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色々あるけれど、最強さくらんぼ狩り隊結成・・・④「はるみや旅館」食事 [2020・6月コロナにめげず、さくらんぼ狩り]

食事は基本部屋食ながら、私達はおチビのこっちゃんも入れたら4人なので、食事処へ案内されました。他の部屋の皆さんは、カップルばかりなのかしら?
でも匂いの残る部屋食より、ご飯は別のところで食べたい派です(*^_^*) その間にお布団を敷いておいて欲しいから。

チェックインの遅かったこの日、夕食は19時開始。
始めはこれだけ並んでました、御品書きもあります。料理の評判の良い「はるみや」さん、楽しみでした(●^o^●)
食前酒はありません(元々甘いお酒は必要ないので)。
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※季節を通して、地の物をもちいた『田舎料理』をお出ししております。
地元の農家さんとつながる、素朴な『手作りの味』をお楽しみくださいませ。・・・との事。 

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・前菜  北塩原村産 茆(じゅんさい)・えんどう豆の白和え・青梅の蜜煮 蜜ジュレがけ・とまとクリームチーズ鋳込・会津郷土の鰊山椒漬け・福島産紅景漬け・水晶茄子・わらび豆腐のべっ甲餡

・陶板  伊達鶏のねぎ味噌焼き
・刺身  会津馬刺し
前菜の盛り合わせの美しい光景!一品、一品…全て違った素材、調理法で種類も豊富。
中には食べてわからないものもあり、「これは何?」など会話しつつ。夏の味覚「じゅんさい」は、福島県北塩原村にある曾原村にて獲れた「初物」だそう。
山の幸をメインとした料理ばかり並びますが、トマトクリームチーズ射込を食べた息子が一言「ウマーイ!」だって。 ホントにどれも美味しくて大人の味( ̄ー ̄)ニヤリ
大好きな馬刺しも、新鮮な赤身。当然、美味~~!

こっちゃん用子供メニューは勿論、あります。
作り立ての大きなオムライス、ハンバーグ・エビフライにサラダ、フルーツ等盛り合わせた子供プレートも。

それから…こちらのお宿の夕食、アルコール類が持ち込み料なしでOKなんです[グッド(上向き矢印)] こんなところ初めて、その為息子が重たいクーラーボックスを部屋から下げて行きました。呑み終えたビールの空き缶等は「そのままで結構です」との言葉に甘えて置いてまいりました。
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テーブルに用意されたグラス類の中身は、持参した家のスーパードライ♪
・焼物  岩魚の塩焼き
熱した石が敷かれ冷めない配慮のある岩魚の塩焼き。当然、頭から尻尾まで全部食べらます。一番美味しい部分は頭。頭をカリカリ香ばしく焼いてある宿には外れはないと思う。
・吸物  茆と蓮芋のお吸い物
そして持参した九州の地酒♪ 日本酒王国の福島で、福島の酒を呑まないでどうする[むかっ(怒り)]・・・とするのはごもっとも!! 
地元産の食材を使った山の宿らしい料理の数々はどれも良かった♪ そしてお喋りしながらの食事は、どうしてもスローペースになってしまう。
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・鍋物 福島牛のすき焼き
鍋に盛られた肉質の良さ、すごいボリューミー! 初めて目にする…白や黄色の地山のきのこも色々っ!
福島牛がなんとも柔らか~い[グッド(上向き矢印)] 脂の部分までとろける感じで手前は2人分、奥に見えているサイズ違いが息子用ですが、どちらもボリュームあります―!
野菜色々、見たこともないキノコが入ってウマーイ!の言葉しか出ません(^Q^)/
特に言わなくても、こっちゃん用の卵、とんすいもありました。

・留椀  特製粕汁 ・香物 ・ご飯  福島県産こしひかり
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留椀の粕汁は、優しい味わいでした。
最後のご飯は「本日は淡竹が入手出来ましたので、筍ご飯になります。・・・そこで、どうされますか?半分こちらで召し上がって、残り半分はおにぎりにして、デザートとお部屋にご用意させていただきましょうか」って。
・・・至れり尽くせりなサービスの、はるみやさんでした。
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2時間少しかけて夕食終了。お腹はパンパンです。

筍ご飯の残り半分のおにぎりは、冷蔵庫内のデザートと共に部屋に用意されていました。
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〆の鮫川村「ファームつばさ」ジャージー牛のミルクゼリーは、とてもじゃないけどあの場では食べられませんもの[あせあせ(飛び散る汗)] ありがたい配慮でした(^o^)V
愉しい一夜を過ごす事が出来ました[眠い(睡眠)]

朝ご飯は8時から。前夜の隣りの部屋で、またも家族団らん♪気兼ねなくいただきます。窓に映った緑が眩しい[ぴかぴか(新しい)]
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担当の仲居さんは着物姿から、白いブラウス姿、土湯こけしをモチーフにして誕生したマスコットキャラクター。愛らしい呼び名「きぼっこ」ちゃんがプリントされたエプロンを着けて。
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籠盛りに8品のおかず、ご飯に合う物が並びます。
焼き魚(鮭の西京焼)、温泉卵、サラダ、高野豆腐、キノコの佃煮、梅干しに(福島の郷土料理)イカ人参、醸し屋さんの「麹」を使った麹納豆など色々!どれも一口程度の量ながら、ご飯がススムおかず達。

セットしてから火を点けるお豆腐は、大黒屋豆腐店さんの「青肌豆腐」。青大豆を使った豆腐と言えば福島県内では玉梨豆腐が有名だけど、こちらにもあるのですね。
お櫃にはご飯がタップリコン。
どれも外れがないけれど、熱々が頂けるよう提供された…細かく刻んだ蕨・筍・玉ねぎのお味噌汁が一押しの美味しさでした。
あっさりめなおかずでご飯を消費しましょう。
朝夕共に上品、薄味なのも良かった[グッド(上向き矢印)]
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夕食と比べたら、朝はこの程度?と言った感は否めませんが、この後「さくらんぼ狩り」本番が控えているだけに、これくらいで良かった♪
テーブルには、ポットでコーヒーor紅茶の用意あり♪

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豪華な家具、置物がない代わり、こけしちゃんだけは至るところに。
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庭を自由に歩きまわっていた・・・「伊達鶏が一羽だけ育ってしまったのです」と言われた気がします。早朝からずっと「コケコッコー」が聞こえていた・・・訳に納得。

今回の宿泊、我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆☆
     設備 ☆☆☆☆  
     風呂 ☆☆☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆☆☆ 
     総合 ☆☆☆☆☆
朝晩、周囲の緑を眺めながらの温泉は気持ち良い♪ 地元土湯をはじめとした福島産の食材を使った料理はクオリティも高く、丁寧な仕事ぶりが伺えて大満足の夕食でした。
結果的に大当り! ちなみにお値段は内緒・・・
細やかなサービスが色々あり、お得感もあったような。部屋数が少ないので静か、スタッフさん達の対応も良く、気持ち良く過ごせます。とにかくのんびりしたい方にお勧めの宿でした。

いよいよこの日は、山形へ。
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