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3月11日 [徒然]

あの日から、今日で丸6年ですね。
いくらお気楽な私でも、続けての旅日記・・・書く気になれずにいます。

普段通りに過ぎていくはずだった一日。なのに、忘れられない年になった方は多いでしょう。
3月11日午後2時46分、宮城県沖で起きた大地震。そこに伴っておきた大津波、福島原発の事故と。
6年過ぎた今でさえ、福島・宮城・岩手の三県では自宅に帰れず、仮設住宅に住まざるをえない人々は数万人にのぼる。
これが3年後にはオリンピックを開催する国の現状であると言えるでしょうか。

余震の続く中、連絡の取れない家族の安否を心配しつつ・・・寒さに震えたあの夜。
その後の計画停電…と言う名のくだらない嫌がらせ。加えてのガソリン不足、食料品の買い占め騒ぎなど・・・。
そんな中でも、日本には略奪や暴力を行使する事件はなかった。また我が身近なところで多くの人々が無償のボランティアとして、被災地へと足を運んだ。
これは世界に向けて、誇れる事実だと思う。

失うものなく通常の生活に戻れた我が家ながら、それでも自分の中ではなにかが大きく変わった気がしてなりません。
とにかく、今を生きる。人とのつながりを大事にする。
物はいらない。・・・と言いつつ、つい買ってはしまうのだけれど。。

あれから6年、時間の経過と共に全てが過去となってしまいがちだけれど、他人事として忘れてはならないと思う。

          DSC03126.JPG
3月に入っても、あの時同様真冬並みの寒い日が続いています。
それでも庭に植えたヒヤシンスやクリスマスローズ、水栽培で窓辺に置いたものがこうして開花し・・・日々の暮らしに色を添えています。
・・・自然も、人の営みも、続いていくもの。

生きて、生かされている事実に、感謝。。
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