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大人の休日倶楽部旅・2016…⑫越乃shu*kura乗車 [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

さぁ、4日目の朝です。
最終日であるこの日は、リゾート列車に3本も乗車!

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上越市高田のホームで待つ私達の前で停車したのは、えちごトキめきリゾートの「雪月花」。真っ赤なボディと広々とした開口部が特徴、海と山の景色をご堪能出来る!と言う・・・。「雪月花」については、また後日詳しく紹介しますね。

真っ赤な車体は遠目にも鮮烈な印象[ぴかぴか(新しい)]ホームでは抜群の存在感を放っていただけに。・・・そのあと入線してきた列車を見て、夫「随分ボロッちい電車だな~」ですって[バッド(下向き矢印)]確かに。。
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この日一番のお楽しみ列車・・・「越乃shu*kura」号でした。

「越乃Shu*Kura」「ゆざわShu*Kura」「柳都Shu*Kura」と三種類の車両がある中・・・私達が乗車したのは、上越妙高~十日町間を往復する「越乃Shu*Kura」号。
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3両編成の内の3号車に乗車。全車指定席なので、乗車券のほかに指定席券も必要です。

地酒王国・新潟が誇る「日本酒」をコンセプトとした列車「越乃Shu*Kura」。
越乃=越後、Shu=酒、Kura=蔵、*=米・雪・花越後の酒蔵と豊かな自然をイメージしての命名だそうです。

厳選した新潟県内の地酒の利き酒、地元の食材にこだわったおつまみ、地元ミュージシャンによるジャズ等の生演奏、お酒にまつわるイベントが開催がされます[るんるん]

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乗車後は真っ先に売店とイベントスペース専用車である2号車へ。サービスカウンター「蔵守~Kuramori~」は、厳選した新潟県内の地酒の“利き酒コーナー”を設置。

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有料ながら、常時5種類の銘柄が楽しめます。向かい側のガラスケースには、越乃shu*kuraオリジナルグッズが。
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朝から酔っぱらいは困るので、とりあえずの3種。大分時間がたっているので忘れも多々あるのでございます[あせあせ(飛び散る汗)]
そしておつまみとしてオーダーしたのは、バカ旨の「トロハラス酒粕味噌漬け焼き」[グッド(上向き矢印)]
呑んだのはどれがどれやら、忘却の彼方ながら[あせあせ(飛び散る汗)]
日本海を眺めつつ・・・ウマーイと言葉にするまでもない[るんるん]

【10~11月の銘柄】は・・・
大吟醸 槽しぼり(お福酒造/長岡市)
純米吟醸山廃仕込 越後の蔵秘伝(君の井酒造/妙高市)
純米吟醸 霧の塔(津南醸造/津南町)
純米酒 柏露(柏露酒造/長岡市)
越の誉特別純米酒 彩(原酒造/柏崎市)・・・以上のラインナップ。
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ご覧のように・・・車窓から見る景色はイマイチ、でも大丈夫!

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法被姿で乗客たちにプレゼントを配布して下さった蔵元の方々。新潟美人であるのは当然ですね。

5分ほど途中下車できる、日本一海に近い駅「青海川駅」。曇天の下ながら・・・海風が気持ち良い。
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バンド演奏の音楽が響いた後は、お楽しみタイムのはじまりです[るんるん]
          
新潟に来たからには新潟のお酒を味わっていただきたい。そうした想いから車内で、乗客たちに地酒をふるまってくれるのでした。
そんな無料試飲が始まると、匂いにつられてか?酒好きさん達がわらわらと・・・集まって参りました。

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こうして午前中に関わらず美味いお酒が呑める列車なんて他にはないはず・・・日本酒好きでしたら、もうたまりません。
この日提供してくれたのは「松乃井酒造」さん。酒造りもウマいけど、トークもウマい!
滑らかトークで紹介上手、お客さん達をのせるのも上手でした。
「どうですか皆さん、お酒と音楽を楽しむ一時、最高でしょう!?」
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「最高で~す!」「お酒、美味し~~!!」「もっといっぱい注いで~~!」…と盛り上がる車内。買い求めたステンレス製のオリジナルぐい飲み[ぴかぴか(新しい)]で早速!呑んでいるお兄さんの姿もありました。
見渡すと、ニコニコ笑顔で上機嫌な酔っぱらいばかり・・・・、
初めて同士でも、なんだろう?この一体って!?
でもこれだけ楽しんで、盛り上がるって良いな、平和な証拠と…思ってしまった。

大人の休日倶楽部パスの話題も出て、利用して乗っていた客が半数以上いたかもしれません。
和やかなムードで盛り上がる店内、ならぬ車内はまさに居酒屋さんです。
「無料試飲は実に楽しい。でも、あちらはクラスが違うから・・・教えないでおこう!」って[わーい(嬉しい顔)]

そう、1号車はJRの「びゅう」の旅行商品として販売されているのだから・・・購入して乗っている1号車さんには「Shu*Kuraオリジナルメニュー(酒と食事)」がセットで付いているのです。
指定席券さえ求めず乗っている我らと比べたら、あちらはプチブルジョワジーの世界。
私も、そう思いました。
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1号車はボックスシートと日本海側を望むカウンターシート。テーブル上にはウェルカムドリンクから越乃shu*kura大吟醸、お弁当・・・などが並べられてます。

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上越新幹線乗車の為、途中の「長岡」で降りました。
「藍下黒(あいしたぐろ)」と呼ばれる深い青色をした3両編成のJR東日本新潟支社が走らせている観光列車は、キハ40・48形気動車だそう。

先程まであれほど賑わって、盛り上がっていたのが嘘のよう。人影もない、祭りの後状態の2号車でした。
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「ありがとう」。短い時間ながら・・・楽しい旅の一時を。

以下、乗車間にゲットした戦利品たち・・・もとい、頂きもの達です。
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上越・名立の干物(幻の深海魚)=日本海三大珍味のひとつ、幻魚。
優良なスプーン&フォークを製造する燕市など、金属工業で知られる新潟ならでは・・・体温でアイスクリームを溶かしながらすくえる「アルミアイスクリームスプーン」。
越乃shu*kuraラベルの純米吟醸酒も。
オカゲで君の井酒造(株)とのコラボ・・・車内限定の越乃shu*kura大吟醸酒(180ml1本1,000円)」は買わないですんじゃった!
その上、始発である「上越妙高」駅から乗車したら、オリジナルボールペンも貰えたようでした。夫曰く「得意げに皆が持っていた、あのボールペンも欲しかったんだ!」ですって。
ただし上越妙高駅近くに手頃な宿がない為、私は高田に宿をとった次第。
この後もご一緒した愛知から一人で乗車したオジサンは、駅から40分も歩いたとか。これに賭けてきたようですね。

オトクに楽しめる3号車だって大きめの窓、先頭部分にはフリースペースあり。。シートピッチの広いリクライニングシートが並ぶリゾート仕様。
「越乃Shu*Kura」は快速列車としての運行ですので、3号車は運賃に指定席券(520円)の追加で1人から乗車可能。
しかしその計36席も人気の高さゆえ、乗る機会はないかと思う事しばし。。でも楽しかった~~また乗ろうっと[グッド(上向き矢印)]

タグ:越乃shu*kura
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