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夏空を追いかけて北海道・・・⑤「風のまち」襟裳 [2019・7月北海道]

地を這うように咲く、海辺のハマナスの花、岩陰でひっそりとノコギリソウ。
浦河町から日高地方の先端、襟裳岬はすぐ。せっかくだから「襟裳岬」まで足を延ばすことにしました。   えりもへ9.jpgえりもへ.jpg
北海道の背と呼ばれる日高山脈のその最南端、太平洋に向かって突き出してあるのが襟裳岬でした。
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作詞:岡本おさみ、作曲:吉田拓郎…フォーク全盛期のゴールデンコンビの一曲「襟裳岬」。
「襟裳の春は 何もない春です」の歌詞から・・・強風の中にある岬を長い間想像していた。
森進一の代表曲となっている曲ながら・・・歌唱力ウンヌンより、作者自身ならではの力を感じる吉田拓郎版が好き♪
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イマイチである天候、それでも風の強さはそれ程ではない。
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「風の館」は、望遠鏡によるゼニガタアザラシ観察と、えりもの風体験の施設。
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えりも風体験は風速は10m/sから始まり25m/sまで可能だそう。私の見ている前でおチビちゃんを抱っこしたパパさんが挑戦[ダッシュ(走り出すさま)] しかし始まってすぐお子さんがギャン泣きしてしまい、あえなく脱出する羽目に(^-^;

そして白い灯台、
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白亜の襟裳岬灯台は明治22年に初点灯し、今では日本の灯台50選にも選ばれている歴史ある灯台と言います。
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ここで池袋からやって来たお兄ちゃん達の写真をお手伝い♪ 丸みを帯びた襟裳岬の看板の立つ場所から左側に、襟裳岬突端まで続く階段あり。
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「風の館」館内から眺めた景色と全く同じものが、しかもガラス越しでないからハッキリ良く見えました。「風の館」へ入った意味が??本当に強風の吹いた時だけ入るところ(・o・)??
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襟裳岬から駐車場までの道、その道中に咲いていた花たち・・・
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エゾフウロ、この白い花の名前は…ヘラオオバコ? ツリガネニンジンも。
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あちらこちらで咲いていたカワラナデシコ、タツナミソウの仲間かと思うのですけれど…またはエゾエンゴサク?シソ科の植物「ウツボグサ」?
海岸の岩場、岩と岩の間でやたらと見かけた・・・あなたは、日高ミセバヤの赤ちゃんでしょうか?

意外にも穏やかな一日でした。
あの巨大なオオハナウドも盛んに咲いています。オオハナウドが枯れはじめると襟裳岬も短い真夏の時期へ入ると言います。
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