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大人の休日倶楽部旅・2016…⑬新潟から群馬へ「リゾートやまどり」で [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

最終日であるこの日に乗車した、残る二本のリゾート列車。
乗車時間が短いにも関わらず、予想を超えて楽しんでしまった「越乃shu*kura」と比べたら・・・お子さん連れの若いファミリーを別として、私には物足りない。娯楽的な要素の低い内容であった感を受けました。

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・・・長岡からは、上越新幹線にて越後湯沢へ。
越後湯沢までは25分あまりの乗車であったので、ドア近くに立ったまま。
ご一緒したのは越乃shu*kuraで盛り上がった、エコノミークラス仲間の名古屋オジサマでした。
鉄っちゃんであり、お酒好きな愛すべきキャラ・・・彼の居住地である愛知、JR東海ではこうしたお得企画が全くないそう。
JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」を盛んに羨ましがって・・・「いいなぁ~」「モぅ、羨ましぃなぁ~~」を連発[あせあせ(飛び散る汗)]
私にはわからなかったものの、自分で撮った鉄道関係の写真まで色々見せてくれました。
しかしこれから東京へ向かう名古屋オジサマとは、ここでお別れです。
「お互い良い旅を!」「機会があったら、また会いましょうね♪」と。
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上越新幹線「E―4」系ともここでお別れ。

「越後湯沢」駅で有名なのは、越後のお酒ミュージアム「ぽんしゅ館」です。
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お昼ご飯を予定していた越後湯沢。だから時間はたっぷりあった。
日本酒をたっぷり呑むのも可能、…と言っても、もう呑まないけどね[バッド(下向き矢印)]

新潟の酒と米にこだわり、 新潟県内の全ての酒蔵の代表銘柄を利き酒できる「利き酒コーナー」をはじめとして・・・地元産の塩・醤油・味噌等の調味料の展示は半端ではない規模、見事な品揃えでした。
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また「雪ん洞」名物、爆弾おにぎりは魚沼産コシヒカリを使った贅沢なおにぎり。
贅沢なのは味だけではなく、その量も贅沢。大きさに驚くのは必然かと[るんるん]
一個でご飯二膳分=一合を、その場で握ってくれるのです。
県内の物産品や地酒を集めた「お土産処」。
越後の食卓を潤してきた・・・ご当地名物、特産品、土産物、野菜まで。。
「ぽんしゅ館」での当初の予定は変わって、結局食事らしきものは口にせず。。
・・・そこで余った時間は、駅構内。外へも出て越後湯沢の町をぶらぶら。周囲に雪景色はありませんでしたけど、細かな雪がチラついていました。

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13:56分発の「やまどりループ」にて、向かうは群馬県北部の水上町。
「やまどりループ」は、次に乗る「SLみなかみ」号へのツールとして考えていただけに期待はなし。
「RESORT YAMADORI」のロゴの横に、褐色地に黒色と褐色の横縞模様・・・山鳥の姿が描かれています。
JR東日本の旧型客車に使用されていた・・・懐かしさを感じるシックなボディカラーで、窓も広々。
「SLみなかみ」と接続して、水上~越後湯沢間の臨時列車。「やまどりもぐら」、「やまどりループ」として往復走行するリゾート列車なのです。
乗車の際は、乗車券のほか指定席券(520円)が必要。
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車両の先頭部はフリースペース、ここから前面展望が楽しめる・・・のは、これまでと同じ。
1列+2列のゆったりした座席は、快適でした。お腹が空いていなくて・・・「安田ドリンクヨーグルト」で喉を潤す。

列車名であるループ線に突入。清水トンネルを抜けると群馬県側の「土合駅」に到着。

川端康成の小説「雪国」の・・・「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」…と書かれた、冒頭の文章は、主人公が群馬県側から新潟へ向かうシーン。
「雪国」の厳しい冬、東京からの遠さを象徴する、あまりにも有名な一節である。

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下り線と違い土合駅は地上にありました。海抜665メートルとか。
下りホームは新清水トンネル内にあり、駅舎から階段を相当距離下りないと到達できない[たらーっ(汗)]その為、「日本一のモグラ駅」とも呼ばれている。
こうして書いていたら、どちらの「やまどり」もリゾートと付く割りに、ヲタク向けと改めて思ってしまうのだ[あせあせ(飛び散る汗)]

とうに終わっている紅葉、ところどころに積雪があったものの、冬景色とも言えない中途半端で寂しい光景が続く[バッド(下向き矢印)]
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湯桧曽ループは上の線路と下の線路を同時に見ることができる、希少な場所だそうです。
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土合駅から水上駅までは、急勾配が続く・・・高低差の大きな区間。そのループ線を走る一時が、この列車のハイライトなり!
しかし鉄っちゃんではない私達には、詳細は不明なまま[バッド(下向き矢印)]
車内イヴェントも一切ないなど…面白みに欠けると言わざるを得ない時間。新潟・群馬の両県をまたいで走るリゾート列車だけにCAさんによる車内販売があるとか、もう少し観光的な配慮が必要ではないでしょうか?

これまで水上温泉へは車ばかりだったから、これ程山奥と認識していなかったのだけれど。それが理解できたのは良かったように思う。
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そして終点の水上駅。
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「豊富な温泉や谷川岳をはじめとする雄大な自然の宝庫、みなかみに、おいでやおいで~♪」ですって!

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