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「菓匠三全」アウトレット、仙台味噌と [2018・10月蔵王の紅葉&遠刈田温泉]

雲ひとつない青空が広がり・・・気持ちの良い空気が漂う朝。寒い時期だから、蔵王連峰も奇麗に見えました。
急いで帰る必要もないから、のんびり国道を走っていきましょう。
仙台までは出かけない代わり、立ち寄りする場所は決めてあります。
向かったのは遠刈田温泉からそう離れていない、柴田郡の大河原町。
東北、宮城を旅した人ならだれもが知る、仙台銘菓「萩の月」。製造販売している「菓匠三全」の工場があるのです。・・・そうと知ってからずっと行ってみたくて仕方がなかったところなんです[ダッシュ(走り出すさま)]

その前に美味しい仙台味噌も買いたいので、「玉松味噌醤油」さんへ。
「土産土法」に拘り、製造販売している会社との事。
※土産土法とは、耳慣れない言葉ながら。
その土地で採れた(獲れた)産物は、その土地の人が作る方法で食べるのが一番旨い食べ方である。
その食べ方で広まった料理は郷土料理になる。…というもの。
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会社と呼ぶよりまさに工場そのもの。階段を上がって二階の事務所を訪れると、笑顔がにこやかな事務員さんが応対してくれました。
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カウンターに置かれたパンフレットより、お味噌、ポン酢を選びます。するともう一人の事務員さんが工場内の倉庫から出してくるという仕組み。
待っている間に工場の前の川沿いに並ぶ桜並木を眺めて、「この場所は春が来たら、桜の咲く様子を眺められて最高でしょうね!」と言いますと、「本当に、それはもう奇麗なんですよ」って。
それ以上の会話はなかったものの…。
帰宅後地図を見ましたら、桜の回廊として知られる「白石川堤一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)」でした。
そういうのはちゃんと教えてよ♪ (^人^)おねがいします。
※清流・白石川と残雪の蔵王連峰を背景に咲き誇る「一目千本桜」は、大河原町のシンボル的存在。
大正12年、高山開治郎氏の寄贈により千本余りの桜を植樹したのがその始まり。
昭和62年4月、河北新報社より「宮城新観光名所百選の地」に認定。
平成 2年 3月、日本さくらの会より「さくら名所百選の地」にも認定されました。
見事な桜の美しさを愛でるため、開花期には多くの観光客が訪れるそうです。

また大河原は梅とゆずの産地でもあるとの事。11月には始まる限定の「ゆずぽん酢醤油」、訪問した時、今期分の製造はこれからと話していました。

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その白石川を渡った先に仙台銘菓「萩の月」の工場が、大河原町に工場を置く菓匠三全です。
工場入口の警備員室に寄って、直売所に行く旨伝えて敷地内へ入りました。
直売所とは言え、店内のショーケースにはケーキが並んで普通のお店のようながら。私の狙いは、「萩の月パンク6個入り」ですから!


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…ちなみに平日にアウトレット品を扱う、工場直売店は勿論あります。
大河原工場のすぐ近く、セブンイレブンの隣りでわかりやすいです。むしろこちらの方が店舗も大きく、並ぶ品数も多いようですね。


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帰路の福島県内。里へ下りた分、車窓からの紅葉はこれからと言った様子が伺えました。

…ちなみに、この日のディナーはこれ。どんどんセコクなってきました。
しかし、我が家の現実です[あせあせ(飛び散る汗)]
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麻婆豆腐とチャーハンのハーフ&ハーフ、野菜麺だったかな?最後は台湾デザート「愛玉子(オーギョーチー)」。
台湾のゼリースィーツと言えば…の「愛玉子(オーギョーチー)」、中華らしくクコの実ものっています。なんて、本場で食べたことありませんけれど。。
国内の専門店としては、台東区谷中にある「愛玉子(オーギョーチイ)」はよく知られていますね。
器からおわかりかと思うけど、食べたのはファミレス。すかいらーくグループの「バーミアン」でした。

