避暑を求めて北海道旅行･･･③八幡平「全5室の小さな宿 Beaver」食事編

7月30日(月）
夕食は午後7時より、時間に合わせて私達もしずしずと参りましょう。
Diningへ入ると、テーブルに案内されます。･･･と言ってもこの日は二組だけ。
プランニングの時、大間までの一泊であればこちらしかないと予約した私。しかし一組と貸切なのは良いようようでいて、この予約さえなければオーナーファミリーもお休みだったはず･･･って思うと、申し訳なくて。。その後に、もう一室埋まった時にはホッ！
ママさん何時も通りの･･･キレの良い動きで、前菜を各テーブルに配膳中。

テーブル中央に置かれたプレートのマシュマロみたいの、気になりますよね　ボトルの水を注いだら…あら、不思議！ナプキンに変身です。それも今回はハーヴの香り付きとか♪
　　　　　　　　　　
本日のディナーメニュー　「旬彩フレンチ・八幡平杜仲豚ベーシックプラン」
◆前菜　(上から時計回りに)・八幡平産ズッキーニのフラン　・穴子のフリット　・八幡平杜仲豚のパテ・デ・カンパーニュ　・(ﾋﾟﾝｸの最中の皮の中は）三陸産鯖のリエット　・八幡平マッシュルームと安比舞茸のオイル煮　　
　　　
毎回ながらどれも凝っていて･･･彩りも良く美味しそうな前菜から、あとの料理への期待も高まります　アルコールが飲みたい気持ちになる品々。早くお酒をください！
迷った末に「紫波自園自醸ワイン　メルロー」を。夫は、盛岡市内の醸造所「ベアレン」で造られる「ベアレン・クラッシック」のオーダーです。
パテやリエットは勿論、とっても滑らかで、彩りも綺麗なフランが夏を演出しています♪

ドリンクメニューの一部です。

◆スープ　八幡平産とうもろこしの冷製ポタージュ
◆プチカンパーニュ　＆　じゃがいもパン　と、パンは2種類
　　
Beaverさんのパンは何時だって美味しい。ただ美味しいだけでなく、料理を引き立てる感じがするのです。

◆お魚　三陸産GV真鯛と帆立のポワレ　酒粕とシードルのソース
　　　　　
身の厚さがフワッ、旨みのある真鯛と帆立は、繊細なソースで味わいもアップ！
先にこちらで美味しいのを食べてしまっていたからでしょう。大雪山のホテルで食べた同じメニューは違う味で美味しくなかった？？
ベアレンの黒ビール、「シュバルツ」を追加。
◆お肉　八幡平杜仲豚肩ロースの低温ロースト　黒にんにくソース　
白いのはにんにくパウダーだったと思う、玉ねぎ、ポテト、しし唐が添えられて。
　　　　
※八幡平杜仲茶豚とは…
　杜仲茶葉を飼料に育成された、臭みがなく柔らかい肉質のブランド地豚だそうです。
豚肉でもここのは美味しいから大丈夫、火の通り加減も絶妙です。

お肉を食べるにはアルコールが足りないと･･･「ベアレン・イングリッシュサイダー」を追加。
※イングリッシュ・サイダーと、リンゴの果実酒シードルとの違いは？
リンゴのお酒なのに、シードルとサイダーとは何が違うのか？
本場・英国のパブで飲まれているエール。そうしたパブでエールビールと共に、文化を作り上げてきたのがサイダーだそう。
歴史のあるパブ文化を支えてきたサイダーはやはりお酒、シードルとは違うと言います。

シェフ渾身のフレンチは･･･旬の味を吟味し、地元の素材を拘りの調理法でアレンジの内容でした。
特に肉料理の低温調理や、ガストロバック(減圧調理器)を使用したメニュー。スープに添えられた雪泡にしても凝りに凝ったもの。彼は料理やスイーツに雪泡を添えるのが、お好みよ･･･ヽ(^∀^*)ﾉ

◆スィーツ　チーズケーキと季節のGV果実　八幡平市・藤枝夢ジェラート　キウイ
　
ガストロバック調理で、透きとおって甘味の増したスイカと桃。隠れてしまっているチーズケーキ、キウイジェラートもサッパリとしているから、満腹ながら完食。
◆コーヒー・エスプレッソ・紅茶・ハーブティー･･･より
エスプレッソを選びました。夫はカモミールティで、ゆったり安眠するつもり？
最後まで手抜きなしの、期待を裏切らない美味しさ。ごちそうさまでした　あとは寝るだけね。

JAZZのBGMが流れる中、この料理を味わいたくて、、、こうした贅沢な時間が忘れられなくて、、、また来てしまう

しかし夕食を完食してしまったから、翌朝は入らない。

7月31日(火)　　朝食前のダイニングの様子です。


焼きたてパンをはじめ、濃厚な田野畑牛乳に、特製ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰスムージー、
地場卵のふわふわオムレツ、八幡平杜仲茶豚のホワイトソーセージ。お野菜のココットは二種。
地元食材を使った美味しいメニューは、このまま夜の食事にしてもいい。
それなのに食べられないのって勿体ない

後から運ばれるベーコンと根菜の熱々スープ。前夜と同じくＧＶ調理されたリーフサラダがｷﾗｷﾗです。そこにドレッシング。食後のコーヒー、紅茶はセルフで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
朝のパンも焼き立てなのは勿論、バターロール・ミニクロ・セサミだったな？･･･はとても食べられず、ママに包んでもらいお昼に頂きました。

