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避暑を求めて北海道旅行・・・⑰ぬかびら温泉郷で見学 [2018・8月岩手・青森・北海道・新潟]

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全域に雄大な山岳景観が広がり・・・トムラウシ山から十勝岳連峰、ニペソツ山、ウペペサンケ山、石狩岳と連なる…北海道の屋根と呼ばれる大雪山国立公園。
そうした登山者たちにも愛される「ぬかびら温泉郷」。「ぬかびら」とはアイヌ語で「人の形をした岩」という意味だそうです。
    
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チェックインまで時間があったので、「上士幌町鉄道資料館」へ入館してみます。
トロッコに乗ったり、旧国鉄士幌線についての知識が得られたらと思ったものの、しかしトロッコは故障で乗車は不可。
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館内では路線図や歴史、工事写真、保線工具、ジオラマなど各種資料を閲覧できました。士幌線現役時代に運転席から撮影した・・・帯広駅から糠平駅までの映像も、大型スクリーンで見ました。
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士幌線は主に石炭輸送の為「帯広」「十勝三股」間の87.3キロを結んでいたが、エネルギー源の石油への転換、森林資源の枯渇、車社会の到来より、1987年(S62年)完全廃止となった。
ひとりの見学者も見えない事から、入館を躊躇してしまったけれど。我々の後からは次々、、、こちらは町営の施設との事。11~3月は冬季休業、入館料は100円なり。

旧士幌線は大雪山国立公園内を通っていることから、自然の中にかかったアーチ橋がまだいくつも残されています。11のアーチは古代ローマ時代の水道橋を思わせる美しい造り。
最も知られるのは・・・水位によって姿を現す「幻の橋」、美しさも人気の[ぴかぴか(新しい)]タウシュベツ川にかかるタウシュベツ川橋梁、通称メガネ橋だ。

タウシュベツ川橋梁は1937年完成のコンクリートアーチ橋ながら・・・水のない1月頃から凍結した湖面に姿を現わし、水位が上昇してくる5月頃から沈み始め、夏は湖底に沈みます。
国道近くだから歩いて私でも行けた、橋を望む「タウシュベツ展望台」。橋までは遠かったけれど。https://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2017-09-09
昨年は幸いにも橋を眺められたものの、今年はすっかり水没していると言います。

「ひがし大雪自然館」は東大雪国立公園のひがし大雪地域の山々、多様性にとんだ生態系等をグラフィックパネルと剥製標本を使って紹介。
大雪山国立公園及び東大雪地域のパネル展示・映像解説のほか、ガイドマップによる散策・登山ルートや国立公園のルール、周辺案内、交通、ヒグマ出没などのリアルタイムな情報を提供。
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なのに、こんな写真しか撮って来なかった、って・・・オホホ。       http://www.ht-shizenkan.com/
案内所でタウシュベツ展望台以外に、我が足でも見に行けそうなアーチ橋を眺める場所。2~3ヵ所教えてもらったものの、実際に行ったらどこも無理なところばかりでした[バッド(下向き矢印)]

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人造のダム湖とは思えない自然に調和した糠平湖。 そうした自然を大切に栄えたぬかびら源泉郷です。
昨年の訪問時には外湯巡りで、お隣の「中村屋」さんの混浴露天風呂へ。
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山の木々が迫る緑濃い開放的なお風呂、幸い誰もいなくて自分達だけの贅沢な湯あみが出来たものの・・・。今回は、さぁ、どうかしらね?
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