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近場の日光・結構群団がゆく・・・②「リゾートイン霧降プラザ」部屋 [2022・9月気軽に日光・霧降高原]

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日光駅から参道を直線で上っていくと、東照宮をはじめとする日光寺社。そのY字路行き止まりを、赤い「神橋」(神端と変換、失礼致しました)側へ曲がると中禅寺湖へと続く「いろは坂」になります。しかし右へ曲がり山道を少々進むと霧降高原へたどり着くのでした。
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路肩に車を停め周囲を眺めれば、そこは霧に包まれた異空間。しんと静まり返った木々の奥は白い世界。「霧降り」の地名通りで間違いありません。

標高1,000m、天空の高原リゾートと言うとカッコイイが、その利用目的は学校遠足や研修用施設、個人客向けの営業は不定期で空きがあったらラッキーとか!?
このホテルの存在は、これまで全く知らなかった。何時頃建って、どのような状況で続いてきたのでしょう。
そこで安く泊まれる今だから、試しに泊まってみようかと・・・。お正月に帰省する息子家族と一緒に泊まるのも良いかなと思った為でした。

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霧降高原の閑静な別荘地帯にヒッソリ建っています。駅、観光名所からは少し距離がありますが、その分長閑な環境でとにかく静か、日光の自然を満喫できたホテルだったかな、どうかな???

エントランスはビジネスホテルのような雰囲気。いかにも林間学校向けといった様相を見せつつも・・・。一応ハロウィン仕様で、お出迎えされました♪
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今回は予算重視です・・・と言いつつ、事前の情報がほぼない状況は不安が先行したのも事実[バッド(下向き矢印)]
予想した通り、早くも2時過ぎには着いてしまいました。人影も見えない日光市所野地区の別荘地、辺り一帯静まりかえっていて人の気配なし。
駐車場もガラガラだったから、近い所に停めて車内でビデオを観て過ごしていました。
時間がきて、入ってすぐのフロントでスタッフのお姉さん相手にチェックイン。夫曰く「さっきと違って、仕事中は着替えるんだな」って、当たり前でしょ(^_^)
建物入り口を入ると左手にフロント。反対右側にエレベーター。
建物は4階建て、客室は2階から4階までに17室。
私達は、ツインの402号室に泊まります。エレベーターのすぐ前で移動距離が短かったです。日光彫りプレートに部屋番号はありました。
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思っていたより広く感じた横長の部屋。
室内は歴史を感じるものの、ゆったりした洋室、シングルベッドが並んでいて、奥のリビングスペースには本物のクローゼットだってあります。
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冷暖房完備、空気清浄機、TV、ヘヤードライヤー、持込み専用冷蔵庫。
安アパートの一室みたいなムード(笑)ながら、落ち着いた空間に癒されました。
こちらの部屋は3人仕様の部屋らしく、中央にベッドに変わるソファが置いてある、変わったレイアウト(二室をひとつにしたのかも)
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羽織代わりにダウンジャケットの用意あり。柄違いの浴衣、湯沸かしポットに、冷水ポット、煎茶パックに、お着き菓子は日光甚五郎煎餅。
バスタオルは一人2枚、フェイスタオル、歯ブラシ固形石鹸入りアメニティバックと、必要と思うものは揃っていた。ただしトイレは、部屋へ入ってすぐのユニットバス&トイレ。
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ここで問題です!?

どうか笑わないでくださいね!
こちらの部屋って、全館に一室しかない特別ツインルームなんですよ\(◎o◎)/
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普通のツインルームがとにかく狭いと知り、こちらを選んだ訳ながら、ここ以外のツイン、和室を選べば更にリーズナブルなのは間違いなし(^Q^)/

部屋も、施設もボロい古い。パブリックスペースもほぼないけど、こちらにはここだけの特別があるのです[グッド(上向き矢印)]
浴室は別棟になるのか、2階でエレベーターをおり、そこから外階段を降りていく一階奥に、男女別の大浴場があります。
その為お部屋にダウンジャケットが備えてあったのでしょうか。
それぞれに露天風呂がついていて、時間帯による交換はありません。
しかしその分、このビジホのようなホテルで大浴場の貸切利用が可能なのです。
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チェックインから翌朝9時までの、夜通しの利用可能。さすがに脱衣所も広かったです。
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大浴場だけに当然、内湯も浴槽も大きい。
緑で囲まれた露天の方は、謎のLED照明がデザインされていて・・・[ぴかぴか(新しい)]
そこまでお勧めされていないけれど、その気になったら泳げそう。「日光霧降温泉」と表記されていたかと、濁りのない透明なお湯。
やや熱めで、つるつるとした浴感が気持ちいい、良い温泉です[いい気分(温泉)]
こちらは男性用大浴場で、隣りの女性用も浸かったものの、造りはほぼ同じなので写真は撮りませんでした。