ここでまた、我が採点を再開。
　　　　　部屋　☆☆☆☆☆
　　　　　設備　☆☆☆☆　　
　　　　　風呂　☆☆☆☆☆
　　　　　料理　☆☆☆☆☆　
　　　　　接客　☆☆☆☆☆　
　　　　　総合　☆☆☆☆☆
･･･と、ほぼ最高点となった次第。つかず離れずの絶妙な接客も、毎回わかっているなぁと思わされるもの。
再訪したい度も同じく最高ながら･･･サスガに6度目となると新鮮味が！？次回は少し期間を置いてからとします。

タグ：八幡平全5室の小さな宿 Beaver　食事 八幡平杜仲豚　低温調理やガストロバック(減圧調理器)を使用

コメント 9

う～ん、さすがに手がこんでおりますね。フランス料理の面目躍如という感じです。日本ではいつの間にかイタリア料理単がやたらと多くなっていたり、世界三大料理としてフランス、中国、トルコと言う人もおりますが、やはりフランス料理は頂点だと思います。ちなみにフランス人の友人は、「何でトルコ料理？」と不思議がりますし、フランスでは中華は庶民的で、日本料理は高級に見られていると言ってました。
マーク・ウォルバーグはわたしもどうしてこんなに売れているのかよく分かりませんが、１年か２年前は、「最も稼いだ俳優」のトップになってました。
『Z』は大好きな映画で、まさにこの作品のトランティニャンに惚れ込んだのです。　　RUKO
by 末尾ルコ（アルベール） (2018-08-14 01:25) 

んん？8月30日(月）になってますが、まだ14日だよ（ﾟ□ﾟ）
貸切いいね。
by 英ちゃん (2018-08-14 01:37) 

最高評価のお宿・・・素敵ですね。
お食事も美味しそうですが食器も
素晴らしいし。
hanaさんはあちこち旅をされていて
いろんな宿と美味しい食事を堪能されて
それでこの評価ですから絶対ですね。
by yoko-minato (2018-08-14 09:04) 

末尾ルコ（アルベール)さんへ
フランス料理に比べて、食材も安価で、ソースもトマトソースやｵﾘｰﾌﾞｵｲﾙ。だからメニュー単価も下げられるイタリアン。
しかし、上にも記した通り･･･この後大雪山麓のホテルで食べたお料理の味は、イマイチ、イマニでした。
それだけ作り手の腕にかかっているのでしょう。
ヨーロッパの端に位置するとは言え、トルコはヨーロッパ諸国の一員とは認められていない様子(笑)
マーク・ウォルバーグは、何がキッカケで売れたのでしたっけ？それさえ忘れてしまっている私です。
映画「Z」は紛れもない傑作のひとつ、現在の映画界でこうした作品を撮るだけの力量、企画が通る余地はないものでしょうか。

英ちゃんさんへ
ご指摘くださってありがとうございました。
最近、こうしたついウッカリが多過ぎます(^^;早速、直しておきましたです。

yoko-minatoさんへ
サーブされる食器、内容は勿論。そのタイミングも早からず、遅からずと･･･素晴らしいものが！
ご夫婦の息ピッタリで、ママさんの動き、どのお客さんにも万遍なく接する態度も、こちらの宿の魅力なのです。
こんな田舎なのに、･･･と言ったら怒られちゃいますけど、洗練されたサービスが受けられるのです♪ただし、遠すぎますよね。



by hana2018 (2018-08-14 09:43) 

写真だとそんなにディナーの量は
多く見えませんが、
どれも美味しそうです。

何度もリピートされて
設備を除き☆5個のお宿。
このまま高評価がキープできるのを
応援したい気持ちです。
by ゲンさんおかさん (2018-08-14 10:16) 

おぉ～どれも美味しそう♡
特に「とうもろこしの冷製ポタージュ」、これ気になります♪♪
そして朝食も豪勢ですねー！
複数回の宿泊は新鮮味はなくなるかもしれないけど、
絶対にハズレなしの確実性は捨てがたいですね(;^ω^)

by まつき (2018-08-14 10:35) 

ゲンさんおかさん様へ
それぞれのプレートのサイズが大きめだからかもしれません。
生を呑んでしまうと、またそれだけでお腹がくちくなってしまう。そう思い、ワインの赤など選んだのでございました。
設備はペンションゆえ、ホテルと比較してチャチなところ、また全体的に小ぢんまりでしたから。。
スゴーク頑張っているオーナーさんファミリー、今後もずっと微力ながら見守っていきたいものと思っています。。

まつきさんへ
夏の冷たいスープは手間がかかるだけに贅沢ですよね。
結婚してすぐの頃、一生懸命作ったカボチャの冷静スープなのに、夫がほとんど無視。傷ついた私は二度と作るもんか！って。
その手のメニューは幾つもある！
…ま、それはおいといて･･･仰るように、家の夕食よりもずっと豪華な朝ごはんメニューでした。
普段の暮らしで、こんなに手のかかる事やっていられませんからね。
9泊もしたら、ハズレ宿も勿論あり、しかしそれも旅の醍醐味と言う事です^^


by hana2018 (2018-08-14 13:58) 

いいですね～
新鮮味はなくても安定の最高っていい＾＾
by とまと (2018-08-14 22:55) 

とまとさんへ
こちらは食事、温泉ともに言う事ないのですけれど、、、それでも、サスガに少々飽きたかなと^^
日常に安定は必須であるものの。。
by hana2018 (2018-08-15 09:55)