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オリンピック期間、山奥の温泉へ・・・⑥長野~草津・日本国道最高地点を通る! 「志賀草津高原ルート」ドライブ [2021・8月温泉三昧の夏休み]

野沢温泉に別れを告げましょう。私なりにこの場所のファンになってしまいました。
温泉の良さは勿論、人柄もとても温かな場所でした。また季節を変えて訪問したく思います。
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さて2日目は、群馬方面へと向かいましょう。

途中の長野県飯山市にある、道の駅「千曲川」。
長野県に別れを告げる前に食べておかないとって考え、「おやき 深雪屋」にて、野沢菜入りおやき購入。
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こちらで買ったのかしら?「信州さかえ村産トマトジュース」100%2本。
それにしても4日間の旅の間にお買い物をしたのは、たったこれだけ! 我ながら・・・このシッカリ者(^Q^)/

北信州栄村と言えば、かつて二人で訪ねた栄村秋山郷地区ある「和山温泉 仁成館」。
秋山郷は「信濃の三大秘境」のひとつ、秋山郷内の和山温泉はまさに秘境と呼ぶに相応しい、カモシカの姿など日常との山深い場所であり、その時走行した道路は大量に流れる雪解け水で冠水していたのを強く覚えています。
今上天皇、かつての浩宮皇太子も若かりし頃、苗場山に登山された折にはご宿泊されたという…由緒ある「仁成館」も2006年には惜しまれつつの閉館。豪雪地帯につき、屋根からの雪下ろしをするボランティア要員募集を新聞紙上でも見ました。
山々に囲まれた大自然そのものの雄大なロケーション!人懐こくて穏やか、お茶を淹れてくださったお父さん、身体に巻いて温泉に浸かる為のバスタオルを渡してくださったお母さんと、「よく来たのし」の言葉が思い出されます。素敵な思い出を、ありがとうございました。


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千曲川の流れのすぐ脇に建つ「Cafe里わ」は、オシャレなカフェ。
しかし食べたのは、どちらも素朴な家庭の味…いなり寿司、赤米の笹寿司でした。おやきだけでは、やはり足りない[あせあせ(飛び散る汗)]
飲み物は車内のクーラーボックスにタップリ入っているので、購入しません(@_@)
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こんなお花畑、湖の側も通ったのでした。ここがどこなのかは?居眠りちう・・・だったのかも[眠い(睡眠)]
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「志賀草津高原ルート」は、4月下旬から10月下旬までが開通期間ですので、そう多くは通っていないはずです。
冬場の万座温泉行きの時は通れませんでしたから。
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2006年の草津温泉宿泊時には、草津から白根山を通り志賀高原へと、反対ルートを走りました。

続く光景を見るまで忘れてしまっていたものの、息子が幼稚園へ通っていた時仲良しになった4家族、4名のママ&子供連れで草津から白根山へは上ってきていたのでした。
その時も素晴らしい晴天でした。
白根山山頂のすぐ側、白根火山ロープウェイ(現在廃止)で、道の峰まで空中散歩も楽しみました。
標高2160mの活火山の噴火口は、エメラルドグリーンの美しい池となっていて・・・。
一番幼いSちゃんがトコトコッと走って山頂付近の池へ?全身びしょ濡れとなって、皆で大騒ぎをした。懐かしいわぁ~~、一番仲良しだったMさんとは今も続いているけど、他の皆さんはどうしているかしら?

それでも標高が上がるにつれ、周囲は霧?雲?に包まれ、前方が見えなくなっていくばかり。
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志賀高原と草津温泉を結ぶ「志賀草津高原ルート」。
志賀高原から草津温泉までをつなぐ国道292号、通称「志賀草津高原ルート」は全長約40km。標高2172m、渋峠にある日本国道最高地点からの景色に、上信越高原国立公園の雄大な自然を感じるドライブルートなのです。
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目の前に突然広がる荒涼とした風景は、活火山特有の地形。福島の「磐梯吾妻スカイライン」を走る「浄土平」を思い起こさせます。
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他に思い出すのは・・・秋田県、栗駒国定公園の西の玄関口となる「川原毛地獄」と「泥湯温泉」。そちらは2007年の秋に走り迫力に満ちた光景を目にしました。
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灰白色の溶岩に覆われた山肌は火山活動の余勢をいまだ残して。川原毛地獄から眼下に見たのは、奥羽山脈の懐深く高松川上流の川沿いに建つ、冬場のガス発生により死者まで出た「泥湯温泉」でした。


