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二月ぶりの小旅行・・・④「うぐいすだに温泉竹の葉」部屋&温泉 [2021・11月茨城県あんこう鍋の宿]

国道を磯原まで戻り、大きくカーブした道を西へと進んで山間まではいかないけれど、海から離れた場所に建つ「うぐいすだに温泉 竹の葉」。この日の宿です。
温泉街に溶け込んだ佇まいの宿も良いものだが、一本道の先にあるのはここだけという風情も得がたく良い。
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広くとった駐車場に車を置いていたら、玄関に待機をしていたのか?仲居さんがふたり走って来て、早々に荷物を運んで下さった。
ん、まずは好印象!
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竹林と渓流に囲まれて、建物脇を流れる川は「二ツ島川」と言うらしい。
客室数はわずか10室、谷あいの小さな宿です。特に山奥というわけでもないけれど、四季折々の変化を見せる自然以外、特に目立つものはありません。
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館内に入ると広めのロビー、お土産物コーナーに、左手はフロントとなり。反対側にはコーヒー、紅茶が飲めるラウンジがありました。
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良くも、悪く、昔ながらの日本旅館と感じました。
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階段を少し上がって、廊下から目の前の中庭には鯉の泳ぐ池あり。
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予約したのは本館一階のスタンダードタイプ、最も手前にある「山茶花」の部屋へと案内されました。
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室内もクロスが張り替えられるなどキチンと手が入れられて清潔、ごく普通の温泉宿の10畳間です。
しかし全体的に殺風景であり、詫びた感は否めませんし、凝った装飾も一切なく、どう撮っても見た通りの部屋でした[あせあせ(飛び散る汗)]
それでもチェックイン中に急いで用意されたと思える籐椅子の心遣いと、懐かしい雰囲気を漂わせる仲居さんの接客と、どこかホワッとなるぬくもりがありました。何もない一軒宿らしい静けさから、お布団を敷いてゴロゴロしたくなってしまいます。
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踏み込みの先に洗面所、基本のアメニティにハンドタオル二枚。その奥はシャワートイレ。
敷地、建物が大きな割には少ない部屋数の上、外は何もない里山の自然が広がっているから、日常から離れてのんびりするにはピッタリコン♪
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栗の渋皮煮が丸々入ったゼリーがお着き菓子で、宿のオリジナルとか。インスタントながらコーヒーのセットも。
丁子染タオル&バスタオル、羽織に浴衣はクローゼット内に用意されて・・・。空の冷蔵庫に、天然水入りポットが冷やされてます。
室内に生花の一輪、二輪飾ってあったらもっと良かった。ここまで殺風景なのはチョッといただけない。この部屋でもそこそこのお値段なのだから、そのくらいの配慮は欲しかったかな。
見ないからかまわないけれど、テレビも小さかったです。無料Wi-Fiは可能。
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浴室には先に続く新館の廊下を通っていきます。宿泊料を抑えて本館宿泊としたものの、廊下ひとつにも高級感が出ていて違いますね。

お風呂は男女別の大浴場が二ヶ所、その隣りに「貸切家族風呂」。
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浴室、浴槽共に決して大きくない。・・・と言うか、家庭用の浴室を少し大きくした程度であったが・・・。浴場にはシャンプー、リンス、ボディソープ。脱衣所はドライヤー、各種の化粧水等備っていました。
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お湯は無色透明、それでも湯口に析出物が付いていた。
大浴場を覗いた時は数人の方が入浴していて写真はバツ! 宿のサイトからお借りしました。
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男女別大浴場は入れ替わります、どちらも露天付きながら、「温泉らしさをあまり感じなかったのは同じ」と言うのは、早朝浸かってきた夫の弁。
※源泉名;うぐいす谷温泉 源泉温度が定温の為、加温をしています。
浴場の利用時間(午後3時~午後11時、午前5時半~午前9時半)

夕食は部屋食です。続きますね。
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コメント 13

英ちゃん

うぐいすだに温泉は、知らんけど(^_^;)
うぐいすだにと聞くと上野の隣って思っちゃう(^∇^;)
by 英ちゃん (2021-12-01 00:00) 

末尾ルコ(アルベール)

