2024年夏休みは本州最北を巡る・・・➉弘前のホテル、郷土料理専門店「あば」 [2024年8月岩手・青森・秋田・山形]
この日の宿は、弘前市内中心部に位置する「弘前パークホテル」です。
宿泊した翌朝に撮りました、ポストカードもどきの、スゴイ快晴の空ですね
予約時の宿泊金額の安さから想像していた・・・とは違って、ブライダルまで手掛ける立派なシティホテルでした。
ホテルフロントは商業施設も入る、ビルの二階にあり。
チェックイン時に案内されたのは高層階の部屋ながら、地震が起きた際を考えると、眺めの良さよりも、安全をと考える小心ものの私です。
7階の部屋に代えてもらい、その程度の高さなら心配なく寝られるかも。ホント怖がりでダメなんです
全体的に昭和を思わせる経年は見られるものの、過不足のない極普通の部屋です。好みの枕、アメニティ、コーヒー・お茶等足りないと思うものはフロント側から持参してくる無駄のなさ。ペットボトルサービスくらいはあったような。
アクセスの良さから100室の客室数は、「弘前さくらまつり」等が人気の弘前観光、ビジネスの利用とを前提とする需要で成り立っているようです。
これまで弘前には数回泊まりましたけど、どこも平均以上に良かった。特に朝食の美味しさは。青森同様、この値段でこんなに?と思うサービス内容でした。
しかし、このホテルでは朝食もつけない素泊まりでの宿泊。それはなぜか 後でわかります。
夜は、近くの居酒屋へ出かけてきました。
旅先で味合う食事は、イコール旅の思い出につながります。訪れた土地で出う郷土料理は格別なもの、その土地ならではの食体験ですから。
ホテルから歩いて3~4分の距離、東栄ホテル一階の「居酒屋あば」へ入る。
「あば」は方言のひとつ、津軽弁で「お母さん・母親」を意味するとスタッフさんにうかがいました。
平日夜の来店ながら、予約してから行ったように思います。
30人ほどでいっぱいになるであろう店内。足を伸ばせるカウンター席は人気が高いと予想されたがラッキーにも案内される。厨房内までは見渡せないが、ドリンク係のお兄さんは、汗びっしょりで孤軍奮闘していました。客に料理を待たせない、厨房との連携も素晴らしい!
・・・取りあえずの、ビールで乾杯 青森と言えば、帆立貝焼きみそ。元々は素朴な漁師料理であったものが、後に庶民も卵を入手できるようになり、溶き卵を流してとじる形で定着をした模様。熱々の帆立貝から磯の香りがたち、そこにぐつぐつ煮立つ卵、少し焦げて香ばしい味噌の風味と相まって得も言われぬ味わいとなる
それから、いが、いが、いがのいがメンチ♪
イガゲソ(イカの足)をたたき、季節の野菜などと小麦粉を混ぜ、油で焼いたり揚げたのが「いがめんち」。戦前には津軽内陸部では貴重だった海産物。先人の知恵と愛が詰まった食文化であり、「母の味」として受け継がれてきた郷土料理だそうです。いが、いが・・・としたが、外はサクッ、中はフワッとしています。
お刺身5点盛りも美味しい 竜飛周辺~陸奥湾のものを揃えているとか、県内の漁港から直行の魚たち、鮮度と味の良さは言う事なし。
ボリューミィな鯵唐揚げの甘酢あんかけ、なぜかありきたりな、揚げ出し豆腐。
それぞれのメニュー単価は少し高い気もしたが、食べると納得する。
イカの味わい深さを味わえる一皿はイカゴロみそ炒め、青森・深浦産サザエつぼ焼。
海鮮で高い評価を得ているだけに納得のいく料理たち、使っている食材が良いからでしょう 魅力的な「うめぇもの」が沢山だ!青森の味、侮れませんね(≧∇≦)
ビールの後には、チューハイ、そしてまたビール・・・と吞んで、気持ち良く店をあとにした。
しかし思えば、田子のにんにく、青森田子町のにんにくは、ブランドにんにく♪ 岩木山麓の嶽地区で採れる嶽きみ(トウモロコシ)には少し早かった模様。むつ湾であがる秋刀魚や海藻類も食べなかったな
