SSブログ

晴れ空でドライブ、彼岸花 [ドライブ・栃木県北]

9月も終わってしまいましたが、あれは秋分の日の数日前。
         18日2.jpg
お昼ご飯を食べての帰り、通りがかった川の流れの激しさ、美しさから、揃って皆で見入ってしまいました。
絶景と呼ぶに無理がありながら・・・流れる水音の激しさ、清らかさからは、鬼怒川とはとても思えない。
18日3.jpg

18日4.jpg
県内中央…と言うか、関東平野の東部を流れる河川。
鬼怒川言えば、上流域にある「鬼怒川温泉」を意味するものでもあり、日光市の奥鬼怒に源を発し、その後は利根川へと注ぐ支流のひとつながら。。
付近は川底が固い岩盤となっているせいか、また雨降りの後で水かさが増えたせいもあるのだが、澄んだ流水が美しく目に映りました[ぴかぴか(新しい)]
どうやら奥に入ると「鮎の簗」もある模様、小さな宿も数軒。
見晴台は木陰になっていて、休憩には最適です。
足元にはシュウカイドウの花も咲いています。和を感じさせる、この花の佇まいは好き♪
                  18日5.jpg

夏日に近い暑さだったから、風が吹き抜けると心地良く感じられます。青空の下での光景も、今なればこそ!ですね。
         18日6.jpg
お彼岸の時期、その時期に合わせたかのように咲き乱れるのが彼岸花。
朝から走る車窓から眺める景色。
田園風景に赤い色を添えて咲く彼岸花、近寄らなくともとにかく至るところ彼岸花だらけで、それなりに楽しむことは出来ましたが…。

この場所も、群生地などでは決してない、街道沿いに咲いた彼岸花ながらそうであっても美しい。
18日7.jpg
一般的に「彼岸花」と呼ばれますが、曼珠沙華(マンジュシャゲ)という別名あり。
赤い花のイメージですが、白、ピンク、黄色もあり、赤くないと「サンスクリット語」の「赤い花」の意に反してしまうような?
鮮やかすぎるほどの赤が妖艶で、花が咲いてから葉が伸びるという他の花と異なる特徴もミステリアス。

口にしなければ中毒症状を起こさず、モグラやネズミを寄せ付けない効果から先人たちが畦道に植えたとされています。

孫娘は田に降り立った、どう猛な顔つきの憎たらしいアオサギにさえ、「鳥さん、飛んで行かないで~~」ですって。
私は、アオサギなんてきらい(^-^;
18日8.jpg
蕎麦畑では真っ白に咲いた蕎麦の花が盛りです!この花が終わり、実になったら「新蕎麦」の季節がやってきます。
赤と白の彩りは、次々続きました。
しかしこの日は残暑が厳しく感じた最後の一日、気分的には夏日っぽかった[るんるん]

来るのは楽しみ♪ 帰るとどっと疲れが出てしまう。
孫が遊びに来るのは大変です。だけど今はこうした時間を楽しみたい私達[グッド(上向き矢印)]
息子が置いていってくれたのは、湘南名物「江ノ島タコせんべい」「茅ケ崎シラスせんべい」。どちらもご当地名物ですものね。
⑱1.jpg
「鎌倉蒸しきんつば」は、母の分もとふた箱。
           ⑱2.jpg
二年以上会えずにいるのに、気遣っていてくれるのは家の息子だけでありません。弟の家の子供達も、お婆ちゃん好きで大きくなったのですもの。
名前は出なくとも、顔を見たら思い出すかな? 心おきなく会える日がくるのを今は願うのみです。
thanks(68)  コメント(7) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

thanks 68

コメント 7

英ちゃん

鬼怒川は、恐ろしい川なのかもね?
鬼が怒る川って書くしね(^_^;)
曼珠沙華と書くと、山口百恵さんの歌の方を思い浮かべます。
江の島や鎌倉は結構行ってるけどお土産は買わないな(^∇^;)
by 英ちゃん (2021-10-05 23:41) 

末尾ルコ(アルベール)

