…そう言えば、本日はアカデミー賞の発表日。結果はいかに?
先日の日本アカデミー賞はホント退屈過ぎましたけれど。。。

yoko-minatoさんへ
おはようございます。
そうなのです。あの弟ももう還暦とは、私も歳をとるはずです(笑)
彼らは夫婦で本場イギリスを個人旅行で周遊してきたばかり。それと比べたら、なんちゃって~~なムードは否めないものの・・・今回はあえて息子家族は誘わず、時には大人だけの会話、時間をもつのも良いものだと思いました。母も話していましたけれど、私達も楽しかったです♪
by hana2018 (2018-03-05 09:22) 

hana2018

ゲンさんおかさん様へ
伊香保は確か、お父上の施設ともお近かったかと。
おかさん様でしたら、本館の「こがねの湯」へも浸かれるはずです。
HPをご覧いただくとわかってしまいますが、私達の泊まったダブルルームなどペンション並みのお値段。ダブルルームがあるのが一階で、階段の使用が少ないと言うのが私には魅力なのですが。。
平日の料金などビックリする程お安くて、それで地下のお風呂、本館大浴場と・・・入り放題はホントお得ですよ^^

by hana2018 (2018-03-05 09:31) 

まつき

ホントにどこもかしこも可愛らしい館内ですね! 
本館も素敵だし♪ しかし徒歩2分でも積雪の坂道はキツイ(^^;
旦那様、さすが優しいですね~(*^^)v いいな~!(^^)!
by まつき (2018-03-05 11:29) 

hana2018

まつきさんへ
前回はまだ紅葉時期だったから、自分で歩いて上っていったのです。」しかも母を誘ってと思ったら部屋にいない。聞けば一人だったから、お隣の部屋に泊まったオジサマと一緒に行って来たとか。あの頃はまだ、今よりずっとシッカリしていた感が^^;
館内のどこも可愛くてオシャレだけれど、どこも皆同じよう。。私でさえ迷ってしまうくらいだもの、85歳の母はもう一人で泊まるのは無理かもしれません。
旦那様は、孫のこっちゃん曰く・・・婆ばのお世話係だそう。
こっちだって掃除、洗濯、食事の用意とお世話をしているのに~~
by hana2018 (2018-03-05 12:08) 

馬爺

いいですね、寒い時には温泉が一番ですね、伊香保は行った事が無いですが草津へは二度ほど行っております、当地も温泉場が近くですので日帰り温泉をよく利用しておりますね。
by 馬爺 (2018-03-05 13:41) 

ぼんぼちぼちぼち

一枚目のお写真、楽しい壁絵でやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2018-03-05 14:49) 

薔薇少女

>今回はあえて息子家族は誘わず、時には大人だけの会話、時間をもつのも良いものだと思いました。母も話していましたけれど、私達も楽しかったです♪
大人だけの家族旅、それもまた楽しいものでしょうね!
85歳のお母様も大満足なのだと思われます!
うちの母は、主人とあまり相性が良くなくて、(孫である)息子が行かなきゃ
旅をするなんて事はなかったと思います!
hanaさんのご主人様はお優しくて、お母様も信頼されていられるんでしょうね!

by 薔薇少女 (2018-03-05 16:31) 

hana2018

馬爺さんへ
草津温泉も好き、硫黄のガツンと効いた濃いお湯は私好みですから。
でも残念ながら雪の多い、冬場にはそう言ったところは危険なので敬遠しております。

ぼんぼちぼちぼちさんへ
前記事の館内編でもイラスト、壁画が多く登場しているジレ・田中さんによるものです。
彼の描く、ポップで明るいタッチのイラストの数々。「ジレショップ(gille’t shop)」を群馬県前橋市千代田町に開設なさっているとか。

薔薇少女さんへ
またまた~~!?
先週末も夫とは実家まで、母の買い物に付き合ったり、帰りにはごみを持ち帰ったり・・・とよくやってくれているなぁと私も思います。
でも5人で行くと話したら、友人にも仲良しで良いね!って言われました。
息子家族を誘わなかったのは、この翌週に家に来ることが決まっていた為。それに人数が多くなると、決まるものもなかなか決まらなくなってしまうと言う理由もあり・・・(^^;

by hana2018 (2018-03-05 16:55) 

サンダーソニア

伊香保 いいですね。濁り湯ではないのですね。
洋風もおしゃれでインテリアも楽しそうです。
by サンダーソニア (2018-03-06 00:07) 

hana2018

サンダーソニアさんへ
温泉大国静岡の住人さんが、なにを仰るやら!?
・・・かく言いう私のご近所も至るところ温泉だらけながら。。
貸切風呂は濁りのないしろがねの湯飲み…とても残念でなりません(^^;
にごり湯のこがねの湯にも浸かりたかったわぁ~~
by hana2018 (2018-03-06 16:48) 

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