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3月終わりに・・・ [徒然]

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先々週の金曜でした。普段は自分から連絡をしてこない母から、沈んだ声で電話がかかってきました。
一人暮らしの心細さは当然ながら、あまり弱音を吐かない人なのに…珍しい。来て欲しいのサインなのはわかったものの、だからと言って一人で電車に乗って行ける訳ではないから、夫に頼むしかありません。
…こういう時、自由に動けないって本当に困ります。
夫に話したら「いいよ」との事。それでなくてもひと月に二度くらいは、さいたまの弟と交互となる形で行くようにしているのでした。
当初は言葉少なで、顔つきも暗い本人。
聞けば、機種変更をした携帯の使い方が納得のゆくものではない模様。
それは前回も言っていたものの、深くに考えずに私が笑ったのだと言う。
・・・え~~!そんな事、あったけ?…ゴメン!と思ったものの、本人にしたら傍が思うよりショックだったらしい。
パソコンにしても、スマホにしても使いこなせないのは当たり前、自分の可能な範囲で使っていったら良いくらいに…いい加減な私達と比べ、説明を聞いた時には納得する。しかしいざとなると、わからなくなってしまう・・・そんな自分が情けなくて、次々と悪い方へ考えがいってしまう。
一人だからこれからの生活にしても、不安になっていくばかりなのは納得です。

その辺りについては、夫が根気よく上手に説明をしてくれました。
六十代の私達にしても、物忘れはしょっちゅうですし、勝手な思い込みや勘違いは頻繁ですから。
それが86歳ともなれば、当然過ぎると考えられます。

そうして過ごす内、本来の状態に戻った母。
それに見渡す限り、家の中は異常なし。テーブルには花が飾られ・・・。
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「昨日、お買い物には行ってきたから。」と冷蔵庫には食料が、我が家より色々揃っているくらいでした。
ベッド周りに至っては、キチンとし過ぎなくらい。少なくとも私のベッドよりも[あせあせ(飛び散る汗)] その日は夕飯を一緒に作り、食べ終えてから帰ってきましたが。。
…しかしこの問題は、これからも繰り返されるのでしょうね。…でもだからと言って、我が家か、弟の家で同居するのはお互いに無理があると思うのです。
こうした問題、親だけではない。自分自身についても、10年後か、15年後かに迫ってきている。
あ~~!どうする日本 ・・・などと無責任、現実逃避の方向へいってしまいますけれど。


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3月の末らしからぬ、寒い日でした。梅は満開で、道路脇には明るく菜の花が黄色い色を添え咲いていた。


またお隣の庭先では毎年、私達の目まで楽しませてくれている・・・これって、「花桃」でよいのでしょうか。
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まだ少し早めのような、その上空は曇り空。
でも、満開の時に来られるか、どうかわからない。
そして、花の命は短い。
よし、撮れる時に撮っておこう。

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花の観賞を目的として改良された…食用の桃の花とは別の、観賞用の桃の花は桜や桃と比べて花が大きくて、花びらが幾重にも重なっています。
赤、白、ピンクの3色の花が1本の木から咲き分けるので、とても華やか[ぴかぴか(新しい)]

まだ茶色い桜の枝を車窓から眺め、後10日くらいしたらソメイヨシノも咲き始めるだろう。
この日の空と同じで晴れない我が心。

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庭に咲いたラッパ水仙、ヒヤシンス、サクラソウを花瓶に活けてみました。

お花つながりで、貰い物ながら・・・東京近郊のデパートを中心に店舗展開をしている「中央軒煎餅」の「花色しおん」。
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水色の袋は「藤紫」、桜色の袋には「薄紅」。それぞれ7種類のおせんべいが入ってます。
梅ざら煎餅は梅の形、そばボーロは茶色の花形、
白胡麻煎餅は木の葉の形、抹茶せんべいの緑など、見た目の可愛いものばかり[かわいい]

あれからは今まで以上に頻繁に連絡は取っているものの、行くとなると一日がかりになってしまうので足を向けてはいないのです。
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