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遠刈田の湯、雄大な蔵王へ。 [2018・10月蔵王の紅葉&遠刈田温泉]

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アルバイト生活で日々過ごす我が家、しかし先々週の半ばにお休みがあり。
お仕事がないと聞いたら・・・どこかへお出かけしませんと[ダッシュ(走り出すさま)]
スッカリ涼しくなったこの季節、行くとしたらこの時期は温泉だぁ~~って。距離的にも遠くない…宮城の遠刈田温泉へ参りましょうか・・・と早速に予約[るんるん]
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遠刈田(とおがった)温泉は宮城県刈田郡蔵王町の温泉地、蔵王連峰の東麓に湧く温泉です。だからこれまでは宮城、白石経由で行くことが多かったものの。
このまま東北道で向かったら、すぐに着いてしまいそう。
福島JCTから東北中央道へ、米沢、上山温泉経由で行きましょうって事に。途中の車窓から撮った一枚だからピンボケ。
それに福島インターから先の米沢中央までは、無料期間中とあってラッキー!
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立ち寄りした、道の駅「米沢」。今年4月にオープンしたばかりとあり、とても賑わっている様子。6月のさくらんぼ狩りの時も気になっていたけれど、入ったのは初めてでした。

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フルーツ王国山形だけに、りんご、ラ・フランスが大量に並んでいます。りんごも、ラ・フランスもどちらも購入したのは勿論。左端にあるのは、食用菊「もってぎく」。
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そして、秋の山形と言えば・・・こちら。県民にとってはイベントであり、レジャーの一環とも言われる「芋煮」。
里芋・長ネギ・こんにゃく・牛肉、ここは当然、奮発してお高い米沢牛を使うのでしょう。
牛肉、野菜類から出る出しで煮る、お醤油味、チョッと甘みのある芋煮って美味しいわよね[グッド(上向き矢印)]

…米沢牛は買いませんが…。こちら方面へ来たら、毎回立ち寄るのはお約束。赤湯温泉内の「スーパー清分」さんへ。この店は赤湯温泉の宿泊時、宿のスタッフさんに教えていただきました。
それからは行く度、毎回こんにゃくを買う…我が家の定番コースとなっているのでした。
こんにゃく屋さんからはじまった店だけに、ワンコーナー全てが、こんにゃくなのは素晴らしい!
サスガはこんにゃくの消費量全国一を誇る、山形だけの事あります。豊富な種類と品揃え、しかも安いのだ。
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これから向かうのは、かつて「湯刈田」とも呼ばれた宮城県側に位置する遠刈田温泉。標高330mの高原であり・・・信仰登山の基地、湯治場として親しまれてきたと言う。
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平日に休みをとっての、のんびり紅葉ドライブは格別!贅沢気分です。

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蔵王エコーラインの宮城県側の入口である遠刈田。だからこれまでも蔵王山頂の様子を観光案内所で伺ってから向かうのを当然としていました。
観光、スキーの拠点としてかつては賑わいをみせていたものの、温泉街としては静かで小ぢんまり、立ち寄るだけの観光客にも親しみやすい懐の深さも好ましく思えます。

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今回もルートの途中にある蔵王。山頂付近が終わっているのはわかっていたものの、素朴な紅葉景色もよろしい。

1601年の開湯とされるが、そのさらに400年前、源義経を奥州平泉に導いた金商人「金売橘次」が金山採掘中に発見したとも伝えられる。湯量豊富ゆえ、古くは「湯刈田」とも言われました。
「蔵王温泉」は蔵王連峰をはさんだ反対側の山形県側にあり、こちらは白い硫黄泉と泉質の異なる温泉です。

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昭和37年に開通した宮城県と山形県を結ぶ山岳道路を走る。
宮城側からは火山岩むき出しの蔵王の男性的な姿を見られるほか、GW頃でも最高約10mにも及ぶ「雪の壁」が出迎えてくれるとか。

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宮城蔵王ビュースポットの象徴「御釜」です。
蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖は…今まで26回の噴火を繰返した荒々しい火口壁、神秘的なエメラルドグリーンの湖面が、神秘的な自然の営みを教えてくれます。
御釜は太陽光線を受け、さまざまに色を変えるため「五色沼」とも呼ばれるそう。刈田岳山頂から熊野岳へ縦走するハイキングコースを歩く人の姿も見えました
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あとひと月早ければ、蔵王特有の高山植物や、ぶな、なら等の紅葉を楽しむのも可能であったかも。
しかし前々回だったでしょうか。9月に訪れた際には、あまりの強風、真冬並みの寒さで車から降りることも叶わなかった。山の天候の難しさを実感しました。
この時も風があったからどうかな?と心配しつつ・・・それでも踏ん張って歩き、御釜までたどり着けて良かった。

蔵王エコーラインはすでに今月5日の17:00時から、宮城県側「すみかわスノーパーク入口」から、山形県側「坊平高原」までの区間が冬期間通行止となりました。御釜そばのレストハウスの営業も終了し…。解除予定は平成31年4月26日だそうです。

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真っ赤な紅葉目当てであれば、やはり京都でしょうし、関東では日光、鬼怒川、那須、群馬の伊香保・・・辺りは近くて足を運びやすい感じです。
高山のまばらな紅葉も味があるもの。主張し過ぎない赤でも心は和みました。

遠刈田温泉のシンボル「こけしちゃん」の出迎えを受けて、宿は間もなくです。
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