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避暑を求めて北海道旅行・・・②岩手・八幡平「全5室の小さな宿 Beaver」 [2018・8月岩手・青森・北海道・新潟]

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先月で連続6回、毎年泊まりに行っているこちらの宿。ペンションと銘うつものの、提供される食事の美味しさは格別[グッド(上向き矢印)] 私達が6度もリピートをしているのはここだけなのです。

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建物の外観こそ古さが感じられるが、昨年12月の館内リニューアルにつき、どう変わったのか?期待も増すと言うものです。
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お決まりの・・・大女将の出迎えを受けてチェックイン。
(旧101号室)は一階にある唯一の部屋で、元々広さあり居心地の良さから人気、専用トイレ洗面付きの離れ感覚が味わえる和洋室でした。
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ドアを開けると中庭の臨める廊下です、その先には新設となった洗面とおトイレ。
洗面台、トイレ共に最新式のものに変わっていました。
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8帖のリビング+8畳フローリングベッドスペースと、間取りは同じながら・・・座卓テーブルがより落ち着いたローソファ&テーブルに、寝室にはマッサージチェアも設置。
クローゼットの中に浴衣と羽織。籠バックにバスタオルとタオル、歯ブラシの用意あり。
テーブル上の茶器セット、コーヒー&ティーパック、小型冷蔵庫にはミネラルウォーターとウェルカムプリンが入って、プリンは言うまでもなく美味しい!
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FreeWi-Fiの利用は可能、9泊した中でWi-Fi利用不可であったのは、増毛の宿一軒だけでした。

安らぐ大人だけでの時間を過ごす、、、、私達にとっては初ペンションであり、ペンションの良さを気づかせてくれたのがこの「Beaver」さんでした。
ただし夕食タイムが2時間と長くなってしまうせいもあり、12歳未満の子供は宿泊不可。そのせいもあってか、夏休み中に関わらずこの日の宿泊は我々を含めてふた組だけ。

天然温泉である硫黄泉、掛け流しのお風呂が24時間自由に貸切利用出来るのも魅力なのです。
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貸切風呂へ向かう廊下もムーディに演出されています。

到着後すぐに浸かったのは、露天風呂付きの「マグマの湯」。
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ここの脱衣所は広さの関係もあってか簡素、ドライヤー、基礎化粧品に、カミソリと言った必要最低限なものだけ置かれていました。
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御影石の内湯も、浴槽周りの雰囲気がウッディに変わって、よりナチュラルな感じ。
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周囲の緑がお湯の表面に写って美しい露天。お湯は以前はもっと白かった印象があるのだけれど。。
紫陽花が咲く緑に囲まれて息を吸うと、身体の中までリセットされる感覚♪
蝉しぐれに時おり聞こえてくるウグイスの鳴き声と、全てが短期間にやってくる北国の夏を感じさせてくれた露天風呂でした。
前は松川温泉からの引湯だったけど、変わったのかしら?
東八幡平温泉の源泉温度は68度もあるとのこと、この後も硫黄泉のお風呂に何度か浸かったのだけれど、こうした宿では硫黄の成分により水道、浴室内は勿論、部屋の家電にしてもすぐにダメになってしまうと聞く。
源泉パイプの詰まりや浴室内の手入れ、目に見えないところにかかる費用や手間。温泉宿を維持管理していく苦労は並大抵なものではないと、泊まる度に思わされます。

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翌朝の・・・個人的には、こちらの浴室も嫌いじゃない。
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「hiva湯」の洗面所にはドライヤー・コットン・綿棒・コットンフェイスマス ク・クリーム肌水の用意が。

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二人では勿体ないくらいな・・・広めの朝風呂にゆっくりと入った、気持ちの良い時間でした。

次回は毎回目で、舌で楽しませてくれるお料理たち。ロクなお昼を食べていないからお腹が空きました、
Diningへと参りましょう。
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コメント 10

末尾ルコ(アルベール)