シュウカイドウ…美しいですね~。日本の野花は控え目にして美しいタイプが多いですね。
我が家の庭の鉢にカタバミが少しだけ咲いていますが、これまた鮮やかなピンクでとても綺麗。どこからともなくやってきたカタバミですが、自然が創り上げる美は本当に不思議です。
そう言えば、母は昔から彼岸花のことを「シーレー」と呼んでますが、ずっと(なんなのだろう)と思っていたけれど、これって土佐弁で彼岸花のことだと最近知りました。おもしろいですよね。

最寄りにあったツタヤは数年前に閉店となりましたが、かつては小さな店舗ながら過去の名作も多く並べていました。ハリウッドクラシックやヴィスコンティ、ゴダール、パゾリーニ、さらにダニエル・シュミットやヘルツォーク、ジャック・リヴェット、アニエス・ヴァルダ、そしてサイレント映画なども置いてました。
いつしかテレビドラマやお笑いが増えてきて、特に洋画のスペースがどんどん狭くなり、あれよあれよという間に閉店…。日本の文化状況を表しているような経緯ですが、せめていろんな映画が揃っていた時期に借りられてよかったです。          RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2021-10-06 04:57) 

hana2021

英ちゃんさんへ
あまりに身近過ぎて、川の語源まで考えた事がありませんでしたけど、鬼怒川温泉のどよーんと濁った川とは別物である姿に驚いた訳でした。
上のもの達、すぐ近所のイオンで調達したものの様ですよ^^

末尾ルコ(アルベール)さんへ
シュウカイドウは秋海棠と書くように、秋の到来を知らせる花であり、山野の樹の下などに自生し咲く姿が好ましく感じられます。
>土佐弁で彼岸花を「シーレー」と呼ぶ
それは高知だけでなく、徳島や、福岡でも。このような呼び方は、海の近くとか西日本に多い。その土地の生活。歴史とも関係しているのかもしれませんね。
過去の作品すべてを肯定するわけではありませんけれど。私はそこまで高尚と言えなくとも、映画イコール娯楽であり、現在とは比較にならないくらい輝いていた60~70年代の作品をもっとリアルタイムで観て楽しんでおくのだったとの後悔が。
昨夜観た「ブリット」も、素朴さを感じるカーチェースの面白さ。演技派とはされてはいないS・マックイーンの、そこにいるだけで絵になる佇まいの良さ。黒やブルーのタートルに黒のジャケット、トレンチコート姿がなぜあれ程カッコ良いのか?この映画の中でもアウトローであり、決してハンサムではないものの、眼光鋭いブルーの瞳、引きしまった口元、顔のしわがあそこまで魅力的に見えるのも不思議でなりません。
洗練されたスーツの着こなしも無理している感はなく、その容姿には華を感じます。一作観たら、他作品ももっと観たくなる魅力、今の映画界では見あたりません。
洋画にしろ、邦画にしろ、現在の選択肢はあまりにも少なすぎます。


by hana2021 (2021-10-06 08:00) 

まつき

鬼怒川ってこんなに綺麗な川だったんですね~。
なんとなくどよーんとしたイメージがありました(^^;
彼岸花は今年は1本ポツンと咲いてるのを見たっきり。
これだけ並んでいると、やっぱ迫力が違いますね♪
早くお母様と皆でワイワイ集まれる日が来ると良いですね!!
by まつき (2021-10-06 10:27) 

hana2021

まつきさんへ
仰る通り!鬼怒川温泉の濁った流れとは雲泥の差を感じます。こちらの方が下流であるに関わらず、人家がないせいでしょうか。
いえ、ここも特に群生地ではなくて、走る道路脇が時期的にどこもこんな感じで、それは田の畔も全く同じ、どこに目をやっても、ヒガンバナの赤が目立つばかりの一日でした。
母はもう家にまで連れて帰れないような、だけど施設近くのお散歩、軽めのランチくらいでも私達にはじゅうぶんに感じられます。
by hana2021 (2021-10-06 10:44) 

八犬伝

川の流れに勢いがありますね。
雨の降ったあとだったのですね。
かなり水位が高いですね。
大きな台風が来ると、危険かもしれませんね。

by 八犬伝 (2021-10-06 19:50) 

hana2021

八犬伝さんへ
二週間ほど前の台風がやってきた、これは翌日でした。
私達の見ていた位置のすぐ隣りは、民宿でしたよ。夜間は水音が煩そうです。
by hana2021 (2021-10-06 23:28) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。