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さくらんぼの次は、蛍狩り♪ [近くへドライブ・市内]

梅雨時6月はさくらんぼの実る季節であるけど、同じ季節の季語に「蛍籠」「蛍狩」の蛍があります。
6月の夜、水辺で冷たい光を明滅させながら集団で飛び交う様子は、平安の頃より歌に詠まれる程身近な存在でありました。
それなのに現代では観る機会は限られてしまい、都内ではホテル開催の「蛍の夕べ」。しかし家族で出かけたら高くて無理~~!
さくらんぼ狩りの翌週、お天気は微妙でしたが・・・遊びに来たこっちゃんと、昨年に続いて市内(旧・河内町)にある入浴施設「梵天の湯」へ再訪してまいりました。
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梵天の湯の西側を流れる御用川沿いで毎年、ゲンジボタルが飛翔するからです。
※「梵天の湯」の名は、河内町のシンボル「羽黒山」の「梵天祭り」に由来するものと考えます。

木を多用した大きな施設、館内にはに貸し切りで利用可能な「家族風呂」が二か所あり。その内のひとつ「石風呂」を5日ほど前に予約しておきました。
個室風呂の使用は、入浴料プラス一室90分間で1020円・・・と言う手軽さ。
息子をサッカー観戦の会場へと送り届けたその足で、孫娘こっちゃんとまずは温泉へ浸かりましょう。

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予約時間より遅れてしまったから、一時間と利用は短くはなってしまったけれど、それだけでも十分[グッド(上向き矢印)]
浴室は内湯のみで眺望など望めないものの、小さめに見える浴槽ながら、3人でもゆったりな広さです。
新鮮なお湯が並々と張られているのは良い気分、浴槽脇に源泉の投入ボタン、水道ボタンとあって好みの湯温に調節可能。それもこっちゃんに楽しい仕組みでスィッチを押したり、止めたりと忙しい[ダッシュ(走り出すさま)]
※ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉…である、「上河内温泉」[いい気分(温泉)]
無色・透明でこれぞ温泉!といった特徴はないが、無色透明は温泉感が伝わりにくい…身体の温まる優しいお風呂でした。
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脱衣籠の並ぶ棚に、ドライヤーの置かれた洗面台のみのシンプル、かつ簡素な脱衣所。
しかし我々が出るのと入れ替わるかのように、お掃除隊の人たちが入室していきました。6時半から入る方向けへのお掃除&湯の入れ替えをするためですね。

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蛍の飛ぶ時刻までレストランで過ごす事に。レストラン以外にも横になれる大きなお座敷もあり、入浴で疲れた身体を横たえて[眠い(睡眠)] リラックスする利用客さん。

こちらでは食べたいものを事前に選び食券を購入、オーダーするシステムです。
建物前で鮎の塩焼き実演販売をする様子は見えましたけれど、その鮎も売られています。
おつまみ券(340円)を使い、自販機から好みのメニューをチョイスする楽しみも(^^♪
チーズ&ハム盛り合わせより、チーズ抜きの一皿を。私は「CRAFTゆずチューハイ」をいただきました。
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こっちゃんは毎回同じで、チャーシュー麺が良いとの事♪ 天丼セットの天ぷらの量をご覧あれ!エビ二匹に野菜天もどっさり!このボリュームで一人前[exclamation] 我が上鉄火丼も中々美味しそうでしょう[グッド(上向き矢印)]
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お腹も満たされ、辺りもだんだん暗く、蛍さんが出る時間かな?

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すぐ脇を流れる「御用川」=「奈坪川」、近隣の清流に恵まれたこちら環境はゲンジボタルの生息を物語る・・・ゲンジボタルの幼虫は清流に生息する貝カワニナを食べて成長し、4月下旬に川岸をあがり蛹となって産卵する。6月中旬には成虫となり、幻想的な光を恵んでくれるのでした。

・・・ところが小雨模様の為、飛ばない蛍たち。それは雨により羽が濡れてしまうからかと思います。
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紫陽花の茂みから、こっちゃんの為に爺じが捕まえてきた蛍さんは二匹だけ[ぴかぴか(新しい)]
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これって、蛍が飛んでいるところなのかしら[バッド(下向き矢印)] ただの虫ですか?
蛍狩りなのに蛍は見られず、満足な写真もなく、温泉へ入りに行っただけ。
蛍狩り目当てに山形の小野川温泉へ泊った時にも、雨降りでほとんど見られませんでしたけれど。あの時と同じ状況です。
でも、こっちゃんは大丈夫!爺じにおねだりして、こっちの蛍をゲット済みなのだ。
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二週続けての温泉ながら、今年の梅雨は長くて寒い。温かい湯に浸かって心まで温まる・・・だからそれだけでも良かったと思うのでした[るんるん]
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