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大谷、日光のお土産 [食]

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少し前の事でした。
先の研修旅行中りんごを購入をした…古賀志地区直売所にて、夫が買ってきてくれた、ラ・フランス。
彼曰く「スーパーで探しても、あるのを見かけないから」だそう。
それが今月に入って、どこにでも並んでいるではないか[あせあせ(飛び散る汗)] 探すのが10日以上早すぎたのね。
大きさがバラバラながら、少し放置して熟した頃合いで食べると、良い香り♪ 滑らかな食感♪ 梨とは違った味わいは魅力です[ぴかぴか(新しい)]

同じくこちらも…大谷川(この呼び名は、ダイヤガワ)、大谷川グリーンパークに隣接して店を構える「松屋総本店」さんの水ようかん。
ほどよい甘さで、舌触りもなめらか[るんるん] 小豆と砂糖、日光天然水のみを使用と言う、素材を活かした製法だから、これは1~2日間の早めに食べきらないといけません[ダッシュ(走り出すさま)]
ラベルに「今市の水ようかん」とありますが、今市=日光市内のひとつの地域ですから。
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全国に水ようかんの町はいくつかあるものの、品質、歴史と、食す機会が多いだけに日光も外せないと思えます。
東武日光駅から東照宮への参道を歩きはじめると、「ようかん」と書かれた古い看板が7~8軒下がって並ぶ光景が目に入ります。目立つのは「鬼平羊羹本舗」、どちらかと言うと観光客向けかな。
我が家の贔屓は店構えこそ小さいものの、日光羊羹で一番古くから作っている「綿半(わたはん)」さんのです。
今回の「松屋総本店」の水ようかんは、多分地元の方に向けて作られていると想像しましたが、口の肥えた地元民が好むには、それなりの理由があるはずです。

※日光周辺では昔から家庭で真冬に水ようかんの習慣があり、温かい炬燵に入ってぬくぬくしながら、冷たい水羊羹を食べる。それは冬の楽しみのひとつであったのでしょう[グッド(上向き矢印)]

黒糖生地の俵型をした「尊徳饅頭」は、農地開墾に尽力された「二宮尊徳翁」の名をつけた人気商品だそう。
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※足柄平野の栢山村(小田原市)の比較的裕福な農家に生まれた、二宮尊徳こと二宮金次郎。金次郎の父母は心身疲労で相次いで死去、一家離散という事態に陥るも、逆境にもめげず卓越した才能を発揮します。
晩年は幕臣に取り立てられ、日光神領をはじめ一部幕府領の再建に総力をあげて取り組みますが、そのかたわら優秀な弟子たちを介して、諸家、諸領の復興指導も続けました。
江戸時代末期に関東から南東北の農村復興に尽力した人物・二宮尊徳。
その思想や方法論は「報徳」と呼ばれ・・・渋沢栄一、安田善次郎、鈴木藤三郎、御木本幸吉、豊田佐吉といった明治の財界人、実業家。
松下幸之助、土光敏夫、稲盛和夫といった昭和を代表する経営者たちにも多大な影響を与えたと言われています。
日光領復興事業の受命した地、ここ日光が終焉の地となりました。

尊徳饅頭は、この翌週にも買ってきてくれました。
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また夫がよく買ってくるものに・・・市内上田町にある「タカサゴパン」、タカサゴ・ファーマーズ・ベーカリー工場直売所のパンがあります。
※タカサゴパン工場は、バーガーショップ用のバンズパンやホットドッグ用パン、レストランやホテルで使う付け合わせ用パンを製造、日本全国に卸しているとの事。
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小麦粉「きたあかり」を原料としたシンプルな食パンに、メロンパン風キャラパン、リンゴのカンパーニュ。
柔らかさと食べやすさから、カンパーニュとは少し違う気もするけれど、食べやすさ、手軽さから、これもありだと思います。
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