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バスで旅した、美ぬ島たち・・・④竹富島を歩く・・・そのⅠ [2018・4月八重山、石垣・竹富・西表]

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沖縄石垣島のご当地キャラ!カンムリワシの「ぱいーぐる」くん。石垣空港をあとにする時見送ってくれたマスコットキャラ「ぱいぐーる」くんがこんなところに?
石垣市役所、市民会館、観光交流協会等、島の行政の中心でもあるこの辺り、観光アピールの為に働いているのですね。しかしその脇に建つのが、竹富町役場なのはどうして?
沖縄本島から南西450kmの距離にある・・・石垣島の南西に点在する大小16の島々で構成された。与那国島をのぞいては、日本最南端の町、それが竹富町なのです。
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竹富、黒島、小浜、西表、鳩間島・・・と、それぞれまでの交通機関が石垣離島ターミナルからのフェリーとなっている事により、ここ石垣島に置かれているのだそう。町役場を西表島へ移行する動きもあるものの、それには他の島民からの反対が。実際旅してみただけでもその理由はわかる気がするのです。

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これから向かう竹富島にしても、私の場合泳ぐ、シュノーケリングで遊ぶ、ましてダイビングなど出来る訳ではない。
そして島と言ったら、レンタサイクルで周るのがお約束ながら・・・その自転車に乗れる訳でもない。
グラスボート、牛車に乗るのは行ってから考えよう。
可能なのはバスで周る島内観光くらいながら、離島ターミナルの各トラベルセンターで尋ねるも、「バスと言ってもマイクロなので、すでに団体さんでいっぱいです」との答え[あせあせ(飛び散る汗)]
ではそれも、到着後に考えましょうね~~。
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石垣港からは6.5キロ、高速船では10分あまりで到着。運賃は片道580円(往復1100円)だったかと。

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周囲約9キロと小さくて平坦な珊瑚の島が、昔ながらの町並みの残る「竹富島」です。
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玄関口でもフェリー乗り場以外に特に目ぼしい建物、観光施設も見当たりませんでしたが・・・。船の待合室には「てぇどぅんかりゆし館」の名前が、竹富島を地元の言葉では「てぇどぅん」と言うのだそうです。
外に出ると水牛車ツアー、レンタサイクル屋さんの出迎えがありました。
一際目立っていたのは「星のや 竹富島」のカッコイイバス、スタッフさんのスタイルも洗練されたムードが漂っている辺りサスガです。
しかし今夜お世話になるホテルピースアイランドのスタッフさんだって迫力では負けていませんでした。・・・って、どんな迫力?ここでスーツケースを預けて、身軽になって島内観光に出発しましょう。

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いざ到着をしてみたら、一時間ほどので島内観光をするバスが出るとの事。それは願ってもないチャンスなり!
乗車後に車窓から眺めた景色。
港から島の環状線(がんじゅ道)に沿って並んで咲くディゴの花、窓越しに見ましたが、急いでカメラを出しても到底間に合いません[たらーっ(汗)] 島内ではデイゴが、あちこちで咲いていました。
上はホテル前に咲いていたディゴです。普通3月の末頃に咲くと聞くから、終わりかけなのかな?
花の数はそれ程でなく・・・木の根元には沢山の花弁が落ちていました・・・。真っ青な空に真っ赤なデイゴ、いかにも南国と言った雰囲気に、気持ちが高ぶります。

最初に訪れた・・・島一番の観光名所。
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白い砂浜から海、石垣島の島影。空へと続く・・・ブルーのグラデーション[グッド(上向き矢印)]
「星の砂」で知られる「カイジ浜」は、この光景を眺めているだけで幸せな気分になれます。
これまで海の綺麗さは、石垣よりも宮古島の方が勝ると思っていたのだけれど、そうでもなさそうですね。

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砂浜で拾える星砂は原生動物有孔虫(ゆうこうちゅう)の骨格が星の形に似ている事から、星砂と呼ばれるようになりました。幸運をもたらすと言う星砂。
現地ドライバー兼ガイドさんが教えてくれた採り方は、手前側の岩と岩の間の地面に手の平を押し付け、くっついた砂の中から星砂を探すと言うもの。・・・が、小柳ルミ子歌う「星の砂」のヒット後、カイジ浜の星砂は途端に減ってしまったとか。家にもずっと前に夫が買ってきた星砂の入ったキーホルダー、ミニボトルも何個かあるくらいですもの。そこで現在は、一度に数粒見つかる程度に[あせあせ(飛び散る汗)]

