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春はやっぱり筍、山菜三昧の日々 [食]

春を感じさせてくれるたけの料理、出回る時期になったら一度は食べたい…と思っていたら、先週末の朝、夫が買って来てくれました。
初ものだからまずは写真を撮ってと思ったものを、目を離した隙にむいてある!その上、雑ですね。
ま、いいんですけど、一言聞いてよ[あせあせ(飛び散る汗)]
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たけのこは「ぬか」を入れた熱湯で1時間弱湯がき、穂先と根元の固さが違うから分けて切り分けます。柔らかい穂先の部分はくし切りにして筍ご飯、それ以外の根元近くまでは煮物で食べています。
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筍ご飯も、写真を撮る間もなく食べ終えてしまいました。
右にあるのは、代わりの山ウドです。田舎育ちのくせに山菜には馴染みがなくて、食すようになったのは夫と結婚してから。
筍は食べていましたけど、それ以外の山菜には縁がなかった、母が東京の人だからかなぁ。
山ウドはキンピラにするのが夫は好き、私は素材そのものをそのままの食べるのが良いと思ってます。
市販のウドと比べて、山ウドはやはり緑が濃く野趣溢れる香りの強さも特徴です。

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そしてこちらは・・・お茶の葉じゃないわよ[あせあせ(飛び散る汗)]
「コシアブラ」の別名をもつ「シラキノメ」。
発泡スチロールの箱の包みを開いてみたら!スゴーーーーク、良い香り[ぴかぴか(新しい)]那珂川町に住む夫の友人が採ってきてくれました。
あまりにも大量でゴシャゴシャしてますが、こうしてみたら、わかります?
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山菜の天ぷらといえば、たらの芽とシラキノメ。どちらも同じウコギ科の山菜で、独特のコクがあり、揚げたての天ぷらは絶品の旨さです。シラキノメの奥の茶色は筍の天ぷら、煮たたけのこを一緒に揚げてしまったのだ。
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見た目はほぼ草みたいながら・・・シラキノメの独特な香りが口いっぱいに広がってなんとも大人の味。
上品な香りとコクのある風味が特徴であるのは同様、メジャーな山菜=タラの芽も揚げたてはサクッと!美味しい[グッド(上向き矢印)]
問題は、これ一個しかなかったと言う事[たらーっ(汗)] 天ぷら用に探したものの、近くにあるものは採られてしまった後だったと言う。
だから私が丁重に頂きました。ホントはパクッとだけど。この苦味、この香り!

こんなに沢山のシラキノメ、どうしましょう?
ゴマ和えも美味しいと聞いて、サッと茹でて・・・シラキノメのゴマ和え。
香りを大切に、茹ですぎに注意しました。ゴマの香ばしさと、春の香り、そして食感の違いも楽しめます。

もういっこ新メニューで、油や卵との相性が良さから・・・炒飯にもチャレンジ[ダッシュ(走り出すさま)]
夫も「シラキノメで炒飯??」と怪訝な表情ながら・・・・。
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一口食べたら、「炒飯も、ありかも」って!?
とにかく茹で過ぎは香りがなくなるので注意。二人分でもビックリするくらい大量に入れてあります。
卵の黄色と山菜の緑。
見た目は質素ながら、その実、贅沢なんです。最後のお醤油はホンの少し隠し味程度にすることで、より香りが引き出せる感じです。山菜独特の苦みがほぼないから山菜苦手な子供も気づかないかもしれません。

ある意味貧乏で、ある意味贅沢な・・・夕ご飯メニューたち[あせあせ(飛び散る汗)]
呑むのは当然、日本酒で。
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息子プレゼンツの「特別純米酒 繁桝(しげます)」[ぴかぴか(新しい)]福岡県八女市「高橋商店」さんが、 酒造好適米「山田錦」を使い酒造りの技を極めて醸した逸品との事。
秋から春までの間、土の中で蓄積されたエネルギー!山の恵みと、九州の酒と…山菜づくし、山菜三昧な日々なのでございまする。