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真竹の季節、遅れてきた花達 [食]

初めて目にする方もいらっしゃるかな?
私達が筍と呼ぶ、ポピュラーな筍「孟宗竹」が伸びてすっかり竹になった頃、そう梅雨時に出て来る筍「真竹(まだけ)」です。
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地上に長く伸びた本体、黒っぽい全体色に黒い斑点、茶色のまだら模様も混じっています。
しかし食べ方は同じ、普通にお鍋で湯がいたあと、土佐煮にしたり、または筍ご飯にしても。他の食べ方を知らないだけと思いますが・・・。筍に付きものの「アク」は少なめに感じます。


岡山市に本社を置く「宗家 源 吉兆庵」と言えば、岡山県産マスカットオブアレキサンドリアをまるごとひとつ使用した・・・高級和菓子「陸乃宝珠」(りくのほうじゅ) ・・・で全国的に知られています。
家でも「陸乃宝珠」、「朱の熟柿」(あけのじゅくし)」、「金魚」…と頂いたことはありましたが、そうです。デパートの売り場はチラッと眺めて通り過ぎるだけ、頂きものでしか食べた事ありません!キッパリ!
今回も実家の母が「これ高そうだけど、一個食べたら全然美味しくないからいらない」と一言。歳をとると色々な面でワガママなのだ。
「わっ!源吉兆庵のゼリーだぁー!」、喜んでもらって帰るわよーん。

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箱にかけられたお熨斗もとってもお上品。
涼しげで上品に「初夏」の爽やかさを演出、熨斗紙からも拘りが感じられますわね。
箱のデザインは、綾に花菱を配した文様「花菱綾」。こちらも繊細で、なんともよそ行きっぽさが感じられまする。
「琵琶ぜりぃ」と、「ブルーベリー紫球の香」(しじゅのこう)、気品あふれる包装紙に包まれた二種類の「歳々果」です。つやつやと揺れる和風ぜりぃの中に枇杷の果実。甘酸っぱいブルーベリーをとじ込めた紫球の香と。
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甘さを抑えた果物本来のすっきり感、爽やかさを生かした味わいのぜりぃ。
果実の味がいきた「紫球の香」が、特に気にいりました。・・・と言っても、どこからかくるのを待つのみ、自分では買いません。。
季節ごとのフルーツを取り入れた和菓子を提供している、「宗家 源 吉兆庵」らしさが感じられる季節のぜりぃでした。私なら誰にもやらない、ひとりで食べちゃうけどなーー!


自宅に咲いた花ながら、、、これまた季節外れもいいとこ、ひと月以上も遅れてしまっておりまする[あせあせ(飛び散る汗)]
ある日突然にはじける金平糖のような星形の蕾、5枚の花弁がつながったお椀の形。北アメリカ原産の花「カルミア」です。白いシベが糸状になって規則正しく伸びている様子も興味深い。
家のカルミアは白色ながら、色の濃いピンク色もあるのですね。
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同じく、庭に咲くバラ達。しかしこうして並べてみたら・・・真紅はビロードのような質感は出ているものの、画像としてはかなりボケボケでした。
ピンクのバラは、今から12年も前。一年近い入院生活の後・・・4月に試しで県内にて一泊。その翌月行った福島県飯坂温泉からの帰り、白河のバラ園で買ったもの。
「ギ・ド・モーパッサン」と、フランスの作家であり、詩人でもある人物と同名の薔薇であります。・・・と言いつつ、短編である「脂肪の塊」でさえ途中で投げ出してしまった過去あり[バッド(下向き矢印)] 映画は大丈夫なものの、小説の登場人物がカタカナだとすぐに飽きてしまうのです。きっと覚えられないからなのね。
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庭の花たちは、次回も続きます。
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