そうであっても、旅先の一夜、開放感を伴う気持ちの良さ( ̄∀ ̄) ここは、弘前ねぷたロードだそうです。
宿泊した翌朝に撮りました、ポストカードもどきの、スゴイ快晴の空ですね
予約時の宿泊金額の安さから想像していた・・・とは違って、ブライダルまで手掛ける立派なシティホテルでした。
ホテルフロントは商業施設も入る、ビルの二階にあり。
チェックイン時に案内されたのは高層階の部屋ながら、地震が起きた際を考えると、眺めの良さよりも、安全をと考える小心ものの私です。
7階の部屋に代えてもらい、その程度の高さなら心配なく寝られるかも。ホント怖がりでダメなんです
全体的に昭和を思わせる経年は見られるものの、過不足のない極普通の部屋です。好みの枕、アメニティ、コーヒー・お茶等足りないと思うものはフロント側から持参してくる無駄のなさ。ペットボトルサービスくらいはあったような。
アクセスの良さから100室の客室数は、「弘前さくらまつり」等が人気の弘前観光、ビジネスの利用とを前提とする需要で成り立っているようです。
これまで弘前には数回泊まりましたけど、どこも平均以上に良かった。特に朝食の美味しさは。青森同様、この値段でこんなに?と思うサービス内容でした。
しかし、このホテルでは朝食もつけない素泊まりでの宿泊。それはなぜか 後でわかります。
夜は、近くの居酒屋へ出かけてきました。
旅先で味合う食事は、イコール旅の思い出につながります。訪れた土地で出う郷土料理は格別なもの、その土地ならではの食体験ですから。
ホテルから歩いて3~4分の距離、東栄ホテル一階の「居酒屋あば」へ入る。
「あば」は方言のひとつ、津軽弁で「お母さん・母親」を意味するとスタッフさんにうかがいました。
平日夜の来店ながら、予約してから行ったように思います。
30人ほどでいっぱいになるであろう店内。足を伸ばせるカウンター席は人気が高いと予想されたがラッキーにも案内される。厨房内までは見渡せないが、ドリンク係のお兄さんは、汗びっしょりで孤軍奮闘していました。客に料理を待たせない、厨房との連携も素晴らしい!
・・・取りあえずの、ビールで乾杯 青森と言えば、帆立貝焼きみそ。元々は素朴な漁師料理であったものが、後に庶民も卵を入手できるようになり、溶き卵を流してとじる形で定着をした模様。熱々の帆立貝から磯の香りがたち、そこにぐつぐつ煮立つ卵、少し焦げて香ばしい味噌の風味と相まって得も言われぬ味わいとなる
それから、いが、いが、いがのいがメンチ♪
イガゲソ(イカの足)をたたき、季節の野菜などと小麦粉を混ぜ、油で焼いたり揚げたのが「いがめんち」。戦前には津軽内陸部では貴重だった海産物。先人の知恵と愛が詰まった食文化であり、「母の味」として受け継がれてきた郷土料理だそうです。いが、いが・・・としたが、外はサクッ、中はフワッとしています。
お刺身5点盛りも美味しい 竜飛周辺~陸奥湾のものを揃えているとか、県内の漁港から直行の魚たち、鮮度と味の良さは言う事なし。
ボリューミィな鯵唐揚げの甘酢あんかけ、なぜかありきたりな、揚げ出し豆腐。
それぞれのメニュー単価は少し高い気もしたが、食べると納得する。
イカの味わい深さを味わえる一皿はイカゴロみそ炒め、青森・深浦産サザエつぼ焼。
海鮮で高い評価を得ているだけに納得のいく料理たち、使っている食材が良いからでしょう 魅力的な「うめぇもの」が沢山だ!青森の味、侮れませんね(≧∇≦)
ビールの後には、チューハイ、そしてまたビール・・・と吞んで、気持ち良く店をあとにした。
しかし思えば、田子のにんにく、青森田子町のにんにくは、ブランドにんにく♪ 岩木山麓の嶽地区で採れる嶽きみ(トウモロコシ)には少し早かった模様。むつ湾であがる秋刀魚や海藻類も食べなかったな
