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夏空を追いかけて北海道・・・⑥襟裳から十勝へ [2019・7月北海道]

襟裳岬を観たら、この日泊まる宿のある帯広を目指すのみ。
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視界にあるのは「海」だけ、海と陸地との輪郭をなぞるようなドライブの始まりです[ダッシュ(走り出すさま)]
・・・と、走り出してすぐでした。キタキツネ2号登場!
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しかしJRA敷地内で朝出会った朝のキタキツネと、なんと言う違い[バッド(下向き矢印)] 食が満たされているせいか、尻尾フサフサ・ふんわりであった・・・1号君。対してやせ細ったボロボロの姿で「なんかちょうだい」・・・って(=_=;)
そこでいけないとわかってはいたけれど、持参していたお菓子を投げてしまいました。これに味をしめて次の機会、事故に合うなんて事態にはどうかなりませんように[ふらふら]
バイバイ、強く逞しく生きてね(^-^;


えりも町の特産品と言えば、日高昆布です!天然昆布の好魚場である日高エリア。
車窓から眺める海岸沿いに建つ家々、そこには昆布漁用の何隻もの小型船。操業後船上へ山積みになった昆布は専用のクレーンで水揚げされ、軽トラックで運ばれる。

沢山の昆布が砂利を敷き詰めた干場に並べられる光景、「夏の日高の風物詩」を数か所で目にしました。
時間との闘いである干し作業が終わった後、天日乾燥した大量の昆布たちは昆布小屋へ運びこまれ・・・
それから先は丁寧に切り揃え、小屋内の保管テントでさらに乾燥させたら・・・色つや、重量、幅などの基準に沿って選別していく。製品に至るまでの工程全てが手作業なので、とにかく手間がかかるものの…。
そうした工程を経た昆布は、つややかな黒味をまとって、香りも良い良質な日高昆布となる[ぴかぴか(新しい)]

当然・・・買ってまいりましたとも!先走って、優駿ビレッジのチェックアウト時に買ってしまいました。
しかしそんな幾重にも刻まれた浜の苦労、「ダシによし、食べてよし」の良質な日高昆布の製造を支えている様子も少しだけ垣間見られて良かった[グッド(上向き矢印)]


国道336号線のえりも町庶野地区から広尾町までを結ぶ約33.5キロメートルは、切り立った岸壁沿いを走ります。
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トンネルと覆道が連続し、覆道の合間から覗く素晴らしい海岸線が続く…この道を人は「黄金道路」と呼ぶ。
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※このルートの建設が計画されたのは、江戸時代のこと。
そり立つ断崖絶壁からは四季を問わず石が崩れ落ち、冬には雪崩が多発。しかし調査の結果、海岸・山岳ルートともに建設には困難が予想され、長い間この区間は迂回路に頼る事となりました。
工事が着工されたのは、気の遠くなるほど歳月を経た・・・昭和2年(1927年)です。それでもトンネルと海岸の埋め立て、崖を削るなど・・・難工事の為に完成まで7年もかかり、昭和9年ようやく日高と十勝を結ぶ海岸ルートが開通しました。
竣工当時の名前は日勝海岸道路でしたが、「まるで黄金を敷き詰められるほど、建設に莫大な費用が掛かった道路」として、「黄金道路」と呼ばれるようになりました。

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トンネルを数か所通り過ぎたら、この景色[晴れ]

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広尾町を過ぎ、「宇宙のまち」大樹町に入りました。
大樹町は今から約30年前(1980年代)「航空宇宙産業基地」の候補地とされて以来、官民一体となって「宇宙のまちづくり」を進めています。
大樹町多目的航空公園では、JAXAをはじめとして、民間企業や大学等により様々な実験が行われて・・・町内外において航空宇宙に関連した様々な取組みを行っていると言います。

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宇宙食、JAXA(宇宙航空研究開発機構)グッズ、天体グッズなど・・・「宇宙関連グッズ」コーナーが目を惹く「道の駅コスモール大樹」。
大樹産のお味噌等と一緒に、買って食べたお弁当。
普段の旅先では、朝食をガッチリと食べてしまうから、夕ご飯までお腹が空かないものだけど(*´ω`*)・・・この朝は、忙しかったから・・・
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ほんのりピンク色のお赤飯を見っけ!お赤飯だけより色々食べたかったから、きのこ・山菜・栗の4色俵おこわにしましたが、北海道でお赤飯と言えば・・・入るのは一般的な「ささげ豆」でなく、甘納豆。
甘いお赤飯は北海道の常識だそう!
右のピンク大福も、中の餡子は白インゲンでした。どちらも甘い、甘々な私(●^o^●)なんちゃって。
そして、甘納豆の本場へと、、、続きますね。
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