カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・②割烹民宿「小はじ」お部屋

バス停は須崎海岸の目の前、漁村の空気を満喫しながらお宿へと向かいます。
外観は看板がなければ普通の民家、自分で荷物を持って階段を上がって行きます。
どこかのお宅にでもお邪魔するような感じで、懐かしい雰囲気が漂う引き戸をそっと開ける。
若いご夫婦が営まれている、部屋数4部屋の宿です。
　　　
玄関先で声をかけました。
すると奥から旦那さんらしき男性が現れました。ロビーラウンジなどといったものはありません。
広めの玄関、奥が厨房で、入ってすぐの左右が食事処みたいでした。
チェックインの手続きもなく、名前を告げて部屋へ案内してもらいます。
2階「なでしこ」のドアを開けると広めの踏み込み、そこにクローゼット、ハンガーと浴衣、羽織が入っていて…。タオル干しも置いてありました。
　　　　　　　　　　　　　　
お風呂の説明を聞いたら、後は自分達だけでのんびりです。
部屋はやや窮屈な6畳間(;^ω^)、広縁も椅子セットもなし…椅子は欲しかった　もう少し寛げる気がするから。
そして洗面台も冷蔵庫もありません。釣り客も多く泊まるのでしょうに、冷蔵庫もないのにはビックリ。


湾内に入った場所なので、景色がそう良い訳ではありませんが…須崎漁港を一望、目の前が道路だけど通りも少なくて静か。
宿の駐車場は玄関前から、道路を挟んだ船着き場脇に一列に並ぶようにあります。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
浴衣、羽織、タオル＆歯ブラシ。なぜかバスタオルはなし。お茶セットと、お湯、冷水の入ったポットが座卓の上に。
それでもエアコンで温かくなっていたから、「あったか~い」と声が出てしまいました。
お布団敷きはセルフサービスで、それも気楽で良いですね♪
風呂も良いけどちょっと部屋で休憩タイムでお茶。窓からの景色を眺めながら・・・狭いながらもお掃除されていて、室内に余計なものが置いていない、これも非日常と言う事で(^^ゞ

床の間のお茶セットから、自分でお茶を入れます。
お着き菓子はフィナンシェ風焼き菓子、茶筒の中の煎茶が一回分しかなくて、夫が下へ貰いに行きました。「家の台所と同じくらいの厨房で、大将が刺身を切っている最中だった。お皿が結構並んでいたけど、泊り客がそれほどいるのかな？」と。

館内には客室以外にないから、なのでお風呂に入るくらいしかすることがない。
2階のまた一段上がったところに共同の洗面所、おトイレがありました。私達の部屋を出てすぐの場所だったので、さほど不便は感じませんでしたが・・・
一息入れたら風呂に行ってみます。
男女別の内風呂があり、翌朝9時まではほぼ２４時間自由に貸し切りの家族風呂として利用OK。
男湯、女湯とありますが、内側から施錠したら貸切です。空いていた男性用のお風呂に入りました。　
　　　　　　　　　　　　　　　
なにもない脱衣所は殺風景です。脱衣所も広くありませんでしたが、浴室もコンパクトかつシンプルです。
内湯のみでカランは二か所、シャンプー類が二種類、ボディソープに固形石鹸とありました。
３～4人入ればいっぱいかな？というぐらいの小ぶりな浴槽。
床は十和田石でしょうか、ちょっと造りは古いけど清潔なので問題なし。
ただお風呂は二か所共に開放感が全くなくて、高台に建っている宿なのだから窓のひとつもあればと思ってしまいました。
廊下に「天然温泉成分表」が張ってあったので、無色透明の湯ながら、これが「下田温泉」なのだと思います。
※[泉質] 低張性弱アルカリ性泉
お湯は柔らかいし、浴感はつるつるで気持ち良い。
スベスベお肌になります。翌朝入った女湯の方も脱衣所はコンパクトながら、浴槽は少し大きめであったような。。
お布団敷きは当然、自分たちで。敷布団4枚にシーツが2枚、これは良い。しかし掛布団3枚に、枕2個って適当だわ～～　勿論敷布団は二枚重ねで、ここではエアコンだけで冬が越せてしまうみたい。

私にしては今回、本当に写真が少ないです。だって撮るところがなくて　　　　　　

それでも、本命はこちらですから！
　　　　　　　　
タカアシガニは日本一深い駿河湾に生息している、深海生物のひとつ。カニ類の中では系統的に古い種で、生きている化石とも呼ばれます。世界最大の現生節足動物との事。
漁期は港によっても違うようですが、通常9月から翌年の5月頃まで。
寒い時期の方が身が引き締まって、カニみその量も増えると言われ、12月から翌年3月くらいが旬だと言います。
続きますね。

タグ：須崎漁港を望む小宿 伊豆下田 高足ガニ　タカアシガニ 割烹民宿「小はじ」

コメント 11

おや、珍しく民宿にお泊りですね。
お風呂の床は伊豆石の様に見えますが、
違うかしら。
網代のお風呂は、これに似た石を貼っておりますが
それは伊豆石なのです。

タカアシガニは戸田で２～３回食べましたが、
時期がいつかまでは覚えていません。
みんなと行った時なので、
夏だったのかもしれません。
生け簀の蟹を蒸して食べましたが、
味噌は油っぽく、脚肉は水っぽくて
美味しいと思いませんでした。