大浴場近くにあるプレイルームで、温泉卓球だって楽しめます♪
お楽しみである食事は、朝・夕共に一階のレストランでいただく。
ここまで読んできて、不思議な施設と思われたでしょう。

実はこちら日光市内の「神橋」手前の左側。日光金谷ホテル前に建つ「日光物産商会」が母体となったホテル。
日光物産商会の歴史は、明治時代後期にまでさかのぼって、日光金谷ホテル(現存する日本最古のリゾートホテル)の土産品店として創業。
伝統工芸の日光彫や木工品、漆器等の製造・販売・輸出を手がけていましたが、昭和3年日光金谷ホテルから独立をし、日光物産商会を設立。
東武日光駅前に、金谷ホテルベーカリー「カフェ・ラ・セゾン」、そして「リゾートイン霧降プラザ」を展開しているのだそう。

食事も気になるでしょう? (*´ω`*)続きますね。
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末尾ルコ(アルベール)

赤い橋、いい感じですね。物語が生まれそうな。これは古くからある橋なのでしょうか。
そもそも橋って川を渡ったりと実用目的で建築されますが、それがいつしか強く物語性を帯びてくる。人類文化のおもしろさですね。
そして霧。いいですね。車の運転などの時は困りますが(笑)。我が家の近くでもたまに夜に霧が出ますが、独特の雰囲気が生まれます。虹を観た時と同じように、とてもいい気分になります。
このお宿、結果的にはとてもよいご滞在になったのでしょうか。お記事の続きをお待ちしております。

高知も朝晩はやや気温が下がってきました。しかしこのままぐんぐん下がるのではなく、今月はそこそこ秋らしい気候で粘ってほしいものです。それとコロナ、このまま増え続けると嫌ですね。それこそ1月あたりにはどうなっていることやら。どこかで歯止めがかかってほしいのですが。


映画の配信サービスですが、わたしもアマプラ、あるいはNetflixなどのオリジナル映画、一流のスタッフ・キャストのものも多いので観たいのですが、まだ契約には至っておりません。なにせWOWOWだけでも常に録画していて未見の映画が100本以上あるという状況ですので。ただ現在の世界映画界の状況を見ると、Netflix映画を観ずにすますわけにはいかないし、悩ましいところです。ただ、各サービスいちいち契約しないとオリジナル作品鑑賞できないという状況は、映画本来の鑑賞条件とはかなり異なるもので、その辺りも(これでいいのかな)という気持ちは常にあります。     RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2022-11-06 08:19) 

Boss365

こんにちは。
神橋、大変懐かしいですが・・・
霧降高原に行くには分かり易いポイント・いい目印になってます。
「霧に包まれた異空間」高原ならで、朝方遭遇する風景ですが・・・
いつもは先を急ぐ夫さん?停車は珍しい感じですね?
宿泊目的、なる程です。家族連れ等の大人数には良さそうです。
「ビジネスホテルのような雰囲気」をリアル確認ですが、問題なさそうです。
「リゾートイン霧降プラザ」を地図で確認、別荘地帯なので、綺麗に区画されてますね。
客室は落ち着いた空間で何よりです。リビングスペースのレイアウトが惜しい感じですね。
また「特別ツインルームなんですよ」の文字あり、視察調査?にはベストかな?
「羽織代わりにダウンジャケット」は、経験ないですが・・・
大浴場に移動時には活躍しそうでナイスです。
また「大浴場の貸切利用が可能」は通常ではあり得ない事、素晴らしいですね。
売り・アピールポイントですね。夜の露天風呂は、大変良さそうな雰囲気です。
ところで、ホテルの母体が日光物産商会、なる程です。
『金谷ホテルベーカリー「カフェ・ラ・セゾン」』の文字あり・・・
確実にパンは美味しいと思いますが、カレーライス?があったら食べたいなー!?(=^・ェ・^=)

by Boss365 (2022-11-06 10:33) 

まつき

霧降高原の名前の通りに霧に遭遇出来るんですねぇ!
名前の通りに毎度霧に遭遇出来るとも思えないのですが、
結構な確率で遭遇出来るものなんですかねぇ(・・?
運転するのは嫌だけど、私もこんな神秘的な風景に出会ってみたいです。
まぁ運転は霧がなくても嫌と言うか出来ないですけど(;^ω^)
17室もあるのに大浴場の貸切利用可能とは、時間帯によっては
争奪戦が発生しそうな気もしますが、大丈夫でしたか??
貸切なら人目を気にせず泳げそうです(#^^#)
by まつき (2022-11-06 11:12) 