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清々しい空気、海水も澄んではいるものの、海藻が混じってしまうのは残念[たらーっ(汗)]
それからカイジ浜から先、島の南側三分の一くらいの地域は立ち入り禁止区域。
広い牧場、車海老の養殖場があり、関係者以外の立ち入りは出来ない。翌朝の帰りのフェリーでは、島からの積荷は「車海老」の詰まった段ボール箱のみでした。
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タコノキ越しに一枚[カメラ]植物の緑、白い砂、青い海とのコントラストは美しく感じます。

周った次は・・・海水浴場の「コンドイビーチ」。竹富島に坂道が少ないので快適に飛ばします。緑に囲まれた小道から砂浜が見えてきて、島内で最も美しいと言われている「コンドイビーチ」に到着、なんとそれなのに、ここでの見学は車窓からなんですって[バッド(下向き矢印)]
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島唯一の海水浴場であり、遠浅な浜はおよそ2Km沖へまで向かって続き・・・干潮時にはほとんど泳げなくなるものの・・・沖ではサンゴ礁、熱帯魚まで見る事が可能だそう。
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白い砂浜にコバルトブルーの海。海水浴をしなくても、足を浸けるくらいでも楽しんでいる姿がありました。
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竹富島と言えば、これです。水牛車に乗って集落を巡る「水牛車観光」。
しかし水牛車は西表島から由布島へ渡る際に体験済み。まあ、 一回乗ったらいいかなと言った気分でパス!
集落は島の中央西側に集まっていて、民家のほとんどが石灰岩の石垣に囲まれて建ち・・・木造、赤瓦の屋根をもち、沖縄の伝統的なたたずまいを残している。
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家々をぬって敷かれたサンゴ礁の小径。鮮やかなブーゲンビリアの花がつなぐ・・・掃き清められた道を奥から進んでくる水牛車の姿見えますか?
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珊瑚で作られた石垣、白色の道も茶色のハブの姿が一目でわかるように・・・との生活の知恵からと言います。
石垣の上から三角形のサボテンが沢山垂れ下がっている。少し前までそこにサボテンの実である「ドラゴンフルーツ」が生っていたとの事。

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ちっちゃなスイカみたいな実を「なんだこれ?面白いなぁ」と夫。
それは「オキナワオモチャウリ」の実、日よけ代わりになる「琉球朝顔オーシャンブルー」と共に最近は家の方でも見かけるようになりました。実が生る、赤く色づくのは8~9月頃なのに早いのですね。

ブーゲンビリアと共に至るところで咲いていたハイビスカスの花も、色々な種類を撮ってきましたので、次回アップの予定でおります。
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歩いていると、どこからか聞こえてくる三線の音[るんるん]島の生活と仕事の中で生きずく、伝統と文化を実感した一時でした。
続く。。
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末尾ルコ(アルベール)

「ぱいーぐる」くんは、ただ「カワイイ」ではなくて、デザインや色彩もインパクトがありますね。沖縄に地にいて、違和感がないと言いますか。水牛はさすがの迫力。角のでかさは、傍で見たらドキドキしそうです。
「ブーゲンビリア」という花自体もそうですが、この発音が何とも優雅でトロピカルで好きなのです。
『未来を花束に』のメリル・ストリープはほんのちょっとの出番ですが、「さすか!」の存在感でした。暴力を含んだパンクハーストの活動はいまだ賛否分かれているようですが、「いくら平和的に訴えてもまったく顧みられなかった長い歴史」という彼女たちの言い分には確かに耳を傾ける必要があると感じさせられる力強い作品でした。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-04-19 01:17) 

