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バスで旅した、美ぬ島たち・・・⑤竹富島を歩く・・・そのⅡ [2018・4月八重山、石垣・竹富・西表]

2018.4.03
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竹富島の中心部に位置する集落地域は、国の重要伝統的建造物群保存地区に登録されている。
伝統的な琉球赤瓦の屋根に鎮座する・・・愛嬌のある表情のシーサーたち・・・の割りには少ない写真。  
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ガイドさんの弾く三線に耳を傾けながら、水牛車で一周するコースは定番中の定番。細く曲がりくねった道路を牛さんが上手く周って歩く姿には感心してしまう。
しかし集落は、普通に脚で歩いても周れる広さなのも魅力[るんるん]そこで日帰りで来て、その日の内に帰ってしまうスタイルがほとんどのようながら。
確かに一時は盛んであった民宿にしても、後継者不足で次々廃業してしまうと伺いました。

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集落の周辺部は緑が多いので、赤瓦と木々の緑のコントラストが綺麗です。電柱も、なんと木製でした。
こうした素朴な光景を眺めると、遠くの島に来たって思いが強くします。
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赤瓦屋根の家々にサンゴの石垣、天人菊が彩る白砂の道、屋根の上のシーサー、シーサーは一匹で一軒の家を守っているとの事でした。
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寄贈された丘一帯を公園として整備、有志により1953年「なごみの塔」が竣工しました。集落を一望できるポイントです。
・・・が、しかし塔の老朽化、安全確保の為2016年9月より登降禁止となったまま。
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その代りとなっているのが、なごみの塔の向かいのカフェ「あかやま荘」のあかやま展望台です。
暑さもあって二人とも上ってみる気持ちなどなく、外で売られていた飲み物。搾りたてのさとうきびに氷を浮かべたドリンクを飲む。少し青臭さのある、自然の甘みを感じました。
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そしてどこからか現れた、お散歩中の子猫さん。

一旦ホテルでチェックインした後、CDを聴きながら部屋でゴロ寝もいいけれど・・・、せっかくだからもう一度と引き返してきて、行っていなかった場所を歩きました。

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沖縄の代表的な民謡「安里屋ユンタ」で歌われている、美女クヤマの生家として有名なところ。美女としての伝説が島に伝わっているそうです。

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「グック」と呼ばれる珊瑚石で組まれた石垣は強風から家を守ってきた。どっしりとした石垣を見て、自然環境の厳しさを知る。しかし竹富島の風景を守ってきたものはシーサーや石垣だけではない。島に住む人々の気持ち、心がけが強くあったからだろう。

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時間が、ゆったりと流れていきます。
白いテッポウユリが咲き乱れ、アマリリスだってこうして地植えで普通に咲いている。角を曲がったら道路脇に無人の貝殻屋さんがあったり・・・。

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生っている青パパイアは、どんな料理に変身するのだろう?と変なところが気になってしまいます。歩いているだけで、次々と面白いものに出会うのでした。
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月桃やパパイア、バナナは当然、ビワの実も色づいてすぐに食べられそう。

※月桃は 4月から7月にかけて、 白くきれいな花を咲かせる、ショウガ科の植物です。 沖縄では月桃のことをサンニンと呼び、 邪気払いの草木とされている。 最近はハーブティーや石けん、 化粧品や健康食品などさまざまな加工品として販売。
家にも、月桃の葉を編んで作った可愛いコースターがありますよ[グッド(上向き矢印)]

家々の庭に咲き乱れる原色の花以外にも、ゆっくり巡れば・・・。
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太ーい 「トックリヤシ」に驚いたり、バナナの生り方を改めて眺めたり・・・と。
葉の間からバナナの実が詰まった房=赤紫色した巨大な筆先のような「苞(ほう)」が、中には花が包まれています。赤紫色の苞はれそれだけでも見飽きませんが、皮が開き、バナナの花と実が一緒に顔を出してきます。
私達が目にするバナナの形になっていき・・・順次、次のバナナも顔を出します。
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テコマスタンス(金鈴樹)で良いのでしょうか、ノウゼンカズラのような、黄色い花がまとまって沢山咲いていましたが、私達同様暑さに負けている様子でした。

午後はこんな風に観光らしき事はせず・・・、ただ歩いて、道端に咲く花や植物を眺めて過ごして・・・。
「竹富島」は碧い海と花の島として、私の記憶に残りました。

まだまだ、続きます♪
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コメント 20

とまと

島はいいですよね~
時がゆっくり流れてますね
by とまと (2018-04-20 22:20) 

hana2018

とまとさんへ
今は日本中のどこへ行っても、同じ店が並び、同じような風景が続くだけです。
その点、離島の光景には忘れ去られた過去が。それがかえって新鮮なのです♪
by hana2018 (2018-04-20 22:43) 