ムーディな廊下・・・いいですね~。そのような空間は精神衛生上、そして美意識の醸成にとても大切ですね~。プリンも美味しそう。
そう言えばわたし、高校とか20代の頃の方が肩凝ってました。なぜか近年はほとんど凝らないです。でもマッサージチェアには憧れますね。イオンなどでサンプルのマッサージチェアに延々と座っている人がいますけれど、そういうことはわたしはなかなかできません(笑)。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-08-12 02:03) 

yoko-minato

ベンションの経験はないのですが
いい雰囲気のペンションですね。

by yoko-minato (2018-08-12 08:27) 

hana2018

末尾ルコ(アルベール)さんへ
おはようございます。
今回のリニューアルに合わせて、自分達で出来る部分は暇を見つけて、若いオーナーご夫婦が自分達でやられている模様です。
宿泊施設に限らずサービス業は、好きなだけでなく、努力と精進を惜しまない限られた方にしか出来ない仕事だなぁと毎回思わされます。
部屋にマッサージチェアを置く宿、結構多く出会うものの、どちらかと言ったら痛みの方が強くて、私は苦手な方です^^

yoko-minatoさんへ
おはようございます。
ペンションはまだ若かった学生時代、一次ペンションブームの時に泊まったきり。それ以来遠ざかっていたものの、こちらの利用からその良さに目覚めた私です。
しかし今回の9泊中、ほとんどをこのBeaverさんのような小さな宿にした結果。小ぢんまりがどこも良い宿ではないのを実感いたしました(^^;
by hana2018 (2018-08-12 09:39) 

まつき

清潔感たっぷりの落ち着きのある佇まい。
言う事ないですね~。素敵すぎる・・・。
ウグイスの声をバックに露天風呂なんて極上ですね!
でも私はウエルカムプリンに目が釘付け(笑)
by まつき (2018-08-12 12:13) 

シラネアオイ

こんにちは!
次回は是非スケジュールに入れてください!
お待ちしてますよ!!
by シラネアオイ (2018-08-12 13:14) 

hana2018

まつきさんへ
日中の暑さは変わらないのに、山奥だけに朝晩はグッと冷え込みます。
それでなのか、ミンミン蝉の音に、ウグイスの鳴き声って不思議でした。
ここに通いだして、もう6年。ウェルカムスィーツも増えるなど言う事ないものの、サスガに新鮮味はなくなりましたね~~

シラネアオイさんへ
この翌々日、函館から道内に入りました。
シラネアオイさんの家の近くになるでしょうか。4泊目は新冠の牧場に泊まりました。
暑さを逃れての北海道、すでに定番となっている我が家なのです。
by hana2018 (2018-08-12 14:48) 

ゲンさんおかさん

少ない人手で宿の手入れをするのは
本当に大変。
始めるときはいいけど、
何十年か経ち、オーナーさんも年を取ると
続けていくのも大変でしょうね。

以前ペンションに泊まった時、
「もう止めたい、誰か買ってくれないか」
というオーナーさんがいらして、
客に言うセリフじゃないと思いつつ、
気持ちは理解出来ました。
by ゲンさんおかさん (2018-08-13 09:42) 

とまと

こういうところを維持していくのは大変でしょうね^^
毎年来ると変化がわかりますね
by とまと (2018-08-13 12:47) 

馬爺

大人のムード漂う旅館ですね、何となく別荘のような感じですね。
by 馬爺 (2018-08-13 12:53) 

hana2018

ゲンさんおかさん様へ
お手入れに清掃、客として入るだけだから、あ~~極楽!などと言える温泉ながら、すぐにガタがくる建て付けに、その権利費用だってかかりますもの。
こちらのオーナーカップルは千葉からペンション経営の為に、岩手まで引っ越してきたそう。それも子育てをしながらですもの、ここまで人気宿にした苦労、並大抵以上の努力も必要であったと思わされます。
ペンション名がなぜ「ビーバー」なのか尋ねた時、買い取った時の宿名が「ビーバー」だったからと、ペンション棟と隣接する自宅棟、両方とも辞めてしまったペンションを買ったものと思われます。

とまとさんへ
最初の頃、ママとお話をしたくてダイニングの方まで来ていたお嬢さんが、小学校高学年だそうで・・・こちらのママさん、ご主人を支えて良くやってこられたんだなぁとつくづく思わされました^^

馬爺さんへ
やはり岩手の八幡平は、我が家からでも遠い。近県以外で、関東から毎年いらしてくださるのは〇〇さんのお宅だけと、以前聞いたのを覚えております。
そうした面から言えば、年に一度だけ行く別荘・・・なんちゃって!


by hana2018 (2018-08-13 14:22) 

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