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福島県湯野上温泉へ・・・③「湯宿 にしきや」温泉編 [2019・12月バースディは、近場の福島で]

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外観は平屋ながら、二階…と言っても中二階にも客室があるのです。丁寧に磨き上げられた廊下や手すり、床は当然ピッカピカ。
お部屋を見せてもらった夫曰く「二階の部屋も雰囲気が良かったぞ」ですって[るんるん] 「翌朝見たら、障子にはたきをかけるところから掃除をしているんだ」。

この階段脇から入る形の・・・最初に浸かった浴室は「岩風呂」でした。館内には24時間入れる?かけ流しの温泉が二か所あります。
夕食前は男女別のルールがあった為、その後貸切にしてもらおうと考えていましたが、大女将の「その前に入ってしまっていいですよ」。・・・とのお言葉に甘えてIN!
脱衣所はチョッと狭め、必要最低限にシンプルです。
シャワー&カランは3カ所。
シャンプー類はよくあるPOLA製品、それに大きな固形石鹸も。これに、夫喜ぶ(^o^)
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柱がある為、変形の四角い湯舟。自分で撮ったものは、あまりの湯気にボケてしまっていて・・・宿のHPからお借りしました。
後で利用の檜風呂と比べて、コンパクトサイズ。そして温泉成分がびっしり付いた湯口には、なぜかリスがいるのです(^o^)
弱アルカリ性高温泉、源泉温度は54℃と熱めの湯が並々かけ流されていました。
とりあえず、お風呂へ。
熱めの源泉なので投入量はやや少なめ。熱い湯に肩まで浸かり、じんわりと旅の疲れを解き放つ。・・・って、疲れる事など何もしていませんけれど[あせあせ(飛び散る汗)] お湯が熱めなので半身浴もしたりして・・・プライベートな雰囲気を味わいました。
掛け流しの源泉が熱いので、どうしても表面が熱くなりやすい。そこでお湯をかき回す「檜の湯かき棒」が置いてあったのだ。
「この湯かき棒は、家で使っていたのと同じ。しかしあんな小さな浴槽で、湯かき棒なんか必要があったのだろうか?」(^-^;

もうひとつは、檜の香りも楽しめる長方形の内風呂「檜風呂」。宿の規模に比べて、脱衣所も、浴室の湯船も大きいです[グッド(上向き矢印)]
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畳敷きの脱衣所の床は温泉熱でポカポカ、スノコのベンチが二つあり着替えも楽チンです♪ 
アメニティーは置いていないけど、洗面台もありました。ここでもチューブラーのダストボックスが、ベージュ色は家のと全く同じよ♪
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カラン&シャワーは二か所だったかな。湯舟への出入りも、手すりがあれは一人で大丈夫!助かるわ~~
奈良時代に開湯されたとされる・・・湯に身をゆだね、天井を見上げると・・・立派な梁に圧倒されます。
2人では勿体ない程に広い浴室と、木々の宿す歴史を感じながら・・・ただ湯を愉しむ、贅沢。
大きな浴槽なので、足を伸ばしてゆったりと温まりました。

ドアに取っ手に「女湯」あるいは「男湯」、「家族風呂」「空いてます」の札をかけ替えるだけの大らかさが良い[グッド(上向き矢印)]
部屋数が元々少ないところで必ずどちらか空いていたから、予約の必要もなく利用しやすく思えました。

部屋に洗面、トイレがないので、お風呂の前に共同のおトイレがあります。
左手の2カ所が女性用。その奥が男性用となっている造りながら・・・土曜泊、温泉入り放題で@10000円チョッとの料金なので・・・。つまりこの程度の事は気にしません(笑)
元が民家であったと言う構造上から、また各部屋にトイレ&浴室を持たない為に、その分低価格の宿泊を提供出来ていると言う。。
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二か所の洗面所、朝食後の一時だけは待ちましたけど、仕方がないと割り切るしかありません。
食事については省略。次回に詳しく・・・・。