みうさぎ

黄色い濃厚なお花~日差しに負けてないなぁ
あっくるみに 似た柄~(笑)
猫~
by みうさぎ (2018-04-20 22:53) 

hana2018

みうさぎさんへ
華やかで明るい黄色ですよね~~
この南の島に住む猫ちゃんは、みうさぎさんのにゃんこの兄弟?親戚なのかしら?
ただの偶然?
by hana2018 (2018-04-20 23:09) 

末尾ルコ(アルベール)

やはり花々の色が夢幻的で素晴らしいですね。もちろん現地の方たちには普通なのでしょうが、トロピカルな花への憧れはあります。猫ちゃんの尻尾が立派なのも目を引きますね(笑)。以前何匹も猫を飼っていたのですが、案外短い尻尾が多かったです。

「声」は大事ですよね。そのうち「声」に関する記事も書くつもりですが、実はわたしも〇戸彩の小学生のような声はダメなのです。
それと昨今のJ POPの男性歌手も、わたしには気持ち悪い声が多いです。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-04-21 02:02) 

k-sakamama

おはようございます。
テコマスタンスの黄色。元気が出てきます。^^
よく見かけてましたが、名前を知りませんでした。
長い年月をかけて、やっと!ありがとうございます。
島バナナは食べましたか? 小振りだけど美味しいですよ。


by k-sakamama (2018-04-21 08:22) 

ゲンさんおかさん

木の電柱!
懐かしいですね~。
昭和の日本を感じさせるものの、
強い日差し、明るい色彩の花は南国そのもの。

完全インドア派の私としては、
涼しい部屋から
綺麗な海を眺めるのがいいと思いました。
日焼けが怖いので・・・。
by ゲンさんおかさん (2018-04-21 08:48) 

えーちゃん

シーサーは一匹で一軒の家を守るのか~
二匹が定番じゃないんだ(゚□゚)
by えーちゃん (2018-04-21 08:52) 

tarou

お早うございます、太田和つつじの丘(前編)に
コメントを有難うございました。
近いので、この季節は何度も行きます。

竹富島は行って見たいしまです。
写真、参考になります。

by tarou (2018-04-21 10:02) 

まつき

ちょっと青臭いのは少し気になるけど、
さとうきびのドリンク、とっても興味あります~♪ 
しかし南国ムード満載ですね~。
お天気に恵まれてラッキーでしたね(*^^)v 
きっと私が行ったなら曇天な気がします(;^ω^)

by まつき (2018-04-21 11:40) 

hana2018

末尾ルコ(アルベール)さんへ
沖縄イコール蘭の花、ブーゲンビリア、ハイビスカスながら・・・熱帯の花々がこれだけ沢山の種類が咲いていたら、撮りたくもなると言うもの^^
〇戸彩は女優に関わらず、あの悪声って?そして次々と役に恵まれるのも信じられません。
それと話し方で書き忘れましたが、野球選手の元妻であった紗〇子。いい歳をしてあの知性の欠片も感じさせない話し方はどうかしているとしか。即、テレビを消してしまいます。

k-sakamamaさんへ
こんにちは。
テコマスタンスの名前はグリーンさんのところで見かけたものだから、覚えていただけでございまする。
私こそ、グリーンさんにお礼を言わなくては^^;
スゴイ大昔に一度。それから昨年春に泊まった日航アリビラの「ベルデマール」での朝食で食べたのは、確か島バナナだったかと。
島バナナは味がギュッと詰まって濃厚ですね♪
本島と平安座島を結ぶ「海中道路」を渡り切ったところも私達のお買いものスポット・・・と言ってもただの畑、そこにある無人の直売所にも並べられていました。
収穫量の少ない島バナナは、普通のバナナと比べて小さくて、その割りには価格が高い。
味と香りが命だから食べごろも短くて。緑色のうちに収穫して黄色くなってからの食べ頃は2~3日。
生産者、流通する側としても取り扱いが難しい果物とか。

ゲンさんおかさん様へ
到着してからの5日間はずっと晴れ、それだけに一気に真夏でした。
私は日焼け止めをぬりっぱなし、首にストールも忘れませんでしたけれど。夫など今も首回りが真っ赤なまま^^;
>涼しい部屋から
綺麗な海を眺めるのがいいと思いました。
竹富は平坦な島の上、ホテルがあるのは集落の中。お昼寝をした後は何か勿体なくて。
この後の二泊、西表と石垣のホテルでは、部屋からの眺め、海も堪能して参りました。

