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GW後半スタート・・・⑤新茶畑の続く牧之原台地 [2019・5月GWは山梨&静岡へ]

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5月は新茶の季節です。
静岡と言えば・・・日本一の茶の産地!
静岡市の西部に位置する牧之原市は、この先向かう御前崎への途中通りがかっただけながら…、駿河湾の海岸線から、牧之原台地を含むこの地は、広大な茶畑がどこまでも続く。
行けども行けども、茶畑が続いて・・・これ程見事な光景を見られるなど、思いもよらずにいたのだ!
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車窓から眺める静岡で、お馴染みの小さなプロペラの付いたポール、これって、霜よけの為らしいですね。
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GW中の栃木は田植え作業の真っ最中ながら、静岡では新茶を作る為の、茶摘み作業が盛んであった模様。

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茶摘み用機械も畑により、様々な形状のものが使われていました。

これまでも袋井市にある「香りの丘 茶ピア」へは、新茶を求めて数回足を運びましたし…。
また一昨年のGWには、山梨県南部町船山温泉宿泊時の帰路の、「新茶フェス」で購入したものでした。

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静岡県の地勢・気候等、環境がお茶の栽培に適している事により、古くから茶の名産地として知られていますが・・・
※1244年、聖一国師(しょういちこくし)が「宋」よりお茶の種子を持ち帰り、静岡市郊外の足久保に植えたのが始まりという言い伝えが残っています。
明治維新後、徳川藩士による牧之原台地の開墾により、日本一のお茶生産地となった訳でした。
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1800年代には全国の14%足らずだった生産量も、現在では全国の約4割を生産するまでの大産地へ。
当時、不毛の地として誰もかえりみなかった牧之原ながら・・・広大な茶園が続く、我が国最大の茶の産地となったそうです。

目的ではなかったものの偶々、頻繁に購入している「荒畑園」さんの看板を見っけ[目][目]
せっかくなので、新茶を買って行きましょうと言う事に。

これまで度々取り寄せしていたお茶屋さんが、ここ牧之原にあるなど、意識さえしなかったので・・・偶然の出会いに驚かされました。
道路を挟んで向かい合う、工場と店舗。
これまで電話での注文のみだった、荒畑園さんへ初めの入店です。
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店内では、かなりベテランといった風貌の、元・茶娘さんたちが揃っていて、新茶を淹れる→勧めて、説明&売り込む→と、一連の流れで大活躍[ダッシュ(走り出すさま)]
はじめの一煎は、茶飯と共に。二煎目は、鮮やかな新茶の葉を目の前にして…。「違う品種も飲んでみませんか?」「はい、お茶は何杯でもいただきます(^^♪」最後の一杯は気分を変え、外のテーブルで。
深蒸し系の細粒系が多く、浅緑色と言うのかな。香り、味わいは濃厚です[グッド(上向き矢印)]

元・茶娘さんたちは皆さん、ベテランばかり!
巧みな営業トークでもってグイグイきます(ホントの事言うと、同じ言葉の繰り返しなんですけど[あせあせ(飛び散る汗)])客に考える隙を与えません。
この熱心さ…、どこかのお役所の窓口の、こちらで聞いたことしか教えてくれない方達(例外となる人がいるのは当然わかっています)に、少し分けてやりたいと思ってしまいました。
ここまで熱意をもって接客されたら、買わない訳にはなるまい\(◎o◎)/
・・・と言うか、買って帰るつもりでいたから良いのです。

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ここまで見事な茶畑[ぴかぴか(新しい)] 目にするのは夫も初めてとあり…「この間の大〇の茶畑は、こんなに綺麗じゃなかったし、畑の規模も全く違っている」と。
「大〇の茶畑を観たのは、まだ3月のはじめ。冬が終わったばかりだもの、こちらと比べても仕方がない」とフォローしたけど、比較にならないのは当然でしょうね[exclamation]

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4月下旬から初夏の牧之原台地は、見渡す限りの茶畑が新芽の緑に覆われて…、夏に向かう空の青と。遠くには富士山と伊豆の山も見渡せ…、見おろす海の青とのコントラストは最高の景色!
ここには国立、県立の茶業試験場もあり、新緑の季節にはまさに緑萌える大地となるのでした。

まだ、続きます。
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