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「湯岐温泉」知っていますか?・・・④「山形屋旅館」食事 [2019・3月福島県湯岐温泉へ]

あまり旅行をしない方がたまに出かけるなら、ある程度高級な宿に泊まった方が気分は上がるのではないかと思うものの…、気分転換として頻繁に出たい我が家のようなタイプは、タカアシガニ目当てに泊まった下田の民宿=6畳一間でも全く平気。
鄙びた湯治宿好きでも、高級旅館愛好家でもない、拘りなく色々なところに泊まるのが好きなだけ(*^_^*)
…と言う事で、山形屋旅館さんの夕食。
夕食の開始は6時と決められてはいるけど、時間に合わせて個室のお食事処へ。
~~なんて書くとカッコいいものの、すぐ隣の別の部屋へ。朝食も夕食も自室から数歩のところで食べられるような配慮がありました。
事前に部屋のテーブルには追加注文出来るメニュー、豊富な日本酒のメニューはあと1~2枚あったかと。
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館内移動基本は階段ながら、厨房から料理を運ぶ専用のエレベーターはわかりました。
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お品書きと、運ばれてきたお膳は・・・前菜 花島さんの手作り刺身こんにゃく・ラデッシュ&大根なます・ホタルイカの酢味噌合え。
小鉢に、ふろふき大根、菜の花のお浸し・佃煮風おかかのせ。
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夫はいつも通りにまず「生」です。それから瓶ビールへと移行。
せっかく福島まで来たのだから、私は「飛露喜 特別純米」にします。だって「十四代」は、遠刈田温泉で呑みましたものね。
一升瓶をお部屋まで持って来て、グラスに並と注いでくれました(*^^)v
以前初めて、同じ福島の「芦ノ牧温泉」で飛露喜を飲んだ時にはただ、美味しいの一言でしたけれど…。
飲みやすくて、すっきり。そこに深みのある贅沢な味わいです!
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鉄板で焼く茨城県大子町の「厳選常陸牛」は、特製たれの他、岩塩、山葵、コショウと好みで。
焼きたてのお肉を口に入れたら、中でトロ~リ溶けました[グッド(上向き矢印)]
上等なお肉であるのを納得。本当に美味しかった(^◇^)
天然アユの塩焼きは少々小ぶりながら、天然ものですので♪ ふき味噌がそえてあります。

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お造りはヒラメ・鯛・プレミアムヤスオマス・・・と、近海ものの活魚も原発事故以降は「茨城県久慈浜」、「水戸公設市場」まで仕入れにいっていると言います。サーモンもトローリ美味しい。

熱々蒸したて茶わん蒸しは見えている三つ葉、椎茸以外にホタテ・鶏・エビ・銀杏とこれまた具沢山でニコニコしちゃいました[るんるん]
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同じく揚げたての天ぷらはふきのとう・塙町産原木しいたけ・福島ならではのメヒカリがデカッ!
※冬の福島と言えば、メヒカリhttp://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1447150676
〆のご飯は塙町のつやつやコシヒカリ、小川屋さんの田舎みそ汁、自家製漬け物。デザートの果物はオレンジといちごでした。
小さいけど静かなお部屋で、自分たちのペースで食べられ良かったです。

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朝食もまた、夕食と同じ部屋で、これは行ってすぐに撮ったものだから・・・この後すぐ窓のカーテンを開けました。朝ご飯は、明るいところで食べたいものでしょう。

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白河は表郷にある、伊藤食品の「金山納豆」、切り昆布とレンコンの煮もの、焼き鮭におかかの佃煮。
焼き海苔、鴨肉ハムのサラダには「じゅうねんドレッシング」。温泉卵に、漬物類。
シジミのお味噌汁に、自家製ヨーグルト・トマトジャム添えのデザート。
食材も出来る限り、新鮮な地のものを。また安心、安全な食材の提供を心がけている様子がうかがえる内容です。http://yujimata-yamagataya.jp/menu

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サービスのコーヒーを頂いて、そろそろ帰り支度をしないと。。

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標高の高い場所ではないけど、周りになにもない為、清々しい空。周囲は晴れやかな光と、爽やかな空気で満たされていた。
長年働いたためか脚の弱った女将さんに代わって、大旦那さんがあれこれ気を使ってくれます。
県内の日本酒を研究、仕入れを趣味と実用にしている若旦那さん、ニコニコ笑顔の可愛い若女将と・・・皆さん感じの良い温泉宿でした。
「常陸牛付きワンフロアプラン」で休前日@12420円、そこからとあるクーポン8000円を差し引いて、16840円なり。そこに入湯税@150円。アルコール代を入れても20000円少々と低料金で申し訳ない。
我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆
     設備 ☆☆  
     風呂 ☆☆☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆☆☆
     全体としては 当然☆☆☆☆☆
旅館の経営はただでさえ厳しいと思われるのに、盛況なのは泉質と関係ない立派で綺麗な施設ばかり。
この場所には身体が喜ぶ温泉と、食事。あるのはそれだけだけど、心がほっこりとなる、何もしない贅沢がありました[グッド(上向き矢印)]
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