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大人の休日倶楽部旅・2016…オマケ⑮乗ったつもりで・・・なんちゃってリゾート♪ [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

アートと旅、ジャンルを越えたコラボレーションがユニークな試みとして注目をあびた[目]・・・「現美新幹線 GENBI SHINKANSEN」。
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昨年4月29日から運行がはじまった、その名の通り・・・現代美術&アート、そしてカフェ併設の「ブラック新幹線」です。
実はこれにも乗りました・・・と言いたいとこだけど、乗車したのは停車中の10分くらい。
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どこかへ遊びに行く度、我が家にお土産を買って持ってきてくれる、夫の後輩君。
その彼、年末年始は岩手・青森・山形…と東北三県で過ごしたそうながら。その翌週である三連休、今度は新潟の温泉の湯に浸かってきたとか。
土産話ついでに見せてくれたのは、この現美新幹線乗車を撮った動画でした。
しかし動画を見る前、「ワーイ!現美新幹線なら、もう乗っちゃった」って・・・オイオイ、余計なひと言を!私達ってイジワルだぁ[わーい(嬉しい顔)]
せっかく得意になって見せに来たのに、ノリが悪過ぎてゴメンヨ[あせあせ(飛び散る汗)]
指定席となる11号車は乗車料金+指定席特急料金がかかる上、席数の限られたチケットのゲットは苦労した。・・・辺りは容易に想像出来たので、その後は経験談を拝聴しましたが・・・。

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トップの画像以下、どれも「越後湯沢駅」にて。
新幹線の外装は、写真家・映画監督でもある「蜷川実花」さんによる「長岡の花火」が使われています。

越後湯沢〜新潟間を往復する「現美」は、上越新幹線「とき」として走行。
だから知らないでホームへ来て、この斬新な車両を目にしビックリされる方もいらっしゃるでしょうね。

新進気鋭の現代アートが楽しめる「走るアート」[ぴかぴか(新しい)]
かつて秋田新幹線「こまち」として活躍をした「E3系」が、茜レッド「E6系」登場に伴って廃止。その後転用されたものとお聞きました。

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万華鏡を思わせる、こちらは目にした機会がおありかと。「荒神明香」さんの作品です。

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プラレールなどの置かれたキッズルーム。「遊び」もアートにした車両もあって、子連れでも退屈せず楽しく乗車出来そうでした。

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カフェ車両があり、燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修メニューがいただけるんですって。
車内での号車間を自由に回遊でき、美術を楽しむ空間が広がった新幹線なのです。

12〜16号車は自由席だから、「これからでも乗れますよ」と、駅員さんにも勧められました。
越後湯沢に宿泊、朝一番の「現美新幹線」利用で新潟へ向かう…と言った案も選択肢であったのは事実。
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ああ、でも行っちゃいましたね。
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それでも、乗客に紛れてこんな一枚まで!
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もう、図々しいわねぇ[あせあせ(飛び散る汗)]
しかしこうして記念写真、その上内部も観た事ですし・・・。これは乗ったも同然!もういいかな?なーんて。


もう一本は・・・高田駅で目にした。
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新潟県上越市「えちごトキめき鉄道」のリゾート列車、「雪月花」。

雪月花は「上越妙高」~「糸魚川」間を、土日祝日を中心に走行する。最大の特徴は、車窓から日本海の景色を眺めながら、食事も楽しめる…と言うもの。
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上越妙高駅発「雪コース」、糸魚川駅発の「月コース」共に、2号車の食事付きは、14800円と中々贅沢なお値段です[ぴかぴか(新しい)]
1号車の6000円=乗車のみもあるけれど、せっかく利用するのなら食事付きの方が良いに決まってますよね[ダッシュ(走り出すさま)]

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周囲の光景にも映える銀朱色のボディ、ゴールドで描かれた「雪月花」のロゴ&マーク[ぴかぴか(新しい)]
白いカーテンの揺れる窓辺、大きなテーブルには照明がともされて・・・ゆったりとした座席はリッチなムード満点!
アテンダントさんがまっ白なクロスをかけて、グラスやカラトリ-を並べている姿を目にしたら・・・優雅なレストラン・カーそのもの。
沿線にちなんだ桜と樺桜の木をふんだんに使用した、安田瓦が美しい「さくらラウンジ」ではバーカウンターとしてドリンクの提供。
ノーベル賞晩餐会にも使用されるスプーン、そのオリジナルデザイン・・・車内限定「雪月花オリジナルグッズ」が置かれているとも言います。

提供される特製弁当を届け続けてきた・・・老舗割烹の「鶴来家」さん、昨年12月の糸魚川大火により店舗が全焼。
しかしわずか二週間あまりで営業再開。今月8日の便から搬入をしはじめたとのニュースが報じられたばかりでした。

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普通に乗っていただけでなく。こんな珍しい車両も見逃しませんものね[わーい(嬉しい顔)]
今回の交通費はレンタカーを別にしたら、一人15000円だけ。栃木・福島・宮城・岩手・秋田・青森・埼玉・東京・群馬・長野・新潟・・・と周りつくした旅でした。
こうしてみたら、年齢を重ねて歳とるのも悪くない・・・って。少しだけだけどね。


長々と続いた旅日記、今回もお付き合い下さいました皆様にはお礼申し上げます。
次は6月か7月、ちょうど気候の良い時期だから、もう少し遠くまで行けるかなと期待しておりまする!
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