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2月末福島はまだ冬・・・④「forestバン源田」夕食編 [2021・2月福島県郡山市源田の湯]

夕食は6時から、「用意が出来ました」と部屋に連絡が入ります。
この状況下だから、洋室の予約も二部屋しか受け付けしていない様子。それにしてもキャンセルがあったとか、週末に関わらず宿泊客は私達だけ。
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フロントの先、広い宴会場のテーブルにセッティングがされています。ファンヒーターで温められた部屋、私の椅子にはひざ掛けの用意もあり。
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最初に用意されていたのは、前菜・自家製との食前酒・陶板焼きのセット・鯉のうま煮。
テーブル上には♡型の、簡単なメニューらしきものもありました。

予約したのは「記念日にピッタリ、フランスワイン(白or赤 / フルorハーフ)付きプラン」でした。フルorハーフと尋ねられましたけど、そこは当然!フルボトルでしょう[るんるん] 2月は結婚記念日月だから嘘ではありません。メニューによりますと、3000円相当のフランス産シャルドネワインでした。
前菜は…どれも少量で、色合いも地味過ぎる[バッド(下向き矢印)] プレートの余白を活かし過ぎて、失礼ながら・・・トキメキが全く感じられません。
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下段は、会津の郷土食鯉のうま煮、国産黒毛和牛の陶板焼き。良いお肉でした。
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ドリンクメニューの一部です。ワインが呑みやすくて早々に終わってしまい・・・物足りなくなって、「日本名水100選」磐梯西山麓湧水群の一角に建つ酒蔵「栄川酒造」の生酒をオーダー。

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グリーンカレーは「郡山市の新ご当地グルメ」だそう、バジルを練り込んだパンを添えて。グリーンカレー大好き!この倍はいけますとも(^o^)V
こちらも洋皿のエビとホタテのアンチョビクリームソース。下段は、椀そば・味ご飯。
昔から滋養に良いとされる鯉を、洋風のカルパッチョにアレンジ。一般的には「洗い」にして酢味噌で食す鯉、しかし当然臭みなど全くない鯉の洋風カルパッチョ、こちらも美味しくいただきました。

2月の残雪の残る時期だけに、食材が限られたものとなってしまうのは仕方がありません。
それでも福島はどこに泊まっても、食事のレベルの高さに満足してきただけに・・・何かもう一工夫欲しかったような。
旅先=非日常だから、なにか物足りないって思う状況は寂しいかなぁと[あせあせ(飛び散る汗)]
我々だけの貸切で、他に宿泊客がいなかった、寂しい状況も関係あると考えられるけれど。。
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デザートは、季節のフルーツとケーキの盛りあわせ・・・全体的にヘルシーではありますが、お腹はいっぱいです。

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食べ終えてみれば、8時近く。
若主人さんと色々お喋りさせて頂いたりして、意外にもゆっくりいただいてしまったようでした。
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薪ストーブが置かれた、客室棟のラウンジです。
先程感じた違和感…そこそこ雰囲気のある客室から、いきなり食事処が従来の広い宴会場となってしまった。・・・そこだったのかもしれませんね(@_@)
このムードの中で食べられたら良かったのかも?なんちゃって!?
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お互い、都合と言うものがありますから[あせあせ(飛び散る汗)]

全館貸切となったこの日、夜は女性用大浴場を使用してみます。
脱衣所から、浴室へ。湯気で見えにくいですが、浴室、浴槽も広いです。前面がほぼ大きな窓なので解放感もありました。
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暗くてよく見えませんでしたけど、露天風呂、女性用にはジャグジーバスもあったと見にいった夫が言っていました。
浴槽内は天然温泉100%、源泉かけ流し温泉。こちらもジェットバスとなり、神経痛・胃腸症・筋肉痛・五十肩・うちみ・冷え性などに効果があるそうです。

館内はとても静かでした。呑み過ぎてお腹もパンパン!途中の車内で居眠りしていたに関わらず、ベッドで横になったら速攻寝てしまう・・・言うまでもなく、これは毎回のパターン[眠い(睡眠)]


会津の郷土食である鯉のうま煮は夫が食べられない為=食わず嫌いなのだ(=_=;) それではと私の分と共にパックに入れて持ち帰れるか相談を。
翌朝のチェックイン時に渡された袋には、煮汁が出ないようキッチリとラップまでされていて・・・帰宅後ひとりでいただきましたら、スゴク美味しい[グッド(上向き矢印)] この煮汁はきっとつぎ足しされて伝わってきたものなのだろうと想像してしまいました。

ごめんなさい、まだ次回があるのです。
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コメント 12

末尾ルコ(アルベール)

確かにプレートの余白が生かされ過ぎてますね(笑)。いつしか日本ではこういう盛り付けが「おしゃれ」とか「フレンチ」とかいうイメージができ上ってしまいましたが、時に寒々とした印象を受けてしまいます。わたしはどちらかと言えばフランス料理でもしっかりと盛り付けられたお料理が好きです。それと無意味に広いお皿で出さなくてもいいですよね(笑)。
薪ストーブには憧れがあります。あと暖炉とか。高知在住だけに、そのようなものをあまり見かけたことないんです。童謡・唱歌のお話にもかかわりますが、「ペチカ」とい歌が子どもの頃から大好きで、最近では特に山田姉妹が素晴らしい歌唱を聴かせてくれています。高知在住だけに(笑)、暖炉とか薪ストーブとか、見果てぬ夢を持っているんです。
鯉はまさしく食べたことありません。鯉こくってよく聞きますが、やはり特別な調理法で食べるべき魚なんでしょうか。

