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避暑を求めて北海道旅行・・・⑫函館からニセコへ [2018・8月岩手・青森・北海道・新潟]

9月6日未明に起きた北海道胆振地方を震源とする最大震度7の大地震。これまで地震の少なかった北海道内各地に甚大な被害をもたらしました。
厚真町隣りの安平町には一昨年泊まっていますし、各地の被災状況の大きさ、住人の方々の不便な生活が報じられる度心がいたんでなりません。

・・・なのですが、中断していた北海道旅行に戻ります。
8月2日(木)
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函館のホテルをチェックアウト後は、函館本線と並行するように北上するのみ。
寄ってはみなかったものの、「函館北斗駅」って函館の街からは離れているのね。
  
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函館の北に位置する、大沼国定公園内にある大沼、小沼、そして蓴菜(じゅんさい)沼・・・と言った湖沼群。
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大沼へはこうして夏しか訪れた事がないけれど、年間を通じて様々なアクティビティーが楽しめる模様です。
蓴菜沼に船を浮かべて、じゅんさい採りをしている様子も珍しいものでした。だって30年前には、「じゅんさい」など食べた事ありませんでしたもの。

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偶々撮れた、この車体は函館⇔札幌を結ぶ「特急スーパー北斗」で良いのかしら?

大沼を過ぎたら、風光明媚な「内浦湾」を眺めながら・・・名物駅弁「いかめし」の森駅、更に進んだら・・・「カニ飯弁当」の長万部と。思い浮かぶのは、食べものばかりになってしまっているものの。これも北海道ならではと言う事で(笑)
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行く前は心配であった天候ながら、雲ひとつない青空、湾内とは思えない綺麗な海。こうしたシーンからも、大地の大きさが想像されます。
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目の前に、羊蹄山とニセコ連峰・・・ニセコの山々が見えてきました。

北海道のイメージはと言えば大自然と、そこから生まれる食べ物の美味しさ。
自分自身のこれまでの経験から予想できずにいたものの、国内の温泉地数の一位は北海道で250種ほどあるとか。
そしてニセコは海外のスキーヤーにも愛される「雪のまち」。ウィンタースポーツどころか運動と名の付くのはどれも嫌いな私、それもあって今回が、初ニセコだったのかもしれません。
また有珠山噴火により生まれた「昭和新山」など、地球の活動を体験できるエリア。
水と森が織りなす絶景、一面緑の季節となる夏の「ニセコ」。ニセコは札幌からも2-3時間で行ける観光地であり、温泉郷であります。
狭い範囲に無数に違う泉質の温泉が湧き出で、バラエティに富んだ湯治場風情を残す温泉の宝庫だそうです。
この日の宿、湯本温泉の別荘が立ち並ぶ中に位置する温泉ペンションは、大型ホテルの集中する中心部より外れた蘭越(らんこし)地区に建っていました。

宿の紹介は次回として・・・翌朝散歩して撮ったお花たち。
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「エゾノシモツケソウ」でいいのかしら?全く自信がありません。
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萩の仲間でしょうか?、フサスグリ、まだ残っていた可愛い赤の紫陽花、クロスグリ・・・と。
北国の短い夏の間、懸命に咲く花、実。
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ひょろりとした黄色い花は、一昨年の富良野でも各地に咲いていました。
その隣りはわかります、フラワーアレンジメントにもよく使われるヒペリカムが、色づく前の状態で。


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昆布温泉まで行くと、ニセコグランドホテルの前に「ニセコ名水 甘露水」があると聞き、やってまいりました。
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この自然湧水が「甘露水」と呼ばれるいわれは・・・昭和29年8月、太平洋戦争後の復興と発展途上の北海道を昭和天皇、皇后両陛下がご巡幸に。その折召し上がった冷たい湧水には喜ばれて「甘露である」とのお言葉が。その事により以後、この湧水は「両陛下行幸啓記念の 甘露水」と名付けられました。

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たぶん冬季の方が賑わうであろう、ドイツ風の建物「ニセコ駅」です。雪景色が似合いそう[ぴかぴか(新しい)]

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南東に位置する洞爺湖へは何度か足を運んでいるものの、何分にも初めてのニセコです。何もわからずただ泊まって来ただけって感じになっちゃいました。もう一度出かけてみたら、少しは理解出来るでしょうか。
私達と前後して、こっちゃんの遊んだ「ルスツリゾート」へも行かなくちゃね[るんるん]
thanks(66)  コメント(12) 
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コメント 12

とまと

北海道は自然がいっぱい。
ついつい食べ物が出てきてしまいますね
by とまと (2018-09-10 22:57) 

hana2018

とまとさんへ
海と山と・・・豊かそのもの、大自然の宝庫です。デパートの全国物産展では常に一番人気の北海道展!
実際に行ったら、お腹がひとつだからそうは食べられないものなのですけれど。。
by hana2018 (2018-09-10 23:30) 