えーちゃん

ぱいーぐるくん?知らないな(゚□゚)
星の砂は、今は少ないんだ~(゚□゚)
by えーちゃん (2018-04-19 06:18) 

hana2018

末尾ルコ(アルベール)さんへ
おはようございます。
青・赤・緑・・・・と言ったコントラストの強い南国の色彩、可愛さプラスそれに負けない明るさと躍動感をもつぱいーぐるクンでございます。
水牛は意外にも大人しくて、従順な模様。そこがスペインの闘牛とは大違い(笑)
水田に入って鋤で泥を除けている事を考えたら、人を運んでとぼとぼ歩くなど軽いものかもしれません。
映画「未来を花束に」は声を上げて自分の思いを主張する難しさ。
保守的で中身のない男ほど器量に乏しく、陰湿で嫉妬深いのはもう十分ご存知の事と思います。
ヘレナ・ボナム・カーターの出演作品は「国王のスピーチでしたね。
興味深い作品をご紹介下さりありがとうございました。

えーちゃんさんへ
おはようございます。
ぱいーぐるのグッズは勿論!石垣島出身のバンド「BEGIN」とのコラボレーション企画、児童・養護施設などへの出演・・・と地元では頑張っていますよ~~
次は、全国に向けて飛び立つ必要がありますね^^
by hana2018 (2018-04-19 08:02) 

馬爺

おはようございます。
さすがは南国ですね、透き通る海の水空は抜けるようなブルーが続きますね、
by 馬爺 (2018-04-19 08:31) 

旅爺さん

爺も竹富島に行ったので星の砂を拾ったのや水牛車は懐かしいです。
何処の島だったか海を渡る水牛車にも乗ったのが思い出されます。
by 旅爺さん (2018-04-19 08:52) 

ゲンさんおかさん

目が眩むような日差し、
白い道に落ちるクッキリした水牛の影。
南国ならではの風景ですね。

花といい、海の青さといい、
リゾート感いっぱいの沖縄。
本物の地元料理も味わってみたい!
とは言え、暑いのが苦手なので、
冬の沖縄に行きたいです。
by ゲンさんおかさん (2018-04-19 08:54) 

旅爺さん

昨日元気あっぷ村に行って来ましたが、
hanaさんは最近行ってますか?。
by 旅爺さん (2018-04-19 08:55) 

hana2018

馬爺さんへ
おはようございます。
石垣島では川平湾が思った程ではなかったものだから、大した事ない!とばかり・・・でもそれはちがっておりました。
海は天候次第という面もあるにはありますけれどね。

旅爺さんへ
>何処の島だったか海を渡る水牛車にも乗ったのが思い出されます。
それが上に書いた、西表島から由布島へ渡る時に乗る牛車ですよ。

元気あっぷ村は、昨年の五月に遊びに行きました。藤が見事だった、ジェラートが美味しかったのを覚えております。

ゲンさんおかさん様へ
最も手軽に離島のムードを味わうなら、竹富!・・・とありましたが、この海の風景を眺めたら、まさに!と確信をしました。
私も寒さに弱いのでこれまでは冬ばかりでしたけれど、この海の色を見てしまったら、次回はGW頃の梅雨に入る前が良いかな♪なーんて!
しかし、この日も真夏の日差し、真夏の気温で腕が日焼けをしてしまいました^^;


by hana2018 (2018-04-19 09:46) 

チャー

空の青さ 海の青が ほんと眩しい(^^)
沖縄で牛車 に乗ったことがあり その時案内してしてくれたおじさんが 面白かったことを思い出しました 良い旅されていますね〜

骨密度がまさかの たるみに!若い人に教えてあげたくなりますよね 一日30回飛びます!
by チャー (2018-04-19 11:19) 

まつき

おぉ~南国ムードたっぷりですねぇ~♪
うつむく水牛がカワイイんですけど(笑) 
お、重いーーとか、言ってそうな表情にしか見えません(;^ω^)
by まつき (2018-04-19 11:47) 

hana2018

チャ―さんへ
>沖縄で牛車 に乗ったことがあり その時案内してしてくれたおじさんが 面白かった
本島でしたら、備瀬のフクギ並木でしょうか。
私は乗らずに散策をしましたけど、あのエリアも観光地ではなく島の人が生活をしている場所です。
住んでいらっしゃる方はきっと大変なのでは?
ガイドさんは三線に歌、または流暢な案内、お約束ですね♪