『評決』はシャーロット・ランプリングが出てますよね。若い頃は『愛の嵐』のイメージの余韻で他の映画も出演していたイメージですが、フランソワ・オゾン監督の『スウイミング・プール』へ出て以降の活躍ぶりは凄いです。
『フューリー』はデ・パルマファンもあまり語らない作品なんですが、わたしは大好きで、ジョン・カサヴェテスが俳優として出ているのも貴重ですし、当時わたしはこの映画の『エイミー・アーヴィング』にぞっこんだったのです(笑)。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2021-03-14 03:52) 

ゲンさんおかさん

盛り付けとお料理の色の地味さが
ちょっと残念ですが、
色々バラエティに富んだメニューですね。

しかし大食いの我が夫では
やや物足りない量かもしれません( ´艸`)
by ゲンさんおかさん (2021-03-14 09:50) 

まつき

プレートの余白、確かに活かし過ぎてますね(笑)
配置のバランスが悪いんでしょうかねぇ(・・?
鯉は私も食べた事がないような気が?? 
ちょっと独特なイメージがあります(;^ω^)
デザートのケーキは手作り感は感じないけど私の好みっぽい♡
別腹で余裕で食べられそうです(^^;
by まつき (2021-03-14 10:41) 

八犬伝

確かに
白が目立ちますね。
コロナ禍で、宿泊施設は本当に大変だと思います。
by 八犬伝 (2021-03-14 10:46) 

hana2021

末尾ルコ(アルベール)さんへ
この前菜プレートは一見して、リーズナブルなランチのメニューみたいに感じられました。これなら地のもの、お家で食べているものを出して下さったら良いのに。
都内を通過するよりも簡単であるから、家ではどうしても東北へ出かけて行くことが圧倒的に多い。また北海道では薪ストーブ、大きなホテルであれば当然備わっている暖炉。どちらも雰囲気の良いものです。
先の薪ストーブ同様に、南国高知は海の幸の宝庫。・・・ですもの、態々鯉など食べなくても!?
家は父が好きでしたから、鯉の行商をするおばさんが必ず立ち寄って、その場でさばいていきました。
鯉こくに、鯉の洗い、子供の頃はどちらも好みませんでしたけれど。
大人になってからは、長野、山形、そして福島と旅先で食している内に食べられるようになっています。
かつては病人用に、または妊婦やお乳の出をよくするために摂る、山間の地の貴重なタンパク源であったのでしょう。

「ハスラ―2」での壮年ギャンブラー役に物足りなりなさを覚えたものですから、それをリベンジすべく観たのが「評決」でした。
ポール・ニューマンイコールの反骨精神、強いものに負けるとわかっていても挑んでいく姿は、やはり彼ならではのものでした。
しかしあんな魅力的な美女=シャーロット・ランプリングとの出会いがありすぐ恋愛関係となるなんてタイミングが良すぎます。それもまさか敵側のスパイだったとは。
ほうれい線のあるスリム過ぎる顔の表情&体型ながら、大人の色っぽさがカッコ良く感じました。
その様にお勧めをされてしまいますと、「フューリー」も観なくてはとと言った気持ちになってしまいます(笑)

by hana2021 (2021-03-14 11:52) 

hana2021

ゲンさんおかさん様へ
お部屋が満足度の高いものであっただけに、夕食内容ももう少し頑張って欲しいかなと。
一品ずつはどれも美味しくいただけましたけれど、どこか素人っぽさがあって、これと言った一品がなかったのも惜しかった!・・・そう感じてしまいました。

まつきさんへ
海のものが身近にある東京っ子は、鯉など。私も、大人になってからなのですよ。
デザートプレートのミニケーキは、一目見てブッフェに並ぶミニケーキってわかりますもの^^
それでもいちごに添えた、煮リンゴは自家製だと思いました。

八犬伝さんへ
山奥のこちらの宿にしても、一日ふた組に抑えているご様子です。
平日でしたら、我々同様にひと組の場合も多いでしょうから・・・それでも暖房費、光熱費はかかって、本当に大変だろうって感じました。


by hana2021 (2021-03-14 12:06) 

ぼんぼちぼちぼち

おっ!鯉のうま煮が特に気になりやす。
川魚好きなので。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-03-14 19:34) 

hana2021

ぼんぼちぼちぼちさんへ
鯉のうま煮は、鯉の甘煮、甘露煮と呼び方も変化するものながら、長野や山形を旅すると、比較的多く提供される料理のひとつ。馬刺しと共通する面があります。
シッカリとしたタレで煮込まれた鯉の身は、いかにも滋養がありそうで、それでいて深い旨味が感じられるものなのです♪
by hana2021 (2021-03-14 20:09) 

英ちゃん

料理もお酒も美味しそうでいいな~(^∇^;)

by 英ちゃん (2021-03-15 01:32) 

hana2021

英ちゃんさんへ
日本酒王国・福島ですもの、美味しいに決まってますね!
でもワインも美味しくて呑みやすくて、軽く一本空けてしまいました^^
by hana2021 (2021-03-15 12:17) 

taekozue

鯉は食べたことがないです。
鯉というと、ちょっと臭みが気になってしまいそうですが、
うま煮やカルパッチョと、臭みもなく頂けたのですね。
by taekozue (2021-03-15 17:17) 

hana2021

taekozueさんへ
東京湾に相模湾も近い、東京の方に鯉は馴染みのない食材と想像出来ます。
鯉は中華料理として食べる方が、身近かなのもしれませんね。
by hana2021 (2021-03-15 21:45) 

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