hana2022

末尾ルコ(アルベール)さんへ
こんにちは。
慌てん坊の私が、「神橋」を神端と変換してしまった事で混乱が起きた模様、大変に失礼致しました。
世界遺産「日光の社寺」の玄関ともいえる橋。詳細はこちらにhttp://www.nikko-kankou.org/spot/21/
霧降の地名通り、霧の出現率のとても多い土地ながら、我が夫など早朝の出勤ゆえ「こんな風景、毎日見てる」と夢のない事を平気で言い放ちます。ありがとうございます。記事を書いた順番、時系列は逆でありまするが、今回の宿泊で文句、苦情はありませんでした(笑)
WOWOWのシステムが全くわかっていない私ですので。
WOWOWにはチューナーや、専用のアンテナの増設が必要となる訳ですよね。
テレでの映画放送の現状、レンタル店での偏りと品ぞろえの貧弱さ、現実において好みの一作を見つけ出すエネルギーの大きさは計り知れないものがあるのでした。
映画文化の衰退、鑑賞する側のレベルの低下と、問題が蓄積しているのを実感しております。
今週末の私も、早くも初冬を感じています。お布団から出るのが辛い、などと甘ったるい事ばかり言っていたら、お仕事をしている方々に怒られそうです。

by hana2022 (2022-11-06 11:24) 

hana2022

Boss365さんへ
こんにちは。
市内から大谷川を渡ってすぐのY字路を右へが、霧降高原なのです。しかし大抵は左のいろは坂方面を目指すものなのですけれど。
>いつもは先を急ぐ夫さん?停車は珍しい感じですね?
この場所には後続車はおろか、周囲に人も、車もなかったからと言うのがそこにつながったような。
こちらの別荘地は、軽井沢は勿論、数段ランクの下がった那須高原よりも、更に下。寂れている様子は一目でわかりました。
特別ツインルームと言え、この部屋のレイアウトのセンスのなさ、お引越し直後のようにただ置いてあるだけの冷蔵庫やテレビの配置。センスゼロのカーテン、それでも格好ばかりの先の〇〇れさんよりも数段居心地は良かった感がしました。
ご指摘された、大浴場の貸切利用可能に飛びついた私です。
そうです。日光金谷ホテルと言えば、百年カレーですものね。
ランチとは言え、二階メインダイニング利用はコースのみ、ほとんどの皆さんが下のレストランでカレーを食べていました。
今開催をするかどうか不明ながら、随分前の冬季、暇な冬場ならではのケーキバイキング企画がありまして、その際には各種ケーキと共に、百年カレーパイも食べ放題で提供がされていたのを覚えています。
日光物産商会のベーカーリーショップも横目で見て通り過ぎるだけ、館内に入った事がないものですから、カレーが食べられるのかは?
館内のレストラン「匠」にて、カレーセットがありました。
https://www.bussanshokai.com/meal/takumi.shtml
by hana2022 (2022-11-06 11:47) 

hana2022

まつきさんへ
霧は結構な確率で出てきます。それだけに真夏の涼しさときたら、下界とは別世界なのです。
またここより先へ行くと、自〇の名所「六方沢橋」もありますし。
ふたつある大浴場の貸切利用可能は全く、問題ありませんでした。
だってこの日は、週末土曜と言うのに宿泊客は3グループのみ、あまりの寂しさに、目が点となったくらい!
時間制限もなく、ホント泳ごうと思えば・・・と言うか、夕食後すぐに寝てしまう夫のせいで、せっかくの温泉も、二回しか入れず仕舞なのでした(^^;
by hana2022 (2022-11-06 11:56) 

ぼんぼちぼちぼち

半纏の代わりにダウンジャケットとは、時代の移り変わりを感じやす〜
by ぼんぼちぼちぼち (2022-11-06 12:02) 

hana2022

ぼんぼちぼちぼちさんへ
東北の温泉地へもよく行く私ですけど、ダウンジャケットは初めて見ました。

by hana2022 (2022-11-06 13:03) 

英ちゃん

今正に日光は紅葉が物凄く綺麗らしいね。
しかし、紅葉の時期の日光は寒いだろうね(^_^;)
by 英ちゃん (2022-11-06 14:19) 

tarou

お早うございます、永保寺の紅葉にコメントを
有難うございました。
朝霧高原は静かで好きなところです、お風呂が大きく
宿泊者が少ない時に泊まって見たいですね。
by tarou (2022-11-07 08:42) 

hana2022

英ちゃんさんへ
こんにちは。
>今正に日光は紅葉・・・
それは、盛んにテレビで放送されていた様子ですね。
いろは坂方面はとにかく混んで、車が進みません。
家では3日の祝日は、そちらを避けてまた霧降の方へ。霧降から、大笹牧場、栗山へぬけたら、奥日光栗山村の紅葉も綺麗でした。普段の格好で行ったら、やはり寒かったですね^^

tarouさんへ
こんにちは。
ここらは、朝霧ではなくて、霧降でございます。
私達の宿泊した9月は中途半端な季節ゆえ、宿泊客は少なすぎて寂しいくらいでした。

by hana2022 (2022-11-07 13:19) 

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