まつきさんへ
本島でもじゅうぶんであったものが、こうしてドンドンハマっていくのでしょう^^;
水を張った田んぼを鋤で耕す仕事より、人が乗っていてものんびり歩く方が良いような?これって聞いてみないとわかりませんね~~
by hana2018 (2018-04-19 12:30) 

k-sakamama

こんばんは。
「ぱいーぐる」くん、可愛いですね。
最近は、どこに行ってもご当地キャラクターがありますね。
可愛いから、許せるけれど。。(大好きなんです。)
星の砂、持ってましたよ~
まだ、植民地時代、お金持ちの友達が家族で沖縄旅行にいって
お土産を貰いました。もう~嬉しくて。。(羨ましい気持ちも)
あの星の砂はどこへ行ったのかしら?(笑
沖縄のポインセチア、庭木で2メートルくらいありビックリしたことがありますよ。ほら、クリスマスの鉢植えくらいしか
見たことがなかったから~(笑
沖縄の花たちのアップ、楽しみにしています。

by k-sakamama (2018-04-19 18:44) 

hana2018

k-sakamamaさんへ
こんばんは。
新石垣空港の開港は、2013年ですから、ホントにまだ新しく綺麗な空港です。
小浜島のはいむるぶしに泊まった時、夜のコンサートでウケようと「石垣島の若者の間では、空港内のスタバへ行ってコーヒーを飲むのがトレンドですから」って。
でも代わりに、あのカーリーフライが好きなのに、地元のハンバーガーチェーン「A&W」がなくなっているのです(^^;
>まだ、植民地時代、お金持ちの友達が家族で沖縄旅行にいって
お土産を貰いました。
それって、沖縄へ行くのにパスポートが必要であった頃の事ですね(笑)
家も夫が買ってきたミニボトル入りの方は、サスガに捨てました。
チープなキーホルダーは使い道がなくて、ずっと眠ったままです。
夫の昔の社員旅行先はグアムもあったけど、ほぼ沖縄ばかり、そんな時代もありましたね。
沖縄のポインセチアの画像、探したらありましたので次回ではありませんが載せますね♪
by hana2018 (2018-04-19 22:51) 

とまと

星の砂ですか~
有名になるとなんでもいろんな弊害がでますね^^
by とまと (2018-04-19 23:00) 

hana2018

とまとさんへ
珍しいものとはいえ、ホンのチョッピリ見るだけで良いのに、スコップでゴッゾリ持ち出していってしまったとか。
こんなところで欲張っても仕方がないと思うんですけどね。
by hana2018 (2018-04-19 23:10) 

いっぷく

歌詞でも使われるコバルトブルーというのはこういう海を言うんでしょうね。
星砂は、昔堺正章が星砂プレゼントのCMをやってて初めて知りましたが、
当時から希少価値があったのかな。
by いっぷく (2018-04-20 03:17) 

よしころん

石垣島周辺は二人の娘、それぞれと出かけた思い出の場所で懐かしく拝見しました♪
竹富島は自転車で散策。石の塔?のようなのが島で一番高い場所だったような~
あぁ、また行きたくなってきました(笑)
by よしころん (2018-04-20 06:54) 

よーちゃん

水牛車、いいなぁー(≧∀≦)
by よーちゃん (2018-04-20 07:43) 

hana2018

いっぷくさんへ
コバルトブルー色の海でもじゅうぶん綺麗に思えるのですけど、潮の流れと言うのかしら?黒潮を越えた途端に周囲の光景が一新!
海底までハッキリと見えるくらい、海水が透きとおった海は、宮古島で経験しました。
ドラマ「ちゅらさん」で堺正章は、小浜島の民宿を経営、「シュガーロード」も小浜島ながら…同じ竹富町と言う事で星砂のプレゼントCMがあったのでしょうか!?

よしころんさんへ
まぁ、お嬢さんお二人とご一緒に♪女性だけの旅程楽しいものはありませんよね~~・・・と言いつつ、家は息子一人なのですが。。
「なごみの塔」は次回登場の予定でおります。
私の場合、大きなハンデキャップをもつ身だから納得のいく写真は撮れないながら・・・その辺りは身体同様、誤魔化しながらやっております^^

よーちゃんさんへ
水牛車は観光用ですので、一回乗ったら十分な気がします。そこで今回はパスをしてしまったと言う訳です。
by hana2018 (2018-04-20 13:15) 

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