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お誕生日な週末は、行くぜ福島・・・①会津田島祇園会館でお昼 [2017・12月福島で少し早いバースディ]

これからしばらくは、昨年の記録になります。
12月最初の週末は、ペンションだけに小ぢんまり・・・しかし館内、部屋、食事、温泉(温泉だけはチョッと弱いかな~~?)、抜群の接客、その上料金もリーズナブルな「プチポワ」さんへまた泊りに行ってきました。良くて安かったら、ついリピートしてしまうもの♪
ほぼ満点に近い宿ながら、それだけに予約も中々とれないのは当然。週末に関わらず空きがあるのを偶然見っけ!ラッキー[exclamation]これは行かなくちゃ・・・てな訳でした。

数回にわけて、紹介させて頂きますね。
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また来てしまった、塩原温泉郷。でもこれって、秋行った紅葉の時の使い回しではないのです。
温泉街への入り口にある道の駅「湯の香しおばら」に立ち寄りした・・・目的。
高原大根を買い求めたのは同じでしたけど、こうしてまだ沢山残っていてくれました。固くてしっかりでも瑞々しくて、美味しいんだよね~~♪
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夫婦揃って大好き、年に数回は通る。懐かしい江戸から明治・大正の風情溢れる「会津西街道」です。
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その中で南会津町田島の町は何時も通り過ぎるだけ、道の駅で特産品のトマトやアスパラを買う事。
また昨年は酒蔵巡りで数軒立ち寄りはしたものの、ほぼ通過点に過ぎなかったのだけれど・・・。
宿の夕食を美味しく食べたいものだから、お昼は早めに食べたいなぁと思い、この時探してみたのがこちら。
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「まちの駅 会津田島祇園会館」です。
館内の郷土料理レストランで、季節の地元食材を生かした手作り家庭料理、約20品のメニューが食べ放題、「里山バイキング」は918円で頂けるらしい。

初めてゆえ、とにかく入館します。
勝手のわからない私達に、「どこでも良いですよ。でも温かい方が良いから、ストーブの近くにでも座ってください」と。
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席が決まったら、早速料理の並ぶビッフェコーナーへ。
茶碗蒸しから、色々な野菜を使ったサラダ、煮物、焼き魚、お浸し、かき揚げ、お漬物・・・とお惣菜の数々。手前側にはカレー鍋もありました。

一通りまでいかないものの、取ってきたのがこちら。
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お勧めだと言う…郷土料理「つむじかり」は、大根おろしに黒豆の紫色した大根卸し。
なんだか旅館の朝ご飯みたい、郷土料理だけに見た目の華やかさ、ボリューミィさもありませんが、どれも優しい味わいで、身体にも良さそうと思いながら食べました。
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特別に美味しい訳ではないけれど、お値段なりかな、普通に美味しかった。なんて言ったら怒られるね[あせあせ(飛び散る汗)] お茶碗のご飯は古代米である「黒米」です。

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身欠きにしんをもどして醤油と山椒で漬け込んだ癖になる味「にしんの山椒漬け」は別注で、これ大好き!
見かけたら必ず食べずにはいられない会津の味ながら、この時のは少々塩辛かった。少し薄味なのが私の好みなのだ。
それとじゅうねん味噌をぬって焙ったきりたんぽみたいな「しんごろう」が、終わっていたのも残念。
お味噌汁が美味しかったです、もうお腹がいっぱい、夫はカレーまで食べたから更にお腹いっぱいとか。
ごちそうさまでした。
貸しきり状態に近いものの、食べている中で観光客らしいのは私達だけ、他は地元の方達みたいでした。

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入館して真っ先に、気になってしまった美しい花嫁さんのポスター。
レストランコーナーの隣には立派な展示室があり、食事をしたら特別割引500円→150円なりで、会津田島祇園祭の見学が可能。
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京都市八坂神社の「祇園祭」、福岡市櫛田神社の「博多祇園山笠」と並ぶ、「日本三大祇園祭」のひとつが・・・ここ会津田島町にあったなんて!初めて知りました。
七行器行列を蝋人形で表した様子、大屋台を再現した物などが展示されています。
神の来臨を請うために、神酒・赤飯・鯖を神前に奉献する神聖な行列である、七行器(ななほかい)。
男性3人が御神酒、女性3人が赤飯、最後の1人が鯖を治めた行器を持って、お党屋組中両親持ちの男女がこれを奉持して奉献する神事です。
行器を捧持するのは両親が揃っていることが絶対条件で、角樽と魚台は裃着用・草鞋履きの成年男子、行器は盛装の成年女子が持つ。
女子は未婚者は高島田、既婚者は丸髷を結うが、なるべく未婚者を選ぶ場合が多い。行器は高めに捧げ持ち、自分の息がかからぬように気を配らなければならない。その為道中において代わりの者と交代する。
行列には党屋組の親戚縁者の人々も盛装して加わり、毎年100名前後の行列となり、晴れの行列は絢爛豪華な雰囲気で人々を魅了する。
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七行器行列、屋台の展示に加えて、ジオラマコーナーでの特殊映像で「お党屋制度」と「大屋台運行」といった二大イベントについての理解を深めることが出来ました。

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展示館を見学後も、受付のスタッフさんから観光案内、田島の町の説明を受けたりして中々帰らない私達。
800余年の伝統を誇る「田島祇園祭(国指定重要無形民俗文化財)は、 毎年7月22日から3日間のみ開催、祭を鑑賞できる期間が限られています。 その為子供歌舞伎を演じる大屋台と豪華絢爛な七行器(ななほかい)行列など、 田島祇園祭を年間通して紹介する展示館として生まれたのがこちらの会館だそうです。
夫は売店でこっちゃんの為の色とりどりの飴、トマトジュース←特産品です。それに山ぶどうジュースも、なんと一升瓶入りのビッグサイズ!
それからお味噌汁が美味しかったものだから、冷蔵庫に並んでいた特産味噌と・・・何やかや5000円近く使ってしまいましたが、これでもうお土産の心配はなし。
皆さんとても熱心、親しみやすくて居心地が良かった。
これほど立派な施設があった事、通りから一本奥まった立地ゆえ知らないでいたのでした。http://gionkaikan.biz-web.jp/
機会があればまた、是非立ち寄りたいと思います。
続く。
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