正月に親戚宅で食べる意外、
蟹を口にすることもない我が家です。
淋しいわ～。
by ゲンさんおかさん (2019-03-04 23:54) 

ゲンさんおかさん様へ
網代では何時も、このような風情のあるお風呂にお入りなのですね。
伊豆石は、バス停のところにも大きなのがドーンと！
そうです。小はじさんも元々は石の職人さんとしてこの地に居住したとHPにも書かれていました。
私も、どっちかなぁと思いつつ・・・^^、おかさん様スルドイ！

家は私は海老派、夫が蟹派ですので、たまには夫の好きなものを思いお出かけしてきたと言う訳です。
タップリの蟹みそ、最後はご飯に蟹の身と味噌とのせて嬉しそうに食べておりましたわよ(^o^)
by hana2019 (2019-03-05 00:15) 

タカアシガニ食べてみたいよ～（ﾟ□ﾟ）
でも高いんだろうな？
by 英ちゃん (2019-03-05 01:08) 

これが名高いタカアシガニなのですね。と、これ以上カニに関してはわたしにはコメントし難いですが（笑）、比較的渋い外観のお宿にこのようなカニ料理が出ているところがおもしろいですね。

『ラスト・エンペラー』は、ベルトルッチのスケール感たっぷりの演出と、ストラーロのカメラ・・・これが観どころのほぼすべてではないでしょうか。それと当時はほとんどアジア人ばかりのこの作品がオスカーを獲ったことが快挙だと言われてましたね。あ、それと坂本龍一の音楽も大好きです。『シェルタリング・スカイ』や、作品の出来はいただけなかったものの、『嵐が丘』なども、音楽はよかったです。
『エム・バタフライ』は珍品以外の何物でもないですね（笑）。ただジョン・ローンは当時日本で、リチャード・ギア、ミッキー・ロークと並び、３大セクシー俳優とされておりました。中野翠は、「セクシーだと思わない」と書いておりましたが（笑）。RUKO
by 末尾ルコ（アルベール） (2019-03-05 02:29) 

見事なカニですね。
by ヤマカゼ (2019-03-05 06:20) 

英ちゃんさんへ
そうなのです。
これが噂の、タカアシガニ！世界最大と言うだけに、お値段の方も、最大の高さ！それで高アシガニなのです、なんちゃって♪

末尾ルコ（アルベール）さんへ
ペンションは好きでよく利用する施設ながら、民宿は初めてに近いかと、それも蟹の魅力ゆえですね♪
映画「ラスト・エンペラー」は　溥儀が3歳で西太后から清王朝の皇帝に即位を命じられる出だしのシーンから…期待感が高まり、華やかさと孤独と…波乱にとんだ生涯を大きなスケールで描ききった作品でした。
中国のラスト・エンペラーなのに英語と言う違和感、スコセッシの「沈黙」でもポルトガルの宣教師が英語・・・と相変わらずの、アメリカンファーストぶりは変わりませんけれど。
J・マルコビッチ、デブラ・ウィンが-が倦怠夫婦を演じた「シェルタリング・スカイ」の方が惹かれるものがありました。あの砂漠のシーン、立ち寄るアフリカの大地に点在する街並み、人々の暮らし…と。どれも見事なカメラワークで。
一般人とそう変わらないリチャード・ギア、スケスケパンツで猫パンチが人気凋落のきっかけとなったミッキー・ロークと、ジョン・ローン。３大セクシー俳優は、皆一時のブームにのっただけで大したことない（笑）
女装をしたら、それまで目立たなかったジョン・ローンの男っぽいところが出てしまった。普通は気づくだろ（笑）・・・な「エム・バタフライ」。しかし実話が元と言うところに世の中、なにがあるかわからないって感じがしました。

ヤマカゼさんへ
こちらの蟹、次回も登場の予定でございまする^^
by hana2019 (2019-03-05 07:46) 

シンプルで質素、といえば聞こえがいいけど、
あまりにもそっけない設備ー(^_^;)
でも主役はカニですし、許す！！
by よーちゃん (2019-03-05 08:58) 

確かにシンプルな室内ですねぇ。
これは撮るポイントが確かに少なそうですね(;^ω^)
民宿だから、こんな感じが普通なのかな(・・?
でもま、メインの蟹の為なら、少々の不便ごときは問題なし♪
by まつき (2019-03-05 11:25) 

よーちゃんさんへ
我が心の内を代弁してくださって、ありがとうございます。
私の寝室だって、もっと広いし、奇麗なのだけど・・・でも、メインはこの蟹ですもの！！

まつきさんへ
何分にも民宿なので、こんな感じなのかも？
キャ～！可愛い！と言った、萌えコーナーは皆無でございますけど、
CP的には満足しましたので，結果は良しなのでした^^
by hana2019 (2019-03-05 12:36) 

カニがすごいですね～
これは次の記事が楽しみです＾＾
by とまと (2019-03-06 08:28) 

とまとさんへ
はい、リクエストにお応えしまして、本日再度の登場でございます^^
by hana2019 (2019-03-06 23:52)