夕ご飯を食べ終えて部屋へ戻ると、お布団が敷いてありました。ムアツ布団の足元には、湯たんぽ[るんるん]
この湯たんぽに、夫はあまりの懐かしさからか大喜び!エラク感動しています。もう単純なんだから(・o・)
しかし今の湯たんぽって朝まで熱くて冷めないのね。
朝1.jpg
全館温泉を利用した床暖房とありましたが、エアコンだけではどうにも寒くて、ヒーターを借りてきたらやはり温か~~い♪

寝る前には、広く使い勝手の良い檜風呂へ。
天井が高く!檜の浴槽の下、湯口から熱めの源泉が常に湧き出ています[グッド(上向き矢印)] お部屋でゴロゴロした後、源泉7カ所!毎分3000リットルの噴出量を誇る豊富な湯量の温泉に・・・浸かるのは、本当贅沢!

熱い湯野上の湯を愉しみ・・・朝までグッスリ!寝心地の良さは言うまでもありません。
        朝2.jpg
Frank Lloyd Wright/フランク・ロイド・ライトのタリアセン[ぴかぴか(新しい)]
古い日本家屋故、防音面の心配はあったものの、隣りは一人旅の方と…宿のサポートのお陰で静かに過ごせました。

そしてまた、起床後にも一浴び[いい気分(温泉)] 源泉100%の天然温泉は何度でも浸かりたくなるのでした。
乳白色のすりガラスから差し込む朝の光が、とても柔らか[グッド(上向き矢印)] 熟睡した後の目覚めのお風呂~~♪
熱めのお湯なので、早朝のひんやりとした空気の中、気持ちが良かった。

美味しい食事に温泉。これ以上の贅沢はない(●^o^●)・・・と言う事で、次回は食事編です[るんるん]
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コメント 17

とまと

やっぱり温泉は何回も入っちゃいますよね^^
by とまと (2019-12-17 23:06) 

hana2019

とまとさんへ
こうなる前、一時は温泉にハマって入りまくりましたけれど・・・中にはありがたみの感じられない温泉は幾つかありました。
しかし今年はツイていたのか、今回もながら・・・何度でも浸かりたくなる湯に出会えてよかったです。
by hana2019 (2019-12-17 23:46) 

英ちゃん

畳に布団がいいな(゚□゚)
by 英ちゃん (2019-12-17 23:51) 

末尾ルコ(アルベール)

温泉には疎いわたしですが、その心地よさがお記事からよく伝わってきます。夜、そして朝にどう豊かに過ごせるかも、旅のお宿の真骨頂ですね。
湯たんぽはわたしが子どもの頃、自宅であったような・・・はっきりとはしませんが、使ったことがあったような気がしてなりません。あれはでも、あれば凄く心地よく睡眠できそうですよね。母の実家はまったくの「田舎のお家」でして、古くからの慣習やアイテムが多く残されていました。今だったらワクワクしたでしょうが、子どもの自分にはその価値が分からなかったものです。その家も親戚間のいざこざなどで、もう無くなっているようです。

映画のお記事、読ませていただきました。hana様ならではのご視点がとても愉しいです。今後も拝読させていただきたいなあ~と熱望いたします。               RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-12-18 01:34) 

ヤマカゼ

寒さが増すこの頃、仕事も力仕事があるため体が強張っています。温泉いいですね。一人風呂は贅沢ですね。
山梨の嵯峨塩も湯たんぽつけてくれてました。山の中なので観光スポットはないですけど。
by ヤマカゼ (2019-12-18 07:15) 

hana2019

英ちゃんさんへ
長い間和室に泊まれなかった私だけど、リハビリに励んだ結果、ここ何年かでようやく和室、お布団で寝る事が可能となりました^^

末尾ルコ(アルベール)さんへ
四国で温泉と言えば、愛媛の道後くらいで、温泉は身近なものではないとわかります。
寒さの厳しい東北は、豊かな自然と作物の恵みは欠かせない存在となります。またそうした遺産とも言える良質な温泉が至るところで湧き出ている。その意味で言ったら、農作業が休みとなる冬季の湯治の習慣など、生活の豊かさにもつながっているような。