安定して寛げるお宿のようですね。でもお部屋に生花ありませんでしたか。まさしく我が家、リビングには常に生花を飾っている今日この頃でございます。花があるとないとではまったく違いますよね。その代わりいまだ庭が悲惨なのですが。
生けに鯉が泳いでおりますが、魚って見てると飽きないですね。だから動物園より水族館がずっと好きなのですが、子どもの頃は近場の小川などで小さな水中生物を眺めたり捕ったりで日がな一日過ごしていた時代もありました。今は小川なども汚くなってますからねえ。

『冒険者』たちは3人のバランスが素晴らしいですね。わたしも近々観たくなってきました。なにせあの音楽、ロマンティシズム溢れかえってますね。そして当時のジョアンナ・シムカスをフィルムへ定着させた功績も大きいです。大女優ではないけれど、決して忘れることのできない女優となりましたから。
監督のロベール・アンリコは、某評論家が書いていたことで本当かどうかは知りませんが、シムカスをシドニー・ポワチエに奪われたのが人生のトラウマになったとか。いつでしたか、ポワチエの功績を称えるセレモニーの会場に、しっかりシムカスが来場していた姿も見たことがあります。
アンリコは、ロミー・シュナイダーとフィリップ・ノワレ共演の復讐譚『追想』も印象的です。             RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2021-12-01 05:39) 

hana2021

英ちゃんさんへ
山手線の鶯谷駅ですね、甥が通学していた高校もその近くでした。岸田さんもそうですね。

末尾ルコ(アルベール)さんへ
大型施設よりも小ぢんまりが好きなもので、海沿いの宿、ホテルは人気だから、どこも宿泊者数が多すぎます。
わがリビング、キッチンにも生花とフルーツは欠かせないものでございました。
お庭は思い切って、プロの手にお任せしてしまうのもひとつの手段です。
子供時代の私、近所に男の子しかいない環境から、夏場は川へザリガニ捕りへ。一日飽きずに捕って、最後は捨ててしまうというのに。。
ロベール・アンリコの「追想」は観ていないものと思います。
「冒険者たち」はこの後すぐ若くして映画界から、シドニー・ポワチエとの結婚で女優を引退してしまった、ジョアンナ・シムカスの代表作でした。
シドニー・ポワチエに奪われた…と言いますが、まだ今ほど恋愛、結婚に対する考えが多様でなかったあの時代、彼を選んだのはシムカスの方でなかったかと。
デンゼル・ワシントン、モーガン・フリーマン、ローレンス・フィッシュバーン、サミュエル・L・ジャクソンといった俳優たちが多彩な役柄で活躍する70年以上も前。世間に黒人差別が当然であった時代に、黒人のスター俳優としての地位を向上させたのが、S・ポワチエその人。その役柄は常に知的で、万人受けをする理想的なものであったけれど。
公の場にはカップルで出席する、リゾートを楽しむのも夫婦単位で・・・それは欧米の習慣ながら、我が日本でも最近は定着してきましたね。
莫大な財宝を積んだまま海に沈んだ飛行機を探しに行く、まさに「冒険者たち」。思い出して再見したくなってしまった一作でした。
by hana2021 (2021-12-01 10:28) 

まつき

一本道の先にお宿と言うのは、ワクワク感がありそうですね♪
静かな環境な上に客室が10室と言うのも良さげです。
大浴場も明るくて良い感じですねぇ。
ところで池の写真、鉢植えが宙に浮いてるように写っていて、
どうなってるんだろかと何度も見ちゃいました(;^ω^)
by まつき (2021-12-01 10:52) 

