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松本・信州味噌と、上田のみすゞ飴 [2017・9月信州・浅間温泉へ]

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旧開智学校、縄手通り商店・・・と観光してみて。。松本をロケ地としたドラマと言えば「おひさま」もながら、個人的にはやはり「白線流し」。
1996年1月から放送されたドラマ「白線流し」は、丁度息子が高校受験で熟からの帰宅が遅くて、その間に見ていたもの。
あの頃は松本の事など何も知らなかったのだけれど、松本城や旧開智学校は勿論、北アルプスを望む信州の光景、ロケーションがドラマの各所に登場していました。
長瀬智也、酒井美紀、京野ことみ、中村竜、柏原崇、馬渕英俚可、遊井亮子扮する7人の若者たちそれぞれの生き方と成長を描いたもの。

※松本北高校の定時制に通う大河内 渉=長瀬智也、最新作「ごめん、愛してる」の役柄を除いたら←(今時あんなヘアスタイルって?全体的にK国臭強すぎて、拒否反応から見る気にもなればかったですけど)
40近い今でもじゅうぶんカッコイイと思うものの・・・、「白線流し」のオープニング、スピッツの「空も飛べるはず」をバックに登場するシーンからして・・・私、真面目にホレました[グッド(上向き矢印)]
「白線流し」で演じたシリアスな役柄から、その後のコミカルな役どころまで幅広く演じてきた彼ながら・・・。人生で最も美しい、輝いた年代の姿が映像として残っているのは本当に素晴らしいです。
本業ではないにしても、役者冥利に尽きるのではと思っています。

互いに惹かれあう渉と園子の、高校生ならではの不器用な恋。また開業医の娘である園子と、中学卒業後は工場で働きながら安アパートで淡々とした日々をおくる渉。彼は亡き父と同じように天文台で働くことを夢見る青年であった。
前出の「旧開智学校」は二人が初のデートをした場所。また冬美=馬渕英里何の実家は、浅間温泉で営業している宿でロケがされたと言う。
本来の「白線流し」は岐阜県高山市の高校で続いている行事ながら、松本に変更したのは長瀬たち出演者の移動時間を考慮したためだそう。

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白壁と黒なまこの土蔵が建ち並ぶ・・・時代をさかのぼったかのような風景が続く「中町通り」です。
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うん十年ぶりに見た、下駄の専門店。かつてはどこの街、どんな田舎にもあった下駄屋さん。
自慢じゃないですけど、私の幼少の頃愛用していたのは下駄でした。一体幾つなんだ?と言われてしまいそうながら[あせあせ(飛び散る汗)] 着るものは今の子供と変わらないけど、下駄をはいて三輪車に乗った写真がまだ残っているはずです。

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こちらは座敷ほうきの専門店のよう。こうした店々がまだ残って営業をつづけているのは嬉しい限りと申せましょう[グッド(上向き矢印)]
他にも人形店が軒を連ねる高砂通りもあり、本来ならこの通りは時間を気にせずゆっくり歩いてこそ楽しめる通りと感じました。

また松本は美ケ原高原など山々に囲まれた土地だけに、自然が生んだ清らかな水が至るところから湧きだしていると言われます。
名水のあるところには、旨い地酒。他には信州ならではの「わさび漬け」、地元の特産野菜を素にした野沢菜漬け等ありますが。。
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今回は宿に置かれていたパンフレットを見て、訪ねて行ってみました。
地大豆と湧水で仕込んで杉桶に寝かした…。「天然醸造 石井味噌」さん、杉桶仕込の天然醸造・無添加・国産大豆と国産米使用の三年味噌の醸造所です。
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二寒二土用を越す伝承の手造りのままに醸し出された完全熟成の深い味と香りの味噌。
創業慶応四年より守り続ける伝統の技と思いを込めて造られ続けている味噌が詰まって林立する昔ながらの杉桶。

希望をしたら、その自慢の味噌つかった昼食も食べられ・・・。声をお掛けたら個人でも自由に味噌蔵の見学ができましたが。。三年味噌のお味噌汁の試食だけで失礼。
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・・・その代りに、人気の「味噌ソフト」を味わってきました。
醤油ソフトは県内にもあるから何度か食していたものの、三年味噌をソフトに練り込んだ新感覚のソフトクリームは初めての味[るんるん]

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他に道の駅を覗いて、出回り始めた「松茸」の姿に手を合わせて[わーい(嬉しい顔)] だって我が家では到底手の届かないお値段でしたもの!
季節のぶどうや野菜たち、名物「おやき」とお味噌も。
道の駅でもほぼ同額のお味噌も購入して、帰宅後に食べ比べてみたら、石井味噌さんの方が断然美味しく思えた。次回行く事があったら、もっと沢山買って来ようっと[パンチ]
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最後は昨年とても楽しんだ「真田丸」縁の地、上田市。
真田信繁(幸村)の父、真田昌幸によって築城された上田城、第一次・第二次上田の合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として知られていますが・・・現在は桜、けやき並木、紅葉まつりなどのイベントが開催される・・・信州上田観光の中心となる上田城址公園になっているのです。
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あれ?何時の間に?上田駅も「六文銭」マークでアピールされているの?

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長野へ来たら、上田駅前で長野銘菓「みすゞ飴」を製造販売する、「飯島商店」でお買い物するのはお約束[exclamation]
だからこれまでの私のブログで、旧ブログでも何度も登場しているのです。
長野県内に入ると、SAや道の駅、お土産屋さんには必ず並んでいる「みすゞ飴」。
その季節、その土地の、採りたての果物を原料にして絞って固められた・・・こだわりのゼリー菓子です。
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外観も店内も重厚でどっしり。高級感の感じられるお店の造り。
入店すると同時に提供される、こちらのジャムを溶かしたフルーツドリンクサービスは、毎回の楽しみでもある。
渇いた喉に、甘く冷たい杏のジュースがとても美味しい[グッド(上向き矢印)]
本店でお買い物をすると、みすゞ飴全種類の試食が出来るだけでなくて、四季のジャムや季節商品に、ゼリーと・・・、キラキラ輝く商品たちが並ぶショーケースを眺めているだけで[ぴかぴか(新しい)]幸せな気分になるのでした。

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9月の中旬、前日の雨降りと一変した、快晴の続いた二日間でした。

母への定番のお土産は、和紙で包まれた少し上等なみすゞ飴ながら。今回は見た事のない新商品が出ていましたので違うヴァージョンをお買い上げ。それとお味噌もね。
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我家用には、このカラフルなお安い方で充分なのだ。安っぽく見えるかもしれませんが、旬の果物果汁100パーセントから生まれたゼリーは、スーパーの棚に並ぶものとは別物です。
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それから同じくお味噌、食べ残しの・・・長野名物「おやき」一個で、お終い。

次回からは、今月出かけて行った福岡&山口県の旅日記になりますね。
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