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夏空を追いかけて北海道・・・⑪テレビ塔、時計台と・・・ベタな札幌観光 [2019・7月北海道]

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予定していた・・・札幌市内&駅行きの、ホテルシャトルバスには乗り遅れてしまったけれど。
雨の心配はなさそうです、歩いてすすきの周辺まで出かけてみましょう♪

創建以来130余年この地にあって、札幌の街の歩みと市民生活の変化を見守ってきた時計台。その正式名は「旧札幌農学校演武場」、木製看板に書かれた文字を見て疑問に思いましたけれど、そのような経緯があったからです。
サッポロビールの缶や瓶に使われている「赤い★」マークは、開拓使が旗や建物に描いた「五稜星」がルーツと言われています。
時計台だけでなく、札幌の歴史的建造物を巡ると、思わぬところで出会えそうですね。

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「創成川」沿いに歩いて行くと、「札幌市民の台所」とも呼ばれる「二条市場」。「さっぽろテレビ塔」の姿も見えてきました。
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二条市場からすぐ、歩道脇の植え込み前に「クラーク博士居住地跡」と記された石碑があります。
羊ヶ丘展望台、北海道大学内のクラーク博士胸像ほど有名な石碑ではないけれど・・・、札幌の地に赴任して住んだ宿舎は、ここ南2条東1丁目にあった開拓使本陣と呼ばれた建物。
※札幌農学校の初代教頭として赴任することになったきっかけは、教鞭をとっていた大学に日本人初の留学生(後に同志社大学を創立した)新島襄が学んでいた。彼の紹介により、日本政府から強い懇請を受けた為だそう。

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高所恐怖症なのに、高い塔を見たら・・・つい上りたくなる\(^_^ )( ^_^)/
札幌中心部を南北に分ける大通公園。その出発点となる西1丁目に建つのが地上90.38m、1956年完成の「さっぽろテレビ塔」です。
展望台へは3階よりエレベーターで約1分!
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冬には「ホワイトイルミネーション」、「さっぽろ雪まつり」の開催で大勢の観光客を集める大通公園、遠くに日本海、雄大な石狩平野などを背景に、札幌市全域が広がっています。
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完成以来半世紀以上にわたって…札幌の発展を見届けてきた、ランドマーク的存在のテレビ塔。
短い夏はなんといっても爽やかな空気の心地よさが魅力です[るんるん]
展望台の眼下に広がる大通公園のビアガーデンや噴水は、北国の夏の爽やかさをより感じさせてくれるものと感じられました。
塔から外へ出て見たら、カメラを構える女性の姿が。
4階屋上(27m)の高さからハーネスを付け、ロープを使って飛び降りるアトラクション「テレビ塔ダイブ」の瞬間[ダッシュ(走り出すさま)]を撮っている最中でした。

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高層ビル群により、現在ではビルとビルに囲まれた、全貌を写すのに苦労する時計台の建物です。
下調べゼロの状態で行ったから、開館時刻が午後5時10分と知らず・・・到着したのは閉まってすぐの瞬間。見学をテレビ塔と反対にしたら良かった。 
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開拓期のアメリカ中・西部で流行した風船構造と呼ばれる木造建築様式が特徴。赤い屋根と白い壁が印象的な、木造2階建てです。
2代目教頭であったウィリアム・ホイーラーが作成した演武場の平面プランを元に、実際の設計と監督したのは、建築技術者として雇われた日本人大工の安達喜幸でした。

札幌農学校は北海道大学の前身であり、北海道開拓の指導者を育成する目的で1876年(明治9年)に開校。
演武場(時計台)はクラーク博士の提言により、農学校生徒の兵式訓練や入学式・卒業式を行う中央講堂として1878年に建設されました。

こうして観光スポットを一巡したら、次はこちらもお約束!すすきのの夜を満喫するだけ!
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続きますね。
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