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デッカイドウ北海道旅行・・・④「六花の森」へ [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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千歳東ICから道東道で十勝まで約2時間半、距離にして約200キロあまり。
あっと言う間に通り過ぎてしまい、写真は撮れずじまいだったけれど・・・美瑛の丘のような美しい光景もありました。
その後も真っ直ぐ伸びた、気持ちの良い道がずっと続く。十勝平野は広いです。
帯広JCTから南下国道をを走っていたら、「幸福駅」跡への看板が見えた。あのブームは何十年前だったろう?
広尾線は40年以上前、昭和62年廃線となったと言う。夫と訪れた時鉄道はまだ走っていたのだ。
それから私達の出発した同じ21日、新千歳空港でANA機の出発が遅れた時のサプライズ、松山千春が機内で即興のライブ♪・・・その「神対応」は話題となりましたが・・・彼の出身地である「足寄」へもその時は足を運んだのだった←10日間の滞在、それにしてもミーハーだよねぇ。

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「お菓子は、大地の恵み」…とする、北海道を代表するお菓子メーカー「六花亭」。
マルセイバターサンド、大平原、カラフル・マンス、ストロベリーチョコ・・・と言ったお馴染みの商品たちはどれも高品質であり美味しさも確かなものに思える。

[ぴかぴか(新しい)] 六花亭の文化擁護・支援により生まれ、維持されている風景式庭園、正式名は六花亭中札内ファクトリーパーク・・・「六花の森」です。
旭川-富良野-十勝を結ぶ北海道ガーデン街道の南端である地に、花柄包装紙に描かれた草花でいっぱいの森をつくりたい。・・・との理念の元。
手入れの行き届いた100,000平方メートルの敷地内に、「十勝六花」のエゾリンドウ、ハマナシ(ハマナス)、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイの花々が開花する。

雨の為に見学者も少ない中、ソロリソロリと散策する。木製チップが敷かれた道路は歩きやすいものでしたが‥‥心細いくらに静かな雰囲気が漂っていた。

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六花亭包装紙に描かれた・・・シラネアオイの花、残念ながらとっくに咲き終わっていました。

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毒草であるが紫の袋状になったガク片が美しい、「エゾトリカブト」。

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「六花」のシンボル、この地だけでなく北海道そのものを代表する「ハマナス」、ここでは「ハマナシ」と表現されています。

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丘の上の彫刻「考える人(ロダンから)」、彫刻家・板東優氏による作品だそうです。

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森があり、小川が流れる、丘もある…かつては存在していた自然風景を活かした園内。中心的な存在のハマナスの花が一斉に開花し、濃いローズ色に覆われたらどんなに見事であろう。

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ツリガネニンジン、ヤブカンゾウ、キキョウがすでに終わりかけている中、薄紅色をした花を多数つけたミゾソバ?白いのはシシウド?
ミソハギ、オミナエシの花はわかりました。

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十勝六花に代表される山野草の他、十勝の山々を集めた原画の並ぶ「坂本直行記念館」内は、撮影禁止との事。

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坂本直行が描いた六花亭の花柄包装紙で壁画を埋めつくした「花柄包装紙館」、児童詩誌「サイロ」の表紙絵を一面に飾った「サイロ五十周年記念館」と、クロアチアの古民家を移築した美術館が点在しています。
キキョウの花の開花は2~3輪で寂しかった。
土の上に沢山落ちていた胡桃の実、北国の短い夏の終わりが感じられました。
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お菓子類以外にも、カラフルで可愛い「六花亭」の包装紙でおなじみ・・・坂本直行画伯の花柄をちりばめたデザインのボールペン、メモ帳、クッションカバーまで・・・オリジナルグッズ類が並ぶショップ。奥にはカフェも併設されています。
今はこんなに静かながら、一週間前のお盆期間中は大勢の客で賑わっていたのでしょうね。
雨に濡れてなので短時間で周ってしまったのだけれど、今思うともったいない空間でした。

入館時にパンフレットと手渡されたポストカード。だれ宛てで使おうかな?
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続きます。
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