※台湾だけにしか自生していない珍しい植物、クワ科イチジク属の愛玉子(アイギョクシ)。乾燥させたアイギョクシの種を水に浸して揉み続けると、その水はゼリー状に変化する。
果物を煮詰めていくと出来る「とろみ」は、ペクチンの働きによるもの。ペクチンを多く含むアイギョクシはゼリー化する働きがとても強く、水のなかで揉むだけで天然のゼリー完成!って訳らしいです。

甘酸っぱい柑橘系のサッパリ味で、プルプルの食感も楽しい♪ バーミアンなんてと侮っていましたけど、台湾まで旅せずとも気軽にオーギョーチが食べられる…デザートオアシスとして、今後は少し見直すことにします。


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パンクといっても爆発している訳でなく、「萩の月」の皮の部分、表面にチョコッと亀裂が入っているだけ。素人目にはわからないかもしれません。
6個入り650円は、箱入りの正規品が一個で200円以上するのと比べたら、相当お得です[るんるん]
[ぴかぴか(新しい)]萩の咲き乱れる宮城野の空にぽっかり浮かぶ名月をかたどった銘菓・萩の月。
滑らかで優しい風味のカスタードクリームに、ふんわりしたカステラがベストマッチ!
カステラの部分、カスタードクリーム共にみっしり詰まった感じが、県内でも真似をして作られた…「那〇の月」「〇毳の月」と比較して、これ程違うものか!?と驚いたくらい美味しい。

同じく「伊達絵巻」のアウトレット品。バウムクーヘンで小倉餡とクリームを包んだ商品はネーミング通り、こちらも正規品は当然一つずつ華やかにパッケージングされていますから。
少し亀裂が入っている程度で、美味しさは同じ。570円(12個入り)と、同じく半額に近い価格で購入できるって嬉しい。
「伊達絵巻」の切れ端だけ集めた袋195円は、餡なしでバームクーヘン生地だけ食べられます。
そのバームクーヘン生地を少し固めに焼き上げたスティック菓子、こちらも十分美味しくいただきました。
どれも美味しくて、安くて、これならもっと沢山買ってくれば良かった!・・・とは、毎回同じパターンなのである[あせあせ(飛び散る汗)]

季節や時間帯によって、希望の品がない時もあるようながら…。
毎年新年恒例の、仙台名物「初売り」。まだ病気で倒れる前、家族で作並温泉に大晦日から連泊した折りに、1月2日の「仙台初売り」も経験しましたが・・・デパ地下で一番初めにアッと思う間に売れてしまったのは「菓匠三全」の福袋でしたもの\(◎o◎)/地元でもスゴイ人気なのです!
仙台市内から車で小一時間、正規品でなくても立ち寄る価値はあると思いました。

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「大忠」さんで予約をしておいた「女将の温泉たまご」もお土産のひとつ。三日で食べ終わりました。
国産米100%使用した糀の旨味と甘味を引き出した上質な味わい、玉松味噌さんの「減塩味噌 あなた思い」は甘口タイプ。麹たっぷりの、中甘口タイプ「麹仙台みそ]、「ゆずぽん酢醤油 」とお買い上げ。
何分にも初めてながら、予想した通りに美味しかったから、こちらもまた買いに行きましょう[ダッシュ(走り出すさま)]

これ皆、山形・赤湯温泉の「清分」で買ったしらたき、こんにゃく。玉こんにゃくに、今回もあって良かった、玉こん用のタレ。このタレで煮ると、家でも本物の味になる!
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同じく・・・山形産のリンゴに、ラ・フランス。国産じゃないけど、安かったから買ってしまったドライマンゴーと。
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帰って来た後も、東北の味覚を未だ堪能中なり。
何度訪れても、期待を裏切らない土地柄。食べ物と人情と…足を運ぶだけの魅力あふれる、東北各県!
かく言う我が町だって、冬の寒さから「南東北」だなんて言われるくらいながら、でも雪が降るのは一年に1~2度ですから。それに関東平野の一部ですし…ね。
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