そうであっても、旅先の一夜、開放感を伴う気持ちの良さ( ̄∀ ̄) ここは、弘前ねぷたロードだそうです。
「あば」は「ダンシングクイーン」の人たちではなくて、「お母さん・母親」という意味なのですね(笑)。なるほどです。旅先での夕食のひととき、いい居酒屋があってよかったですね。帆立貝焼きみそは帆立貝のお味以上に、とじ卵と香ばしいお味噌のコラボレーションが気になります。いがめんちというお料理も香ばしそうですね。食欲をそそられます。総じて、北の海の新鮮な海鮮料理中心のメニューとお見受けいたしました。深い味わいとともに、旅情もたっぷり満喫できそうです。
「シェルタリング・スカイ」、そして「八甲田山」のお話、ありがとうございました。いずれも流れるような素晴らしい文章、読み惚れてしまいます。「八甲田山」、また観たくなりました。実は最近「二百三高地」を観たのですが、緩い演出に驚きました。そこには「八甲田山」や「劒岳 点の記」の厳しさはまったく見られない。二百三高地という題材なら、作り方次第で凄い映画になりそうなのに残念でした。演出力はもちろんのこと、作り手の意識で大きな差がついてしまうものだと再認識しました。RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2024-09-09 23:58)
海の幸万歳ですね!
朝ごはんも気になります
by mau (2024-09-10 00:34)
イカゴロみそ炒め~~~(#^^#)
ホタテ貝焼き味噌~~~!!
お酒がグングン進みそうですねぇ~~♪
いがメンチ(衣がイガイガなのかと思ったら烏賊の事でした)♪
そうそう、気になりますよねぇ~~。朝ごはん!
by Rchoose19 (2024-09-10 08:16)
お早うございます、五箇山 春の合掌造り散策に
コメントを有難うございました。
合掌造りと、春の桜も似合いそうですね。
青森らしく、海の幸がたくさん並び、どの
料理も美味しそうです(^^)v
by tarou (2024-09-10 08:33)
末尾ルコ(アルベール)さんへ
70年代を代表する「ダンシングクィーン」は、スウェーデンのABBAでしたね。懐かしい一曲です♪
青森と言えばの、帆立貝焼きみそは必ず食べたい味のひとつです。いがめんちも同様に好ましく感じられる青森の味わいのひとつでして・・・。しかし厳冬の地・青森の、海を身近に暮らす人々にしても弘前では海のものが何時でも食せるようになったのはここ5~60年あまりとは!卵も同じです、家は兄弟二人きりでしたから、子供時代から卵をどうにかしたい(笑)と言った状況は知らずにいたけれど、私の少し上の年代は、卵はまだ貴重品であったのを承知しております。
色々言ってはいるけれど、日本人の暮らしが豊かになっているのは事実で、東北の人々が家族と離れての出稼ぎをしなくても生活が可能となった事実は否めないものに感じられました。
映画「八甲田山」には、山岳小説の第一人者・新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」が原作にあり、そこにシナリオの名手橋本忍の書いたシナリオありての一作。
「二百三高地」のコマーシャルは覚えています。203高地の日露両軍の大攻防戦を描いた作ですね。
群像劇としての一面ももつ「八甲田山」、その中で主役・高倉健が果たした役の確かさ、高倉健と言う絶対的な存在があったからの意味が感じられてならないのです。
mau さんへ
それが、朝ご飯は食べそこねました。詳しくは、次回の予定です。
こうした海の幸、味を求めての海外からのインバウンド客、きているようですね!
Rchoose19さんへ
青森の郷土料理たちは日本酒のみならず、ビールにもよく合いますよ♪ いが、いが、いが・・・またも、遊んじゃいました!