えーちゃんさんへ
ずーっと昔シーサーは一体であったそう、狛犬方式になったのはお土産物屋さんの陰謀なのかも?
ボールやお魚をくわえているもの、泡盛の敏を持っていたりと、色々なシーサーが・・・1つの屋根に2匹のシーサーのところもあるにはありましたけれど。。
竹富島シーサーは一匹で一軒の家を守っている場面が多く感じました。

tarouさんへ
こんにちは。
石垣へも羽田からの直行便でしたら、3時間ちょっと。こちらも近いですよ♪
5日間の内、ここまで見て歩いたのはこの日一日だけ。あとはホテルを楽しんでいたから…竹富島の写真は多いのでございます^^
by hana2018 (2018-04-21 12:25) 

hana2018

まつきさんへ
宮古島を旅した時、池間大橋のたもとの売店でも目の前でサトウキビを絞って、キビジュースにしてくれました。それは一杯、150円なり。
昨年の今帰仁城址の敷地内でも、同じ機械があり売られていましたけれど、500円くらいしたような。観光地だけに高いと思って飲みませんでしたけど。。
上野のアメ横や横浜中華街で売られているヤシの実ジュース、当然ながら・・・あれよりはずっと甘いです♪
またまた~~、困るなぁ~~
ダイビングをする友人が昨年の4月に、石垣へ行った時は寒かったそう。。でも天気だけはどうにもなりませんもの。
晴れたのは偶々であったと思いますよ^^
by hana2018 (2018-04-21 12:40) 

k-sakamama

こんにちは。
真似っこは、OKですよ~
私も、真似っこしたから~(笑
自己責任で変えてくださいね。
チャンと先人が残してくれるっていいことですね。
かなり、古い記事(2013)です。助かります。
これもブログの良いところですね。
画像認証も教えてもらって変えましたぁ~
次は、スキンの画像を変えたいのですが、
画像の大きさ、位置が合わなくて、悪戦苦闘してます。(笑
時間がかかりそうです。
by k-sakamama (2018-04-21 16:53) 

hana2018

k-sakamamaさんへ
こんにちは。
コメレスの後、チャレンジしてみたものの・・・記事カラムの記事本文、 コンテンツ、HTML編集をクリックするも・・・niceの文字を探すのが大変で、また明日・・・と最近、全てに根気がなくて、すぐに諦めてしまうのです。
歳のせいか何をやっても、真面な事が出来ない。ホント駄目ですね~~
私も画像は大きく載せたいので、画像の大きさのあったスキンは見つからないまま、今に至ってます。
by hana2018 (2018-04-21 17:22) 

よしころん

「なごみの塔」今は登ることが出来なくなっているのですね(><)
それは存じ上げませんでした…
娘たちが塔の上にいる写真、大事にとっておかないと~
記事を拝見していて、八重山周辺の島々はいつか再訪したい気持ちが大きくなりました♪
by よしころん (2018-04-21 19:45) 

hana2018

よしころんさんへ
おはようございます。
それでなくても急階段である「なごみの塔」、身体の不自由な私など、はじめから無理と諦めておりましたけど。
>娘たちが塔の上にいる写真、大事にとっておかないと~
そう思います♪
それまでもあちこち旅してきた私、倒れた時に自分の写った写真の少なさに・・・これはいけない。これからは積極的に撮ってもらいましょうと(笑)
宮古島は伊良部大橋開通前で、フェリーで渡ってまで観光したものの、何分にも範囲が狭かったです。
八重山編はまだまだこれからですよ~~
私も次行くとしたら、やはり与那国かしら^^
by hana2018 (2018-04-22 09:34) 

oko

うわ〜サボテンが大きいですねっっ
赤いのは実でしょうか・・・・
by oko (2018-04-22 09:41) 

hana2018

okoさんんへ
サスガはokoさん、やはりサボテンに反応ですね!
これとは別に、細長くて三角形のサボテン=ドラゴンフルーツの実も、少し前までは鈴なりの状態だったと聞きました。
by hana2018 (2018-04-22 11:49) 

まき

碧い海と花の島♪ 癒されそうですー!!
by まき (2018-04-22 14:29) 

hana2018

まきさんへ
>碧い海と花の島♪ 癒されそうですー!!
まんまですが・・・仰る通りです。本島も良いけど、離島は更に魅力的でした♪
by hana2018 (2018-04-22 21:59) 

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