この地では。ガスの噴出こそありませんが、あちこちにコンクリートの避難用シェルターが造られていて、やはり自然の力って凄いと実感してしまいます。
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2018 年1月に草津白根山(本白根山)での噴火発生。この噴火により死者1名、負傷者 11 名の被害が出たのでした。
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白根火山活動が落ち着いて、国道292号 志賀草津道路は4月23日から4年ぶりに制限無しの全線開通となったばかりだったのですね。それでも登山道の通行、草津白根レストハウス、山頂駐車場の利用は引き続き禁止。
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そのずっと以前には、車でも。駐車場から10分くらい歩くと、火口の池を覗き込める場所まで行く事が出来たのでした。今回は車で通るだけにして正解です。
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末尾ルコ(アルベール)

「おやき」って存在は知ってますが、食べたことないような。伝統的な食べ物はいいですね。高知には「田舎寿司」というのがありまして、ネタがタケノコとかミョウガとかだったりします。まあすごく美味しいってわけではないですが(笑)、最近はスーパーでも売られてて、こうした伝統料理に対するニーズがあるんだなと感じます。
100パーセント野菜ジュースは見るだけでヴィタミン補給できそうです(笑)。ただわたしはもっとソフトな味の野菜50%+果物50%を常用しております。赤米の笹寿司も美味しそうですね。
それにしてもこういう山道はロマンがありますね。運転にさほど自信のないわたしには難所でしょうが、雲とか霧とか大好きですし、山間部で出会うとロマンもひとしおでしょうね。      RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2021-08-24 05:02) 

hana2021

末尾ルコ(アルベール) さんへ
おやきを一言で言いますと・・・は長野県を代表する郷土食のひとつ、小麦や雑穀、そば、米などの粉を水で溶いて練った生地に、野菜などの調理した具材を包んだおまんじゅうのようなもの。
https://www.go-nagano.net/theme/id=17924
先の野沢菜漬けと同じで、現地・長野で食べるのが最も美味しいと思う食べ物です。
寿司のようなご飯ものにしても人間て不思議と言いますか、チャンと身近にあるものを工夫して美味しく食べてしまう、これも生きていく上での知恵なのでしょう。
登山らしき事はホンの数回で、ほとんどが車で通過するだけながら、自然の織り成す山の風景が海同様、人間に及ぼす変化は興味深いものがあり・・・それが小説、エッセイ、映画にも描かれる一因となっていると思われます。
by hana2021 (2021-08-24 09:51) 

まつき

志賀高原は若い頃にスキーで何回も行ったのですが、
草津温泉との距離感が全く私には分かりません(^^;
全長40kmのドライブルートは気持ちが良さそうですね~!
あの噴火は2018年だったんですねぇ。
なんかもっと前のような気がしちゃいました。。。
by まつき (2021-08-24 11:38) 

hana2021

まつきさんへ
冬の志賀高原へ私達は温泉目当てに出かけた訳ながら、このルートが冬場は危険すぎて通行禁止の為、滋賀高原へ、万座へ、草津へと何度もUターンを繰り返しつつ行った記憶が残っています。
2018年の噴火を私は全く覚えていなくて、どうしてこんなにコンクリートの避難所が多くあるのか?不思議でした。夫に指摘されてはじめて、「それでなのね」と納得をした次第です。

by hana2021 (2021-08-24 11:46) 

taekozue

志賀高原、懐かしい思い出ですね。 
私も子供が小さい頃、連れて行ったことがあります。
国道最高地点で証明書をもらったので、
今もどこかにあるはずなのですが‥。
by taekozue (2021-08-24 16:53) 

八犬伝

志賀草津高原ルートは、何回か通った記憶がありますが
いつも、靄がかったような
そんなイメージしかありません。
真っ青な空の下で、通っていないかお思います。
by 八犬伝 (2021-08-24 19:35) 

hana2021

taekozueさんへ
夏休み=志賀高原・・・私自身、ウン十年前の夏休みにも、この地を訪れているはずなのに、全く覚えていないのです^^
>国道最高地点で証明書をもらったので、
そのあたりも、2018年の噴火により変わってしまったのかもしれないですね。

八犬伝さんへ
標高が高いために、雲の中、または雲上となってしまう為でしょうか。
この日もルートの上り口、また到着地も晴れでしたから。。


by hana2021 (2021-08-24 22:18) 

英ちゃん

志賀草津高原ルートは、知らんけど高校生の時に友達と志賀高原にスキーをしに行った事があったな~(^∇^;)
でも、ほとんど覚えてないけどねw
by 英ちゃん (2021-08-25 00:34) 

hana2021

英ちゃんさんへ
私の夏休みの志賀高原と同じですね。
それとは別の時、それは20年近く前ながら、温泉から出て車に乗り込もうとしたら・・・鍵穴がガッチリ凍り付いてしまって焦った思い出が(^^;
何とか溶かしてキーを刺しこみましたが、それさえ今では楽しく感じられます。
by hana2021 (2021-08-25 22:32) 

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