いっぷく

花の名前はサッパリで、富良野⇒ラベンダーぐらいです、知っているのは。
ニセコはやっぱり、尻別川を下るラフティングですかね。
大沼というと、函館大沼ホテルを1回1晩だけ利用しています。
40年前のテレビドラマで、根上淳が支配人をやっていることになっていて、
初代あばれはっちゃくが、ワケありの実息で、名乗りは上げていないけど
暗黙のうちに父親であることは知っていて、キャッチボールしながら
ラストで親子の名乗りをあげたシーンが印象深いです。
by いっぷく (2018-09-11 00:44) 

末尾ルコ(アルベール)

エゾノシモツケソウ・・・藤袴に似ていますね。
藤袴は大好きなお花の一つで、その姿かたちも繊細優美。いにしえのご婦人が袂に忍ばせて薫りのもととしたというだけあって、実に柔らかで優雅な薫りがいたします。今はないのですが、かつては庭に咲いておりました。
北海道は都道府県境が無いという点を意識するだけでも、気持ちが大きくなりますね。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-09-11 01:33) 

英ちゃん

北海道は、地震でエライ目に遭ったね(゚□゚)
特急電車も節電で停止してるらしいし。
観光客のキャンセルも相次いでるらしいし。
地震が起こると一番の難点は風評被害だよね。

by 英ちゃん (2018-09-11 06:12) 

yoko-minato

何処までも続きそうな道路を
走ってみたいです。
北海道、もう一度行って見たいと
思いましたね。
by yoko-minato (2018-09-11 08:03) 

馬爺

おはようございます。
清々しい風景ですよね、もう一度行きたいですが地震の被害がどうなんでしょうね。
by 馬爺 (2018-09-11 08:32) 

hana2018

皆様、おはようございます。

いっぷくさんへ
時期的に富良野のラベンダーはもう完全におわってしまっていたのですが、以前訪れたところへ「もしかしたら」と思い行ってみましたら、まだ残っておりました。
ドラマ「あばれはっちゃく」は一度も見ていないので、コメントのしようがありません^^;
大沼では書いた通りにじゅんさい採りが珍しくて、一瓶買って来たものの、格別美味しいものじゃない・・・と思ったものでした。

末尾ルコ(アルベール)さんへ
この花はエゾノシモツケソウで合っているのか?どうなのか?定かではないのです。
仰る通りに、藤袴かもしれませんよ(笑)
「金槐和歌集」にも登場する藤袴、古来から日本人に愛され、生活の中に息づいてきた花のひとつですね。
たったの10日間なのに、書くことが多過ぎて・・・と言う事は充実の旅、皆さんに呆れられてしまうでしょう。どうしましょうか(笑)

英ちゃんさんへ
地元の方には失礼ながら、まず思ったのは・・・行ってきた後でホントに良かったと。だって余震の続く中って怖いですものね。。

yoko-minatoさんへ
もう一度と言わず、国内ですものいくらでも行けますよ!この私でさえ毎年出かけているくらいだから。
道は真っ直ぐ、信号はないし、走っていても本当に快適なのです♪




by hana2018 (2018-09-11 08:50) 

hana2018

馬爺さんへ
おはようございます。
北海道にしても、沖縄にしても、一度訪れるとまた、また、・・・となってしまう、土地のもつ魅力!
だから旅行はやめられない、地震が落ち着いたら・・・って、来年だけどまた出かけて行くつもりでいます~~
by hana2018 (2018-09-11 08:55) 

ゲンさんおかさん

書いてはいけない気がしますけれど、
hanaさんご夫婦が
旅先で大地震に遭わずに済んで
良かったと思いました。

来週乗船予定の船は
大地震の日、函館に寄港予定でしたが
抜港になりました。
私達の時はどうなるかは分かりません。
もし立ち寄ったら、
せめて、お土産を一杯買おうと思います。

昨夜は千葉でも地震がありました。
明日は我が身かもしれませんね。
by ゲンさんおかさん (2018-09-11 09:08) 

まつき

まっすぐな1本道、こんな場所なら私も運転してみたいです~。
ここなら出来るかも?(;^ω^) 
と言いつつ、やっぱり普通に助手席でぼぉ~っとして、
乗ってるだけの方が楽しめそうかな!(^^)!
ニセコの駅は可愛いんですね♪ ツスツにしてもスキー場の
イメージしかないけど、夏に行っても楽しめそうですね。
by まつき (2018-09-11 10:44) 

hana2018

ゲンさんおかさん様へ
天候にしろ、自然にしろ、先が読めない・・・のが旅の怖いところです。
どうぞご無事で、沢山のお土産を待ってまーす。いや、土産話の間違いでした。

まつきさんへ
どこまでも続く一本道、その上信号もないから、当然渋滞などなくて、ナビの示す時刻よりドンドン早くなる到着時刻。これ反対だとイライラなんですけれど。
>普通に助手席でぼぉ~っとして、乗ってるだけ
・・・なんて可愛いもの^^
退屈と車の振動とですぐに寝てしまう私など、きっと不要なお荷物状態でしょうね~~^m^
そうか、まつきさんは「私をスキーに連れてって」世代なのね。
子育てで毎日エプロン姿、大した意味もなく怒ってばかりいた私とは大違いだわ。
言うまでもなくそれとは関係なく、スキーもスケートも何にも出来ない私でした。・・・と言うのも文系だから・・・なんちゃって(笑)
by hana2018 (2018-09-11 13:06) 

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