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GW後半、宮城・鳴子温泉へ・・・⑥山形経由で帰ります [2018・5月GWは地味に宮城・鳴子温泉]

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鳴子温泉は鳴子温泉郷と呼ばれるように、鳴子、東鳴子、川渡、鬼首、中山平・・・と、温泉地が続きます。
奥の細道湯けむりライン「鳴子温泉駅」の足湯もながら・・・、「中山平温泉」「赤倉温泉」と、北羽前街道を走っていくと、先々で湯けむりが上がる光景を身近に感じるのでした。
泊まった宿も素朴、鳴子のお湯を味わうだけの旅館でした・・・。鳴子はなにもないと言えば何もないところです。時間が静かに流れる・・・スマートとは言えない昭和の温泉。

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陸羽東線は無人駅も多い中、比較的大きな「赤倉温泉駅」の手前から、県道28号線へ入る。連休中なのに走行する車、人影もなくひっそりしています。
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山形県との県境、「奥の細道」で 芭蕉の越えた山刀伐峠(なたぎりとうげ)は、尾花沢市と最上町の境にある峠。
300年前も、今も・・・「 高山森々として一鳥声きかず ・・・ 夜行くがごとし」(奥の細道より)。

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本日も好天、青空が広がっている。未だ地面が桜色の花弁で覆われていた。
人間の行動やら営みとは、無縁の植物たちが・・・、巡り来る春の目覚めを体現している。
新緑の柔らかな緑が、目に心地良い。
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それでも山間なれば、まだ残る残雪。手前に見えるのは、雪国ならではの「防雪柵」。
窓の外は早春の気配。
せせらぎの音、緑のにおい[ぴかぴか(新しい)]
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大きな河川は、雪どけで水かさを増しているのだろう、透明な水面が日に照らされ輝いていた。
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この光景が変わるのは何時頃であろろうか?
正面に見えている雪山は・・・「月山」「羽黒山」「湯殿山」・・・と呼ばれる、出羽三山かと思う。その先は、日本海が広がるはず。。
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尾花沢市内に入って。道路脇で目についた、「おばね産直館はいっと」に立ち寄ってみます。
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ここでも山菜、筍、地元農家の作る野菜に、郷土の味お漬物、加工品が沢山並んでいます。

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山形県の尾花沢と言えば、名産「尾花沢すいか」の里。シンボルであるこちらのスイカ君「花笠踊り」の花笠まで手にしていますね。店頭で「芋煮」のふるまいをやっていたので、ご馳走になる事に。
入っているお肉は「尾花沢牛」だそう、芋煮を食べる度に毎回、山形に来ている~~って実感するのでした。

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五月の山形県内・・・と言えば、間もなく到来するさくらんぼシーズンへ向けて準備中。汚いとまで言っては失礼ながら。。あんなにツヤツヤぴかぴかした赤い宝石・さくらんぼ[るんるん] それなのに、実になる前の花は意外にも地味でイメージとかけ離れたものだから。
来月は(すでに、もう今月。数週間後ながら)、佐藤錦をお腹いっぱい食べる為また来ますからね。

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どうにかもってくれた天気、ここでも木々の緑の爽やかさが目に入ってくる。
山の斜面を覆いつくすビニールハウス群、中は全てぶどうです(多分ですけど)。この景色が見えて来たら、山形県も南部に位置する上山温泉。
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その後置賜郡の南陽バイパスを通ったら、「たいようパン」に立ち寄りするのは我が家のお約束。                          
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上のパンと合わせて、今回はこれだけ。お買い物も地味に、控えめにしました。
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山の恵み「山葡萄ジュース」、これって何時もそのままこっちゃんへ渡してしまうのだけれど、渋みがなくて美味しいのかな?同じく・・・福島の「桃ジュース」、山形の「ラ・フランスジュース」も。小さい内から本物の味を知っている彼女。
私達にはこれがあれば良い、秋田・稲庭うどんの徳用袋。何もない時でも、つるつるした稲庭うどんさえあれば!?
おばねの漬物「ぺちょら漬」は、山形県独特のなす漬け。唐辛子やみょうがを入れて漬ける、ぴりっと辛い漬物です。
こっちゃん用には、蕨の醤油漬けを。蕨漬けの好きな、渋好みの6歳児!
爺は、兎さん模様の会津塗のお箸まで買ってしまったのだ。

「おばね産直館」で購入してきた中には、野菜苗も。
ミニトマト、ブランド西瓜である尾花沢すいかが順調に育っています。ひと月経って、ビワの実サイズが3個付きました。
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たとえ一個でも良い、本物の尾花沢スイカがどうにか育ってくれますように。見ているだけで楽しいのです[るんるん]
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