食感はいがいがしていませんので^^
by hana2024 (2024-09-10 08:33)
tarou さんへ
おはようございます。
私が訪れた時の五箇山の合掌造り集落は、残雪と、桜と、芽吹く直前の山々と。美しい光景が見られました。
新鮮な海の幸のありがたみ、良いものです。
by hana2024 (2024-09-10 08:38)
おぉ美味しそう! ホテルから歩いて数分の場所ですかー!
流石、素敵なお店見つけられましたね!
フロントでおススメを聞いたのではなく、事前のリサーチの
成果でしょうか??
そうですよね、青森って地味?だけど美味しい物テンコ盛りですよね!
by まつき (2024-09-10 08:45)
まつきさんへ
フロントでおススメを聞いた結果と、事前のリサーチとが一致、それが「あば」さんでした。安く泊まって、地元の居酒屋へ行く楽しさ、またハマってしまいそうに。。
まつきさん弟さんも、青森へ赴任されていたのでしたね。
私の知り合いも息子さんが青森にいる間は頻繁に青森へ、青森の味に温泉、人情と・・・よくわかります!
by hana2024 (2024-09-10 09:31)
「あば」はすごいメニューですね。ホテルの食事でなくてよかったです。
by JUNKO (2024-09-10 12:06)
今日も良く晴れてて暑いけど、もぅ9月も10日だよ(^_^;)
by 英ちゃん (2024-09-10 15:18)
シンプルな外観ながら、お部屋はヨーロピアンテイストの家具で
なかなか雰囲気の良いお部屋なんですね^^
居酒屋さんで郷土料理も色々食べられて最高!
帆立貝焼きみそがすごく美味しそうです^^
by ミィ (2024-09-10 15:41)
JUNKO さんへ
館内のレストランで済ませて、部屋に戻ってバタンキューも好きなパターンには違いないですけどね^^
英ちゃんさんへ
そうなんですよ。
このシリーズは、10月に入ってもまだ続けているような…だけど、まだ覚えているから大丈夫!なーんて(><)
ミィさんへ
ごくありきたりなビルの外観、ヨーロピアンテイストの家具…って言ったらカッコイイですけれど。明日の宿泊料、実は更にもっとお安くて、その分夕食分へまわせました(^^♪
by hana2024 (2024-09-10 16:47)
美味しそうな料理で・・・食べ過ぎてしまいそうです。
旅行は行った先々で美味しいもの食べるので
俺の場合は体重増えます。
帰ってきて体重計怖いです。
by コーヒーカップ (2024-09-10 17:03)
コーヒーカップさんへ
普段と違う日々はどうしてもそうなりますね。
帰ってからすぐのお盆、そして息子達と、ずっと呑んだくれてた私は、2キロ太って、未だ元には戻れないままでおります^^
by hana2024 (2024-09-10 23:32)
ステキなホテルですね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
お部屋の調度品もクラシカルでいい雰囲気です。
お部屋のキーもレトロだ~
これで宿泊料金がお安いんですか?ますます高感度アップです!!
「居酒屋あば」も良さそうなお店ですね。
貝焼きみそにいがめんち、食べてみたい逸品です(*^^*)
青森には学生の頃、ゼミの先輩たちと行きました。
そのときは青森市内だけでしたが、弘前にも行ってみたいです。
桜の頃は最高だろうな♪
by ミケシマ (2024-09-11 12:37)
ミケシマさんへ
そんな素敵なホテルと呼ぶには、かなり無理があるような。
そうなのです。ビジホのカードキーはどうも好きになれません。
ホテルの宿泊料は、ツインルーム素泊まりで@6300円×2としていますが、実質はポイント使用でずっとお安くて!
味噌貝焼きは青森でも食べた気がしますけど、いがめんちは弘前の味かもしれません。市内のどこにでも置いてあったような^^
以前に青森から弘前への列車内でご一緒した、地元の方も「新幹線の青森延伸で、東京が本当に近くなりました」と仰っていました。新青森駅は常に人であふれているから、利用客が多いと感じます。
我が家の場合の新幹線乗車は、ほとんどがJRの「大人の休日倶楽部」切符の利用なのです♪
by hana2024 (2024-09-11 23:26)