Kiki

こんにちは ♪
茨城県への小旅行、①で"一泊で旅行ともいえない "と、ありましたが いえいえとんでもありません!わたしからは立派すぎる旅行です^^
中居さんがいる宿、そういえば久しく行ってないです
わたしが子供の頃、両親が旅行好きでもあり、たびたび家族旅行していた時は中居さんがいる宿に宿泊していたこともありました。
その時中居さんに父親がこっそり渡している"ナニカ"が子供ながら気になって仕方が無かったこと思い出しました 笑
今でもその風習は残っているのかな?と安い宿ばかりの我が家にはハテナな疑問です^^
「うぐいす谷温泉 竹の葉」さん 素晴らしい宿の印象ですが、ところどころにhanaさんの辛口の感想…^^
「生花が二輪飾ってあったらなお良かった!」には思わずニンマリしてしまいました(^^)
そして夕食はお部屋食なのですね!
わぁ何がいただけるのでしょう??
楽しみです♪(^^)
by Kiki (2021-12-01 11:38) 

hana2021

まつきさんへ
山の一軒宿といった感じながら、食事が美味しいこの宿は、地元の皆さんの会合、宴会等の利用が多いとか。
池の上の鉢植えは、たぶん梅の木ではないでしょうか^^

Kikiさんへ
早速にお越しくださって、ありがとうございます。
こうした小規模宿ばかりを選んで泊っている私たちですが、そうであるに関わらず、仲居さんへナニカをお渡ししたことは一切ないのです。
旅好きな方のブログを読むと、行きつけのリピート宿には手土産持参で行かれる方もいます。しかし我々は特別扱いを期待するわけでなく、宿の方との拘わりは最小限に抑えたいのだから。
この時も部屋食とあって、担当のS子さんには色々と気遣っていただきましたのにね(笑)
宿全体の雰囲気が良いのに、通されたお部屋は大昔の新婚当時住んでいた家が思い出される古さ、ムードゼロであれ??って。
でも良いのです。立派なお部屋よりも、充実した美味しい食を求めての旅でしたので。それは次回となりますね♪


by hana2021 (2021-12-01 12:34) 

まさ

うちのカミさんの実家のすぐ近くです^^;
by まさ (2021-12-01 20:45) 

hana2021

まささんへ
ではもしかしたら、こちらのお宿もご存知かもしれないですね。
先日のまささんの「もみじ寺の紅葉」の記事の時、私もこの翌日見にいったものですからコメントをしたのですけど、なぜか消えてしまっていました・・・(^^;
by hana2021 (2021-12-01 21:45) 

ぼんぼちぼちぼち

仰るとおり、普通の旅館といった感じでやすね。
温泉らしさをあまり感じられなかったのでやすね。
ちょっと残念でやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-12-02 10:33) 

hana2021

ぼんぼちぼちぼちさんへ
お部屋と温泉は、あれ??と感じたものの、それをカバー出来るだけのお料理内容でした。
by hana2021 (2021-12-02 10:55) 

まさ

うぐいすだに温泉... 歩いて行ける距離なので、もちろん存じております^^
もみじ寺... コメントが消えてしまったのですか?
私は削除していませんが、せっかく頂いたのにすみませんでした。
そういえば、私が他のブロガーさんの所へコメントを入れた時にも同様の事がありました。何かしらバグみたいなものがあるのでしょうかね?
by まさ (2021-12-02 21:33) 

hana2021

まささんへ
>歩いて行ける距離なので、もちろん存じております^^
何の期待もなく泊まってみて、私も、夫も満足感が高いものでしたけど。ご近所での評判はどうなのかしら。
大型バスを二台も所有、それなりの需要ありと見ましたけれど。
いいえ、申し訳ないなどと・・・
画像認証の頭のSが大文字でいらした模様。数回のチャレンジで、今回はコメントが入れられました。
丁寧なコメントを下さってありがとうございました。
北茨城は一昨年の早春、お隣福島の塙町から奥へ入った湯岐温泉へ泊りに行く途中、茶畑が続く中を通っていきました。
by hana2021 (2021-12-03 16:18) 

まさ

再びコメントを失礼します。
お宿の評判... 悪い評判は聞かないですよ。(そういえば、かなり昔に職場の忘年会で使ったかも…)
ひっそりとした場所に佇むお宿という感じでしょうかね。
まず、わざわざ地元の宿には泊まりませんものね^^;
海沿いにある二ツ島観光ホテルの料理(海鮮系)は美味しいです(宿としては???微妙かな)。
コロナ前は、ランチの時間は駐車場が車でいっぱいでした。
太平洋と目の前にある二ツ島を眺めなが料理を食べるのもイイですよ。
画像認証入力が原因でしたか。解決できて良かったです^^
by まさ (2021-12-03 22:46) 

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