またもや、恐れ入ります。深く追求することなどなく、上辺のみ観た作品たち。
それでも映画館へは、足を運ばなくてはいけませんね。

by hana2019 (2019-12-18 07:25) 

hana2019

ヤマカゼさんへ
反対に暑さの厳しい夏、温泉へ浸かる。それはそれでサッパリするものながら。
この季節の温泉浴、大きな湯船の気持ち良さったら!
嵯峨塩温泉は名前だけは存じております。長野辺りでも、お布団に湯たんぽの宿は多いものに思います。
by hana2019 (2019-12-18 07:36) 

よーちゃん

熱い温泉のお風呂でゆったりとした時間。
なんて贅沢なひと時ー!
ここ、コスパめっちゃいいと思います!
by よーちゃん (2019-12-18 08:37) 

みうさぎ

ハタキかけるとはなんか、懐かしいわ
温泉とっても満足ですね
良いところで良かったぜー

by みうさぎ (2019-12-18 08:45) 

まつき

毎分3000リットル? 想像がつかない量です(@_@)
そしてどちらの浴槽も大きい! ぷか~って浮いてみたいな~♪
まぁお腹は冷えそうですけども・・・(;^ω^)
浴室の天井までピッカピカ。清潔感たっぷりの素敵な宿ですね♪
by まつき (2019-12-18 10:17) 

サンダーソニア

綺麗に維持するって大変ですね。
お湯の質がよさそうです。
by サンダーソニア (2019-12-18 10:38) 

hana2019

よーちゃんさんへ
この温泉に加えて、美味しい食事。福島の地酒も色々揃っておりました。これ以上、望むむのはありませんね^^

みうさぎさんへ
チェックアウト前に、夫は二階も見せてもらってきたのだそう。
これだけ多くの障子と木組みの戸、はたきが一番なのでしょう。

まつきさんへ
私も同じく、想像出来ません。ただ湯量の豊富なところは、シャワー、カランから出るお湯、お部屋の洗面台からも温泉!といった経験はありました。。
浴室の壁、浴槽の淵板など、時おり替えている様子が伺えて、温泉を守り続けていく苦労のあとも見て取れましたよ♪…とにかく大変ですよね!

サンダーソニアさんへ
この北の芦ノ牧温泉では、そう感じませんでしたけど、、、とにかく気持ちの良いお風呂でした。
ただしこの湯音の高さ!夏場はサッパリとはするものの、結構キツイかもしれません。
by hana2019 (2019-12-18 11:35) 

yoko-minato

近場であろうととにかく旅行は
のんびりできていいですよね。
そして何よりも楽しみなのが温泉と
お食事です。
hanaさん宅はいろいろなところへ
出かけていてうらやましいな~!!
by yoko-minato (2019-12-19 14:52) 

ぼんぼちぼちぼち

岩風呂、楽しいでやすよね〜!
子供の頃、岩風呂に入ってたら、岩と岩の間からサワガニが出て来て、すごくテンションあがったことがありやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-12-19 15:11) 

hana2019

yoko-minatoさんへ
こうした近場の一泊くらいの外出だと、準備するのも行く前に30分もあれば、特に冬は着替えも下着とアウターの一枚もあればと簡単です。
夫婦二人なら、費用も大してかかりませんし、家でじっとしているよりも家事もしなくていいから良いですよね♪
12月は恒例の沖縄旅行も予定していたものの、3月の久米島行きのチケットもすでにゲット済みなので、今回は費用面からも見送りとなりました(^-^;

ぼんぼちぼちぼちさんへ
それは本物の、露天の岩風呂ですね。
天然の岩風呂も勿論、経験しておりますけれど・・・そうしたところは、混浴がほとんど。こんなオバサンの身体など迷惑と思い、バスタオル巻きで堂々と浸かっていましたが、ホント気持ちが良かったです^^
by hana2019 (2019-12-19 15:42) 

獏

獏も温泉での朝風呂が至福の時です^^♫
本当にステキなお宿ですね!!

by (2019-12-19 19:00) 

hana2019

獏さんへ
自宅では、朝のお風呂など?
これこそ、旅の醍醐味ですもの! そう遠くはない、東武線でしたら一本で、獏さんは雪見風呂いかがですか^^
by hana2019 (2019-12-19 21:04) 

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